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とにかく「楽しい」の一言 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:初めて行った博物館は?

生まれて初めて行った博物館やその手の施設は、たぶんかつて東京神田にあった交通博物館だったと思います。
時期はおそらく幼稚園生の頃、遅くとも小学生になってすぐの頃だと思います。
この頃には私はすっかり鉄道好きになっていたので、父親か父方の祖父が連れて行ってくれたのだと思います。
初めて入る博物館には、家や幼稚園、スーパーなどこれまで自分の行ったことのある建物にない何だか特別な場所という空気が幼い身にも感じられたのを覚えています。
最初にどこから見て回ったかははっきり覚えていませんが、とにかくよく見ていた電車の絵本や図鑑に載っている車両やそれよりも古い車両の模型がたくさん展示してあるのには興奮を抑えられなかったのを覚えています。さらに展示されている模型の中には展示ケースのそばのボタンを押すとレールの上を動いたり機器の動きが分かるようになっていたりするものは、何度も何度もボタンを押して楽しんでしまいました。
また、歴代の旅客者の座席に座る体験が出来たり、寝台電車581・583系の車内の一部や101系通勤電車のドア(開閉体験ができた)といった実物大模型の展示も子供心に楽しい展示でした。
そしてやはり一番興味をそそられたのは、大型の鉄道模型ジオラマ。
ライティングで朝から夜までの時間帯を表現しながら、新幹線からブルートレイン、特急電車、通勤電車、SLまで、たくさんの列車模型がジオラマ内を駆け巡る様は、いつまでも見ていたい素晴らしいアトラクションでした。
もちろん、最後の定期旅客列車を牽引したSLであるC57135号機や、大正時代のマレー式蒸気機関車といった実物車両の展示も、SLをこれまで見たことのなかった私には新鮮な経験でした。
また、お昼に館内の食堂で(たぶん)カレーライスを食べさせてもらいましたが、その食堂はかつて東海道本線を走った「こだま形」151系特急電車の食堂車に使われたのと同じ部材を使って造られたもので、これも鉄道がメインの博物館らしくて楽しかったです。
とにかく、初めて行った交通博物館には、幼い私をコテコテの「鉄ちゃん」へと誘う楽しさがあふれていた気がします。
そして、約30年後の閉館まで、私は何度も交通博物館へ足を運んだのでした。
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ブログ友達との鉄旅の思い出 貨物撮影&583系乗車 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
前回に引き続き、かつて私が開設していた別ブログで知り合ったブログ友達のEさんと私との、15年前の日帰り鉄道旅の思い出です。

