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【2013-2014冬の18きっぷ旅】上毛電鉄 乗り鉄&2014年新春イベント その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の青春18きっぷ旅の振り返りシリーズ、Part4の続きです。

旧型電車デハ101の臨時電車に乗って到着した西桐生駅から、700形716Fで大胡駅に戻ってきました。
ここで下車し、この日のもう一つの目的である、大胡駅に隣接する大胡車庫で行われる上毛電鉄恒例の新春イベント(今年はさすがに中止かと思いますが…)へ向かいます。
いかにもローカル私鉄の駅らしい小じんまりとした大胡駅の木造駅舎を出て、駅構内を左手に見ながら2分ほど歩くと、車庫内の展示車両の姿が見えてきました。
新春イベントはすでに10:00から始まっていて、すでにたくさんの人が集まっているのが外からもわかりました。
車庫の入口近くまで来ると、ちょうど会場内では電気機関車デキ3021と子供との綱引き大会が始まったので外から見物しました。
最初は子供たちだけで綱を引いていましたが、さすがに小型機とはいえ運転整備重量20tの同期はびくともせず、親たちが加わってようやくわずかに動くといった感じでした。
綱引きを見学し終わったところで、いよいよ会場内へ。
入場してすぐの所には、上毛電鉄からの新年のご挨拶の立て看板が立てられていて、正月のイベントならではの雰囲気が漂っていました。、
さらにそのそばでは、デキ3021の模型(スケール不明)が引くミニトレインが子供たちを乗せて走っていました。

それでは、この日展示された車両たちを簡単に紹介します。
★電気機関車デキ3021
先ほどの綱引き大会にも登場した、凸形で黒い車体を持つ電気機関車で、東急長津田車両工場の入換機として活躍した後、動態保存を目的に上毛電鉄へやってきたという経歴の持ち主です。
あくまでも保存目的での譲渡のためか、車籍はなく本線上に出ることはありませんが、この日のようなイベントではいつも展示されているようです。
またこの日はなかったようですが、構内での自力走行を披露することもあるようです。
★デハ104
先ほど乗車したデハ101と同じ、上毛電鉄開業時に投入されたデハ100形4両のうちの1両です。今でも現役で本線を走るデハ101に対し、こちらは本線に出ることはないものの、大胡車庫内の入換用などとして使用されているようです。
塗装はデハ101の茶色に対し、デハ104は黄色一色の鮮やかな塗装で、これは1980年頃に当時の営業車両が基本的に元西武351系の譲受車に統一されるまでの、上毛電鉄の電車のオリジナルカラーです。
同じデハ100形でも、デハ101とは前面形状の貫通・非貫通の関係が逆で、こちらは中央前橋方が非貫通、西桐生方が貫通型となっています。
デハ104にも、デハ101に掲げられていたのと同ヘッドマークや日章旗が掲げられていました。
★700形電車
もちろん現役の営業用電車700形も展示されていました。
展示されていたのは、前面カラーが「フィヨルドグリーン」の711Fと、「ジュエルピンク」の715Fの2編成でした。
これで700形の全編成コンプリートへの道も、あと2編成を残すのみとなりました。

12時を回ってしばらくすると、特別運行を終えたデハ101が大胡車庫に入庫してきました。
入庫したデハ101は、僚友のデハ104と連結し、午後にはこの2両による構内走行の体験乗車も行われました。

車庫内では、車両展示の他にも検修庫の中で子供向けの制服を着ての撮影会(デハ101を模した撮影用ボードを使用)や、上毛電鉄や東武鉄道のグッズの販売なども行われていました。
車庫内をあちこち歩きまわりながら14時少し前まで新春イベントを楽しみ、大胡車庫を後にしました。
この大胡車庫でのイベントは、JRや大手私鉄の車両基地イベントと比べれば規模は小さいものの、あまり人が集中しすぎることもなく、ゆっくり車両の撮影や見学ができ、いい意味での手作り感が感じられ、楽しいイベントでした。

この後は、700形の全編成撮影のため、再び乗り鉄に戻ります。
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