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【乗り鉄&イベントの思い出】いすみ鉄道と町おこしイベントと「ポッポの丘」と その6 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
今回も前回の続きになります。

「みんなでしあわせになるまつりin夷隅」を少し除いた後、会場の苅谷商店街から少し歩いて、いすみ市の郷土資料館そばの駐車場へやってきました。
ここからは、これまた前年同様「みんなでしあわせになるまつり」の目玉の一つでもあるボンネットバスで「ポッポの丘」)へ向かいます。
この日は3台のボンネットバスが「ポッポの丘」とこの駐車場の間をピストン運転していました。
前年もそうでしたがやはりボンネットバスは人気で、乗車待ちの行列がかなりできていました。それでも列に並んでから30分ほどで乗車することができ、最近のバスとはまた違う乗り心地と窓から入って来るさわやかな風を感じながらの15分ほどのバスの旅となります。
そして、バスは「ポッポの丘」に到着。
前年もここに保存車両の見学にやってきましたが、その後この2014年の再訪時までの間にも、カットボディーながら新たに3両展示車両が加わっていました。
前年も展示されていた車両たちにはこの時点で特に大きな変化はなさそうだったので(その時の記事は→https://gonana57.blog.ss-blog.jp/2020-04-28)、今回は再訪時に加わっていた3両をご紹介します。

「新入り」だった3両は、DE10と24系客車のブルトレ編成の展示されている近くに並んで展示されていました。
スペースの問題か費用面の問題か、3両とも残念ながらカットボディーとしての展示ではありますが、いずれも保存車があるだけでも貴重な車両ばかりです。
・クハ183-21
 2014年春の時点でもう残っていないと思っていた房総生え抜きの183系0番台でしたが、クハが残っていてくれていたのは「房総の183系」を記念に残すにはラッキーだったといえるでしょう。
愛称幕はこのエリアに縁の深い「わかしお」を掲出していました。
ちょうどこのクハ183の前にいる時に、係員の方(ボランティアの方?)によって、特徴ある構造の前面貫通扉の開閉の実演が行われるというサプライズがありました。
クハ183形0番台やクハ481形200番台、クハネ581・583の貫通扉が開かれる様子を見る機会というのは現役時代でもそう頻繁にはなかったと思われるので、これを見られただけでも来た甲斐があったというものでしょう。
・クハ111-2152(湘南色)とクハ111-1072(スカ色)
 113系も房総には縁の深い車両なので、この形式もここで保存されるのには大きな意義があると思います。
しかも、東日本エリアの113系の2つのカラーが揃っているのはうれしい限りです。
そして湘南職の車両が2100番台、スカ色の車両が1000番台と、クハ同士の外観の差を横並びで見比べることができるのも113系好きにはたまらないところです。
国鉄型近郊形電車は保存例が少ないので、カットボディーといえどもこうして保存されるというのはありがたいです。
訪問した当日は運転台が見学できるようになっていたからなのか、前面貫通扉が開いていることが多く、純粋に車両を撮りたい立場からはちょっと消化不良な面もありましたが、113系好きには嬉しい再会でした。

この「ポッポの丘」、訪問したのは今のところこの2014年が最後になっていますが、施設内の保存車両はさらに増え、長野電鉄1000形のカットボディーと神奈川県の大山ケーブルカー「丹沢号」の車体が加わっているそうです。
また最近では一部の保存車両などの配置が見直されたようで、さらなる保存車両の増加も期待できるなど、今後の展開が楽しみです。
私もまたぜひ「ポッポの丘」には行きたいと思っています。現地までの公共交通機関でのアクセス方法が大多喜駅からのタクシーだけというのが難点といえば難点ですが・・・

「ポッポの丘」で2時間ほどを過ごし、13時過ぎに再びボンネットバスに乗って元の郷土資料館駐車場へ戻りました。
片道15分ほどの道のりではありますが、往復でルートが一部異なり乗っていて楽しい小さなバス旅でした。

次回、最終回となります。
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