東北本線黒磯駅で貨物列車(の機関車)を撮影したり、2つのサプライズに遭遇した利した後、701系電車の東北本線普通列車で郡山駅へ。
この後は、この日の鉄道旅のもう一つの目的である、磐越西線の快速「あいづライナー」に時折使用されていたかつての寝台電車583系に乗車します。
磐越西線郡山ー会津若松間に当時運転されていた「あいづライナー」は、本来であればこちらも特急型電車の485系電車で運転されていましたが、その「あいづライナー」用の485系に予備者がなかったため、同車が検査等で運用に入れない時期には、同じ車両基地に所属して臨時列車などに使用されていた583系が代走で「あいづライナー」に使用されることが時折あり、私とEさんはそれを狙って鉄道旅の行程に組み込みました。
正確な運転時刻は記録を残していないので今は不明ですが、Eさんともども郡山駅で駅弁を買い込み、13時前後に発車する「あいづライナー」に乗車しました。
自由席車に座席を確保して、発車時刻までホームから583系をあれこれ撮影しました。
郡山駅を発車してからは、Eさんともどもゆったりしたクロスシートに座って駅弁を食べ、お互い同じ583系の急行「きたぐに」や同系(581系を含む)を改造した近郊型電車715系・419系に乗車した時のことなどに話の花が咲き、会津若松駅までの1時間ほどはあっという間に過ぎました。
会津若松駅に着いてからは、583系の他、同駅に発着するC57180号機牽引の「SLばんえつ物語」号やキハ40、会津鉄道の気動車などを撮影し、折り返しの「あいづライナー」で郡山駅へ戻りました。
郡山駅では相次いで通過するEH500形とED75形重連それぞれが牽引する貨物列車を撮影した後、E721系の東北本線上り普通列車で1駅黒磯寄りの安積永盛駅へ向かいました。
時間は16時を回った頃で、車内は混雑していました。次の駅で下車するのでEさんともどもドア付近に立って郡山駅発車後左手に見えてくる郡山貨物ターミナル駅の構内をドアのガラス越しに見ていると、またまたここでもサプライズが!
何と当時、赤い車体に裾回りが白というJR貨物のED75の「新更新色」の塗装と、車体側面の「ED75」の大きなレタリングから、一部ファンから「偽レインボー」などとあだ名されていたED751028号機が単機で構内に停車しているのを発見したのです。
慌ててドアガラス越しにデジカメで撮影。走る車内から、しかもスモークのかかったガラス越しの撮影ではありましたが、奇跡的にほとんどブレることなく同機の特徴ある側面をしっかり撮影できました。
ちなみにEさんはこのサプライズを見逃してしまったらしく、かなり悔しがっていました。
そのサプライズの興奮も冷めやらぬまま安積永盛駅で下車。この駅では、先ほど郡山駅で撮影したED75重連による貨物列車を再び撮影。この貨物列車が郡山貨物ターミナルに停車している間に、我々も載っていた普通列車が同列車を追い抜いたためにできたことで、Eさんの提案でこのようなスケジュールになったものでした。
上りホームで待つことしばし、予定通りの時刻にやって来たED75重連の列車を撮影し、この日の予定はすべて無事終了。その後黒磯・宇都宮と乗り継いで上野駅でEさんと分かれ、自宅へと帰りました。

きちんとした旅の記録を残していなかったので、やや記憶があいまいなところはありますが、15年前のE桟との鉄道旅では、今はもう撮影したり乗ったりすることのできない車両とも多く出会え、さらに普段はブログのコメント欄や個人メッセージでの交流がほとんどのEさんともたくさん鉄道話やお互いの話などをすることができ、楽しい思い出になりました。
Eさんとも私が以前のブログの更新を止めてしまって以来交流がなくなってしまい、現在どうしているかはわかりません。
もし何らかのきっかけで再びEさんとつながる機会があったなら、また2人でどこかへ鉄道旅にでも出かけたいものです。
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ブログ友達との鉄旅の思い出 貨物撮影&583系乗車 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
過去何度か、このSSブログを始める前に開設していた別ブログ時代にお互いに読者として知り合った方との思い出を書いてきましたが、今回もそういったブログ友達との鉄道旅の思い出です。

この鉄道旅をご一緒したブログ友達はEさんといい、私同様の鉄道好きでした。
そのEさんと、青春18きっぷを使って日帰りの鉄道旅に行こうということで話がまとまりました。
目的は、東北本線黒磯駅などでの貨物列車撮影と、当時ときおり本来の使用車両である485系特急型電車に代わって磐越西線郡山ー会津若松間の快速「あいづライナー」に使用されることがあった、かつての寝台電車583系電車に乗ることでした。

