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相鉄ーJR直通線初乗りの記 [鉄活動レポート]

こんばんは、gonanaです。
今日、先月30日に開通した「相鉄ーJR直通線」に初乗りしてきました。
せっかくの話題の路線の開通なので、できれば開業日に乗りに行きたかったのですが、結局一週間遅れでの初乗車となりました。

自宅を昼前に出発し、西武線→JR武蔵野線→JR南武線→小田急線と乗り継いで、14時前に相鉄の海老名駅に到着しました。
駅員さんの誘導をいただきながらホームに出て間もなくの14:15頃、新宿からの普通電車が到着。これが折り返し、私の乗車する海老名14:23発特急新宿行3142列車(羽沢横浜国大ー新宿間は各駅停車の142M列車)になります。
やって来たのはJRのE233系7000番台で、他社線内のみとはいえ、国鉄・JRの通勤・一般型電車が「特急」として営業運転するのは、おそらく阪和線の「特急電車」が「直行」や「快速」に種別名を変更して以来のことと思われます。
3142列車は定刻の14:23に海老名を発車。私の乗車した車両の乗客はあまり多くなかったようで、車内には日曜の午後らしいまったりした空気が流れていました。
JRのロングシート車両で初めて聞く「特急」の種別案内はやはり新鮮というか、少々の違和感も感じさせますが、E233系は「特急」の種別に恥じない高速で相鉄線内を飛ばしていきます。
大和・二俣川と停車するも、予想していたほど乗り込んでくる人は多くありませんでした。おそらく時間帯との兼ね合いもあると思われ、同じ土休日でも朝の新宿方面や夕方以降の海老名方面はまた状況が変わってくるのでしょうか。
新たに相鉄本線と相鉄新横浜線の分岐駅となった西谷(にしや)では、先行していた横浜行快速に追いついて相互に連絡、こちら新宿行にも多少乗り換え客が乗り込んだようです。私の座っていた座席のすぐ近くにも、赤ちゃんを連れたお父さんと小学校低学年くらいの男の子が座りました。会話を聞いていると男の子は鉄道好きらしく、これから初めて乗る新線にテンションが上がっている様子です。
14:42、3142列車は西谷を発車していよいよ新線区間に突入します。といっても、トンネルに入ったことが走行音の変化で分かった直後にはもう今回開業の新駅にして相鉄・JRの境界駅となる羽沢横浜国大駅に到着します。
3142列車はここで列車番号を142Mに変更し、種別も不通となります。そして乗務員の交代も行われ、ここからの車掌は女性でした。
14:46に羽沢横浜国大を発車すると、次駅武蔵小杉まで17分間の無停車区間に入ります。
隣に座っている男の子はどうやらディーゼル機関車が好きなようで、羽沢横浜国大駅を発車した後、JR横浜羽沢駅のそばを通過するわずかな地上区間でDE10・11やHD300などの入換機を見るのが楽しみだったようですが、羽沢では姿が見えなかったようで残念がっていました。(その後、新鶴見信号場を通過中に見ることができたようで喜んでいました)
さて、羽沢横浜国大を発車した142M列車は、種別こそ普通に変わったものの爆走ぶりは相鉄線内以上で、JR線内に入っても途中の西大井まではスピードだけを見れば「特急」と呼びたいような気分にさせてくれます。
15:03着の武蔵小杉では下車する人も多かったようで、西谷から乗車した親子もここで下車していきました。
武蔵小杉からは湘南新宿ラインで乗り慣れた区間に入り、相鉄ーJR直通線の初乗りの目的もほぼ達成という感じですが、このまま142列車の終点新宿まで乗車し、今日の乗り鉄は終了となりました。
話題の新線区間の初乗車を果たし、これまで「湘南ライナー」や一部の臨時列車、それに大幅遅延に伴う西日本方面からのブルトレの迂回列車などでしか通過できなかった貨物船ルートも踏破できたなど、予想以上に楽しい乗り鉄ではありましたが、貨物駅の横浜羽沢駅をかすめたり、機関車の姿も多くみられる新鶴見信号場構内を通過するなど、鉄道好きとしては見逃せない車窓風景を見ることができないのは、やはり辛いものがあるのも事実です。こんなときこそ、車窓風景や車内の様子などを的確にガイドしてくれる友人がいてくれたらと思わずにはいられません。

スタートしたばかりのこの相鉄とJRの直通運転が、今後どのように変化していくのか興味深いものがありますし、2022年度に予定されている東急東横・目黒線との直通開始後のダイヤがどうなるのかも注目されます。
個人的には、次回はぜひ相鉄12000系による直通列車にも乗りたいし、平日・土休日ともにごくわずかながら設定のある川越ー海老名間直通列車にも乗車してみたいものです。
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