2008年夏のある日曜日、私は早朝に自宅を出て池袋駅から、当時新宿ー黒磯間に土休日を中心に運転されていた快速「フェアーウェイ」に乗車。
大宮駅でEさんも合流し、本格的に男2人での鉄道旅が始まりました。
9時頃に「フェアーウェイ」は黒磯駅に到着。
黒磯駅では、郡山方面への列車に乗り継ぐ前に、電化方式が直流から交流へと変わるこの駅で機関車を直流電機から交流電機へ(あるいはその逆)付け替える貨物列車を少し撮影することにしました。
当時の黒磯駅では、現在も東北本線の貨物列車に活躍しているEH500形電機の牽く貨物列車のほか、黒磯以北から貨物列車を牽引してきたED75形電機と同駅以南を牽引するEF65やEF66などとの機関車交換が見られ、それを撮影するのが目的でした。
まずは上りホームへ向かい、もうすぐED75に引かれて到着するのぼり貨物列車を撮影しようとしていると、そこへ私とEさん共通のブログ友達であるKさんが突然姿を現しまし、3人ともびっくり!
聞けばKさんも「フェアーウェイ」の我々とは違う号車に乗ってやってきたといい、やはり我々同様に黒磯駅で少し撮影をした後に別の撮影地へ向かうところだということでした。
そしてこのホームではもう一つのサプライズが。
それは当時、定期運用から離れ運転士などの教習用として使用されていたEF65PF形のトップナンバーEF651001号機で、ホーム上から障害物なしで全景を撮影できる最高の位置に停車しており、これも私とEさん、Kさんとで夢中になって撮影しました。
3人で撮影を楽しんだ後、Kさんと別れ私とEさんは701系の普通列車で郡山駅へ。
ロングシート車なので車窓も見にくいので、郡山駅までの1時間半ほどは2人でいろいろ話しながら過ごし、昼過ぎに郡山駅に到着。
この後はいよいよこの日のもう一つの目的である583系「あいづライナー」に乗車しましたが、この先はまた次回書きたいと思います。
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長野電鉄3500系乗車の思い出 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
最近では、JRが発足してからある程度時間が経ってから製造された車両や、平成に入ってから製造された鉄道車両の中にも、引退し廃車される車両が珍しくなくなりつつありますが、そんな中でそれらの車両たちよりも一、二世代古い昭和30年代に登場した元営団地下鉄日比谷線3000系である長野電鉄3500系の最後の1編成が、このほど引退することになったようです。
詳細は下記のリンクからどうぞ。

“営団のマッコウクジラ”ついに見納め 長野電鉄3500系引退 | 乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/123480

この長野電鉄3500系(及びその3両編成版の3600系)の種車となった営団地下鉄(現 東京メトロ)3000系は、営団時代には数回程度しか乗る機会がなかったものの、子供向けの電車の絵本や図鑑にはよく写真やイラストが出ていたのと、幼い頃3000系を模したブリキ製の電車のおもちゃを持っていたこともあり、「マッコウクジラ」のあだ名も持つ独特な前面スタイルと合わせ、私には親しみのある車両です。
後継の03系に置き換えられて約30年前に日比谷線から引退したその3000系が現役車両として唯一譲渡された長野電鉄には、なかなか乗りに行く機会がありませんでしたが、15年前の2007年秋に乗車&撮影に出かける機会ができ、その際に3500系となった元営団3000系に乗ることもできました。

2007年10月13日、前日夜発の「ムーンライト信州」と篠ノ井線普通列車を乗り継いで到着した長野駅から、一日乗車券を使った長野電鉄の乗り鉄に出かけました。
午前中は当時まだ健在だったクロスシート車2000系や、元小田急ロマンスカーHiSEの特急用車両1000系「ゆけむり」に乗車したりして過ごし、途中駅の須坂駅前で昼食の後、当時同駅から分岐してしなの鉄道の屋代駅との間を結んでいた屋代線に乗ることにしました。
2007年当時の屋代線は、須坂ー屋代間折り返しの普通電車が60~90分間隔ぐらいの頻度で運転され、一度駅を出た私が昼食を終えて須坂駅に戻ってきた時には、次の屋代行の発車までにはあと20分ほどとわりにいいタイミングでした。
屋代線の発着するホームには、同線の折り返し運用につく3500系が停車していました。
この当時、3500・3600系にはすでに廃車となった車両もあったようですが、両形式はまだまだ両数もそれなりにあり、ここまでの乗車中にも何度かすれ違ったり車庫で留置中の姿を見てきましたが、いよいよこれから初めての乗車ということになりました。
3500系の車体は、赤い帯が前面と側面に入れられている他は営団時代とほとんど変化がなく、「マッコウクジラ」のあだ名のもとになった広いオデコもそのままでした。
車内もワンマン運転関連の機器が設置されているのを除けばほぼ営団時代と変わっていないようで、日比谷線時代の3000系になじみのある人なら懐かしく感じたことでしょう。
やがて発車時刻が来て3500形は須坂駅を発車。
当日は土曜日で、昼下がりだからか乗客はかなり少なく、2両合わせて10人に届いていたかどうかという感じだったと思います。
屋代線は田園風景が広がる中を走り、かつて東京のど真ん中の地下や住宅地を多くの乗客を乗せて最大8両編成で走っていたことを思うと、ちょっと不思議な感じもありました。
須坂を出て30分弱(だったかな?)で3500系は屋代線の終点屋代駅に到着。
屋代からは折り返しの須坂行で再び須坂へ戻り、結果的に最初で最後の屋代線乗車は終わりました。
そして3500系も、須坂駅に戻った後に小布施駅構内の「ながでん電車の広場」を見学した帰りに長野行電車で乗車したのがどうやら最後となりそうです。

長野電鉄3500系は年明け間もなく引退を迎えますが、幸いその長野電鉄から営団地下鉄改め東京メトロへ里帰りした2両が綾瀬の車両基地で保管されていて、なかなか公開される機会がないのが残念ながら、どうやらきれいな姿を保っているらしいです。
私はおそらく今回引退する3500系にお別れ乗車しに長野を訪れることは難しいでしょうが、ぜひ無事に長野での活躍を全うしてほしいものです。
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自分市場一番親しみを感じる? [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:今、ひそかに注目している人

ひそかに、というか鉄道好きにはそこそこ注目されているみたいですが…
現在のアメリカの駐日大使ラーム・エマニュエル氏です。
エマニュエル大使といえば無類の鉄道好きとして有名で、就任直後(だったかな?)に横須賀へ向かう際に京急に乗って話題になったのを皮切りに、新幹線はもちろん大阪メトロや阪急などいくつかの路線に乗り、そのたびに話題になっています。
そして先日、今度は千葉県の小湊鐵道に乗りに行かれたそうで…

「乗り鉄」エマニュエル米大使、小湊鉄道を満喫「素晴らしい時間」…松野官房長官が地元案内 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221217-OYT1T50154/

今回は松野官房長官が自分の地元での「乗り鉄視察」を提案したようですが、キハ200やキハ40のエンジン音にテンションMAXになっていたり、沿線の懐かしい田園風景に癒されている大使を想像すると、これまでにない親しみを感じます。
おそらく、自分市場一番親しみを感じる外国の大使だといってよいと思います。
個人的には、退任後でもいいので日本での鉄道の思い出を本にしてもらったりすると楽しいと思います。
そしていつか、日米を股にかける(たぶん)初の外国人鉄道タレントに電撃転身!なんてことがあったらおもしろそう、なんて妄想したりしてしまいますが、さすがにそこまではやりすぎですかね(笑)
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これが新人研修だなんて…楽しすぎるぜ! [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
またまたネットから拾ってきた話題です。
会社の新人研修というと、会議室に集まって座学をしたり、現場で実習をしたり…といったイメージがありますが、島根県にはこんな変わった新人研修を行っている会社があるそうで…

「かわいい子には旅をさせよ」新入社員研修は1人旅!?…なぜ!?(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9933ce246de8b8d7a2a6af6fea62a87082f56b0c
青春18きっぷを使った一人旅が研修だなんて驚きですが、個人的にはめっちゃ楽しそうでうらやましいです。
もちろんこの研修には、問題解決能力を磨いたりなどの目的はきちんとあるはずですが、そんなことよりも純粋に楽しそう!と思ってしまいます。旅の前にはもちろんどこに行って何をしたいか、そしてそこへどのような経路で向かうかといったことを自らプランニングすることになるのでしょうが、旅好きにはこういう時間も楽しいものなんですよね。
記事を読む限りでは、旅の経過を随時SNSで発信したり、旅の途中で出会った地域の人々と積極的に交流するといったことの他には厳しい縛りはなさそうで、これらのミッションも楽しみながらこなせる人間にとっては、ともすれば新人研修であることを忘れてしまいそうな楽しい日々になりそうです。
旅の後には、各自旅の成果をレポートにまとめたり他の仲間や先輩・上司の前でプレゼンしたりすることになるのでしょうが、これはこれで仲間がどんな旅をしてきたのか聞く楽しみもあります。

とにかく、こんな新入社員研修、体験できるものならぜひしてみたいものです。
いや、一回だけといわず何回でも(おいおい)
でも、私などすっかり本来の目的を忘れて普通に乗り鉄を楽しんでしまいそうでちょっと罪悪感ありですが(笑)
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こんな形で鉄道好きが力になれるなら [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今年は、というかここ数年、地方のローカル線の存廃問題がかなりクローズアップされています。
まあ赤字ローカル線の問題は昭和の国鉄時代からずっとあったし、少子高齢化や地方の過疎化も進んでいるけれど、やはりここ数年のコロナ禍によるJRはじめ鉄道会社の苦境が問題をさらに深刻化させているというのは確かでしょう。
そしてそのような状況の中、現実に廃止となったり廃止が決まったりしている路線もあり、特にJR北海道ではここ数年、災害の被害という理由も含めて廃止となったり廃止方針が決まったりなどする路線が続出する何とも悲しい状況にあります。
かつては深川ー増毛間を結んでいたJR留萌本線もそんな路線の一つで、2016年12月に留萌ー増毛間が廃止されたのに続き、2023年3月には留萌ー石狩沼田間、2026年には残る深川ー石狩沼田間の廃止が決まってしまいました。
路線の収支の状況を考えると今のJR北海道にこの路線を維持していく体力はない、ということなんでしょうし、地元では別に廃止になっても特に影響はないという人もそれなりにいるのが現実というものなのかもしれません。
でも、鉄道好きとしては、いろいろな状況を鑑みても鉄道路線が消えていくのは単純に寂しいことであるし、JRをはじめ鉄道会社や地元が知恵を絞って何とか存続への道を探ってほしいという気持ちもあります。
そんな中で、留萌本線で通学しているという地元の高校生がなかなか斬新な地方の活性化のアイデアを提案したそうで…
詳細は下記のリンクからどうぞ。

ピンチを救うのは鉄道ファン!?鉄路廃止が決まった、北海道のマチの高校生が描いた未来予想図 自治体も注目するそのアイデアとは? (HBCニュース) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e33d32f3bd310f38fa1a153ef3f773de3b497c

こういう楽しい街づくりのアイデアが一人の高校生から出てきたというのが面白いし、その街づくりに鉄道ファンが力になれるというのは鉄道好きとして嬉しいことです。
しかも地元の沼田町が、これを単なる高校生の夢想として片づけるのではなく、真剣に話を聞こうという姿勢を示しているのは素晴らしいことだと思います。
赤字ローカル線の活性化や乗客増のアイデアとして、地元の人にとにかく乗ってもらおうとか、観光列車を走らせるなどして観光鉄道化するなどといったアイデアがよく出てきますが、たとえ路線が廃止されてしまっても街づくりの中に鉄道の遺産が生かされ、そこに鉄道ファンも大いに参加できるとすれば楽しいし、このような街づくりが成功すれば世間(特にマスコミ)の鉄道ファンに対する見方も大きく変わるかもしれません。

沼田町など自治体の皆さんやJR北海道、そして小坂さんにはぜひこのアイデアが実を結ぶよう応援したいですし、「ずっとずっと人で賑わって絶えないような、鉄オタだろうと、一般の人だろうとみんなで楽しくしているような、そんな駅」が見事出来上がったら、ぜひとも実際に現地を訪れてみたいものです。
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【妄想旅】阿波海南発佐古行 四国最長片道切符の旅06 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
阿波海南駅から佐古駅まで、四国を一筆書きの最長片道切符で一周する乗り鉄旅の妄想旅日記、今回で最終回です。


予讃線の特急と普通・快速列車を乗り継いで、かつての四国の玄関駅高松駅までやってきました。
四国島内の最長片道切符の妄想旅もあとは同駅から徳島方面へ向かう高徳線で、徳島駅の1駅手前にある佐古駅まで向かえばゴールとなります。
高松駅から乗車するのは、16:10発の徳島行特急「うずしお21号」。佐古駅まではあと70km程度なので普通列車で向かってもさほど不便ではないようですが、やはり徳島駅の手前まで行くとなるとやはり特急利用の方が楽なので「うずしお」のお世話になります。
高松駅を出発した列車は、高徳線の主要駅にこまめに停車していきます。四国の特急列車は全般に編成が短く、指定席の連結量数が少ないなど、東日本などの特急と比べるとかなり身近な存在ということになるかもしれません。
香川・徳島県境の山岳地帯を過ぎて17:06に池谷駅に到着。佐古駅までは後もう少しの距離ですが、「うずしお」は佐古駅には停車しないので、ここで普通列車に乗り換えるべく下車します。
池谷駅は高徳線と、渦潮で有名な鳴門へ向かう鳴門線との分岐駅となっており、ここから徳島方面へは普通列車の本数も増えます。
「うずしお21号」から乗り継ぐ池谷17:23発の徳島行普通列車も鳴門線からの直通列車です。
阿波海南駅を牟岐線列車で出発してから11本目の乗り継ぎ列車となる徳島行は、列車交換のため7分間停車する勝瑞駅、その次の吉成駅と停車し、やがて進行方向右手から一昨日乗車した徳島線が近づいてくると17:46に佐古駅に到着。。
これにて四国島内の最長片道切符の妄想旅は終着となります。

●四国最長片道切符の旅 3日目の行程
(8)松山915→伊予西条1018 予讃線 特急しおかぜ12号 岡山行・いしづち12号 高松行
(四国鉄道文化館見学)
(9)伊予西条1238→高松1533 予讃線 快速サンポート南風リレー号(伊予西条ー観音寺間は普通列車) 高松行
(10)高松1610→池谷1706 高徳線 特急うずしお21号 徳島行
(11)池谷1723→佐古1746 高徳線 徳島行

以上、プロローグも含めると7回にわたって四国島内のJR線最長片道切符の妄想乗り鉄旅の旅日記を記してきました。
何分妄想旅日記なのでリアリティーに欠ける部分は多くなってしまいましたし、特に徳島・高知・愛媛県内の路線や列車に関しては前回リアルで訪れたのが24年前の1998年夏以来となるため、その傾向がより強くなってしまっているのはお許しいただけたらと思います。
それはそれとして、休養日や何らかの事情で旅を中断する日を除くと24日間を要する四国以外のエリアをめぐる最長片道切符の旅に対し、四国島内の最長片道切符の旅は行程表通りに進むなら3日間で完遂することになります。
旅の前後の移動に要する時間を考慮しても一週間程度あれば実行できるので、行程中の3日間にわたり乗車する路線をすべてカバーするフリー切符などがあれば、長期の休みにでもチャレンジしてみたくなるたびかもしれません。
もし今後、時間的・金銭的な余裕が出来たら、ぜひリアルで今回の妄想旅のルートをたどってみようかなと思っています。
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【妄想旅】阿波海南発佐古行 四国最長片道切符の旅05 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
阿波海南駅から佐古駅まで、四国を一筆書きの最長片道切符で一周する乗り鉄旅の妄想旅日記、もう少し続きます。

四国最長片道切符の妄想旅も、3日目にして早くも最終日となります。
その最終日の行程は、前日に観光列車「伊予灘ものがたり」で到着した松山駅からスタート。
高架駅への改築工事中のホームから乗車するのは、9:15発の特急「しおかぜ12号・いしづち12号」岡山・高松行。岡山行の「しおかぜ」と高松行の「いしづち」を途中の宇多津駅まで併結して運転される特急列車で、JR四国では数少ない電車特急でもあります。
松山駅を発車した列車は、時折瀬戸内海も眺めながら岡山・高松を目指して走ります。最長片道切符の経路には含まれない宿泊地の高知・松山市内の私鉄を別にすれば、行程中基本的に気動車にばかりお世話になってきたので、電車特急の高速運転はある意味新鮮かもしれません。
この日の行程は、松山駅からまっすぐ予讃線を高松駅まで進み、そこから高徳線でゴールの佐古駅を目指すことになっているので、松山駅乗車時点で「いしづち12号」の編成にさえ乗っていればそのまま高松駅まで直行できますが、それではあまりにもつまらないというのもあり、10:18着の伊予西条駅で特急を下車します。
途中下車駅に伊予西条を選んだ理由は、同駅に併設されている「四国鉄道文化館」を訪れるためです。
「四国鉄道文化館」は2007年11月にオープンした鉄道に関する展示施設で、現在の愛媛県の新居浜市出身で「新幹線の父」とも呼ばれ、第4代国鉄総裁も務めた十河信二氏の生前の功績を顕彰する「十河信二記念館」や西条市の観光交流センターも含め、「鉄道歴史パーク in SAIJO」として整備されたエリアにあります。
鉄道文化館は北館と南館に分かれ、北館には0系新幹線の先頭車のカットボディーやDF50形ディーゼル機関車(DF50 1号機)、南館にはC57形SL(C57 44号機)、DE10形ディーゼル機関車(DE10 1)、キハ65形気動車(キハ65 34)、フリーゲージトレインの先頭車といった実車車両が展示されているほか、四国の鉄道に関する資料や鉄道用品などが多数展示されているようで、リアルでもぜひ訪れてみたい施設です。

四国鉄道文化館の展示を堪能し、駅付近で昼食をとった後は、再び高松方面へ向けて最長片道切符の旅を続けます。
伊予西条駅から高松駅までは、特急「いしづち」で約1時間半で到達できますが、それほど先を急がなければならないわけでもないので、高松駅までは普通・快速でのんびり進むことにします。ちょうど伊予西条駅12:38発の高松行普通列車(観音寺ー高松間は快速)があるので、これに乗車します。
伊予西条を出ると、引き続き瀬戸内海沿いに東を目指します。海を眺めながら、急の待避や対向列車との交換のための数分間の駅停車をはさみながらの昼下がりの鈍行旅は、特急で一気に駆け抜けるのとはまた違った魅力があります。
14分間停車の観音寺駅から先は列車種別が快速に代わり、「サンポート南風リレー」という列車名も着きます。
土讃線の分岐駅である多度津駅を過ぎると高松の近郊区間といった感じの沿線風景となり、すれ違う列車も多くなってきます。
松山・高知方面からの列車が岡山方面と高松方面とに分岐する宇多津駅を過ぎると、車窓左手に瀬戸大橋が見えてきます。
そして伊予西条駅を出てから3時間弱、15:33に普通列車改め快速「サンポート南風リレー」は高松駅に到着。これで四国の4つの県庁所在地代表駅のすべてに到達したことになります。

この後は、高松駅から高徳線に乗車し、いよいよ四国島内最長片道切符の終着駅佐古駅を目指しますが、それはまた次回(最終回)です。
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【妄想旅】阿波海南発佐古行 四国最長片道切符の旅04 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
阿波海南駅から佐古駅まで、四国を一筆書きの最長片道切符で一周する乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

四国最長片道切符の妄想旅、2日目の後半は、高知県の窪川駅から予土線列車に乗ってやってきた宇和島駅からスタート。
宇和島駅は、同駅に発着する予讃線・予土線のいずれもが終点となり、線路自体も行き止まりとなるため、四国島内の最長片道切符のルートには本来含まれず、隣の北宇和島駅が予土線と予讃線の乗り継ぎ駅となります。
しかし北宇和島駅に停車する予讃線の列車本数が少ないこともあり、特急列車も利用でき駅周辺での昼食や散策の環境も整っているであろう宇和島駅に立ち寄ることにします。もちろん最長片道切符のルート外に飛び出す形となる北宇和島ー宇和島間については、往復とも別途乗車券を購入して乗車することになります。
宇和島駅周辺で昼食などを済ませた後は、予讃線を松山方面へと向かっていくことになります。
ここから乗車するのは、14:56発の特急「宇和海20号」。予讃線の末端区間といえる宇和島方の区間では普通列車よりもこの「宇和海」の方が利用しやすいダイヤになっているようで、比較的近距離ながら特急のお世話になります。
車両は2000系気動車で、JR四国発足書記を代表する車両でもありますが、最近は2600・2700系といった新型特急型気動車の増備によって廃車も進んでいるようで、こんなところにもJR発足からの時の流れが感じられます。
宇和島駅を発車した「宇和海20号」は2~3分ほどで北宇和島駅を通過。この時点で最長片道切符のルートに復帰となります。
そして15:27着の八幡浜駅に到着したところで下車。この「宇和海20号」は松山行で、この日の乗り継ぎも松山駅で終了なので、単純に松山駅へ行くだけならわざわざ下車する必要はありませんが、ここで下車したのには2つ理由があります。
理由その1は、この駅から乗り継ぐのが、同駅始発でJR四国が誇る観光列車「伊予灘ものがたり」(道後編)だからということ。
松山駅以西の予讃線に乗るのなら、今年(2022年)にキハ40・47形改造の初代からキハ185系改造の2代目へとリニューアルされ、さらに豪華になった車内とともに話題になったこの列車をスルーするわけにはいきません。
そして理由その2は、この「伊予灘ものがたり」が、ちょうど最長片道切符のルートを忠実にたどってくれることです。これに関しては後述します。

八幡浜駅に入線した「伊予灘ものがたり」は、他のJR四国の車両とは異なる鮮やかな塗装が特徴で、伊予灘の夕日に映えるようなメタリック塗装になっているとか。
車内も豪華で、和のスタイルの客室や海に向いたペアシート、豪華な個室などもあり、全社がグリン車扱いとなっているのもうなずけます。
そして「伊予灘ものがたり」(道後編)は16:14に八幡浜駅を発車。車内ではスイーツや軽食などのアフタヌーンティーセットが味わえ、いつもの鉄道旅とは違う贅沢な時間を楽しむことができるでしょう。
16:33発の伊予大洲駅を過ぎると、松山方面へと向かうルートは二手に分かれ、「伊予灘ものがたり」は伊予長浜駅を経由する海沿いの古くからの予讃線のルートをたどります。実はこの伊予長浜経由のルートが、内子経由の新しいルートよりも距離が長く最長片道切符のルートにもこの伊予長浜経由のルートが含まれています。
そのようなわけで、「伊予灘ものがたり」は観光列車の旅も堪能しつつ最長片道切符のルートも通過できる、好都合な列車というわけです。
海沿いのルートを走る「伊予灘ものがたり」は、伊予灘の見える駅として有名な下灘駅で10分ほど停車し、夕日の沈む伊予灘の景色をゆっくり眺めたり、地元の物産やグッズの販売などが楽しめます。
2時間ほどの短い時間ながら、豪華な観光列車の旅が楽しめる「伊予灘ものがたり」は終着の松山駅に18:17に到着。2日目の行程はこれにて終了となります。

●2日目行程
(4)高知820→窪川926 土讃線 特急しまんと1号 中村行
(5)窪川1043→宇和島1329 土佐くろしお鉄道・予土線 宇和島行
(6)(宇和島1456→)北宇和島→八幡浜1527 予讃線 特急宇和海20号 松山行
(7)八幡浜1614→松山1817 予讃線(伊予長浜・下灘経由) 特急伊予灘ものがたり(道後編) 松山行

次回、四国最長片道切符の旅最終日編です。
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