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5か月だけの電車通園 [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:電車(バス)通学、してる?してた?

小中学校時代は公立ということもあり徒歩でしたが、高校は自転車の時と電車利用の時がほぼ半々、大学時代はちょいと遠距離だったものでもちろん電車通学でした。
高校・大学時代のことはまた機会を改めて書くとして、今日はお題の文言からするとやや反則気味かもしれませんが、それより前の幼稚園時代、短期間ですが電車通園をした時のことを書きたいと思います。

私と家族は、私が幼稚園に行くようになる少し前から、東京都清瀬市に住んでいました。
私の通っていた幼稚園は、当時の家の目と鼻の先といえるほど近くにあり、年長組に上がった頃は両親に園までの送迎をしてもらわずに自力で園へ行くこともあったようです。
ところが、私が幼稚園の年長組の年の秋に、私たち一家は現在も住んでいる某市に引っ越すことになりました。
ここで問題になったのが、私の幼稚園への通園をどうするかでした。幼稚園では、基本的に徒歩か家族の自転車で送迎できる範囲からの通園しか認めていなかったようですが、結局あと半年で卒園だからということと地理的にそれほど遠くないこともあってか、特例で電車通園をすることを認めてもらいました。(同じ頃、同じ組でもう一人特例を認めてもらった子もいたようです)
某市への引っ越しはその年の10月中旬にあり、それから約5ヵ月間の電車通園が始まりました。
まだまだ一人で電車に乗れるようにはなっていないので、園のある日は毎日母親に幼稚園まで送り迎えをしてもらっていました。自宅から最寄りの駅まで母親の自転車の後ろに乗り、そこから西武線で秋津駅へ。さらにここから10分弱歩いて幼稚園へ、という約50分ほどのコースでした。
母親はほぼ毎日このコースを朝と午後に2往復するわけで、しかもまだ生まれて1年半ほどの妹を背負って自転車や電車に乗るのも大変だったと後から聞きました。季節的にも寒い時期で、雪が降った日などは、いつも以上に苦労したということも聞きました。今から思うと、母親には私のために大変な苦労をかけていたわけで、母親には感謝しかありません。
一方の私といえば、すでに電車が大好きになっていたこともあり、毎日電車に乗れるのが楽しかったのが一番の思い出です。まだ電車の細かい型式の違いなど分からない頃でしたが、いつもの時間の電車なのにいつも来る電車とは見た目の違う車両が来てなんだか興奮したり、母親に抱っこしてもらって運転室の後ろから前方の眺めを楽しんだり、6歳にして早くも立派に「乗り鉄」を楽しんでおり、こんなところにも現在まで続く鉄道好きの原点が見えます。
また園からの帰り途中に、母親が某駅前のスーパーで買い物をすることが時折あり、その時たまにスーパーのドリンクコーナーでソフトクリームを食べさせてくれたり、タイ焼きの屋台でタイ焼きを買ってくれたりといった楽しみもありました。
こんな電車通園の日々も、私の卒園とともに無事終わりました。母親にとっては毎日の園までの往復がなくなりホッとしたのではないかと思います。
今は私立などの、家から遠い幼稚園に電車で通っているという子供も結構いるのかもしれません。私が電車通園をしていた40年ちょっと前とは様々な状況が違いますが、この年齢から公共の電車やバスなどで通園や通学をするというのも、これはこれでよい経験になるのかもしれませんね。



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そういえば今日って・・・ [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:好きなテレビチャンネルは?

「好きな」というより今の段階では「好きだった」と言わなければならない状態なのが寂しいですが・・・
それはフジテレビです。
私の生まれてから現在までの好きなテレビ番組の遍歴を思い出してみると、その中にフジテレビの番組が占める割合が結構多いのを改めて感じます。
「ピンポンパン」「ポンキッキ」に始まり、アニメやクイズ番組、さらには「ひょうきん族」「いいとも」「夕やけニャンニャン」「ボキャブラ天国」「めちゃイケ」などのバラエティーまで、とにかくいろいろな番組が好きでした。
NG大賞的な番組や、いわゆる「ギョーカイ」の裏側が見える番組、先日も取り上げた「27時間テレビ」のようなお祭り的要素の強い番組なんかも多く、今思い出しても特に80~90年代のフジの番組はどれを見ても面白かったです。それは、2009年にフジテレビが開局50周年を迎えた時、特番の一つとして放送された「バラエティー50年史」を見ても実感できました。
その点、最近のフジテレビといえば、視聴率の低迷や長寿番組の相次ぐ修了など、かつての勢いを知る者からすると残念な話題が多いのが寂しい限りです。
私がフジの番組に夢中だった80~90年代と今とでは、テレビを取り巻く環境も視聴者がテレビに求めるものも全く違ったものになっているとはいえ、子供の頃からフジテレビに一番親しみを感じていた者としては、そろそろ80年代の「楽しくなければテレビじゃない!」の精神を取り戻してほしいものです。

そういえば、今日8月8日は「フジテレビの日」とか言われてましたね。昔はフジテレビでもそのことを大々的にPRしていた記憶がありますが、今ではそのような事もほとんどなくなってしまったんでしょうかね。

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新幹線個室とコレクトコール [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:今はもうなくなってしまった物やサービスなどにまつわる思い出、聞かせて

先日山陽新幹線の100系「こだま」出の「一両貸切」体験の思い出について書きましたが、今回も新幹線100系にまつわる思い出からもう一つ。

正確な時期は忘れてしまいましたが、15~20年前の話であることは確かです。
ある時、関西か九州の乗り鉄旅の帰りに、新大阪から東京まで新幹線を利用しました。
この時乗車したのが、100系の「こだま」でした。
その頃、すでに東海道新幹線は300・500・700系による「のぞみ」の天下になりつつあり、数年前まで栄華を誇った100系も急速に主力の座から追われ、0系に代わっての「こだま」運用が活躍の中心となっていました。特に最初に登場したJR東海所属の2階建て食堂車組み込み編成(X編成)はその時点ですでに間もなくの引退が囁かれる状況になっていました。
100系X編成はそれまでにも2度ほど乗ったことがありましたが、引退目前ということならもう一度乗っておこうと、あえて「のぞみ」「ひかり」ではなくこの100系X編成の「こだま」を利用することにしました。
そして、せっかく最後の乗車をするならばと、一度利用してみたいと思っていた1人用グリーン個室を利用することにしました。
この1人用個室には、大型の電動リクライニングシートと、ノートパソコンを置いて作業をしても余裕だったと思われる大きさのテーブルなどが備わっていました。個室内部の写真はそれまでに何度も見ていましたが、いざ実際に入室してみると新幹線の車内とは思えない空間という印象でした。

新大阪を出発してみると、個室自体の居住性はよく、落ち着ける空間であるのは確かですが、2階建て車両の階下であることや窓が小さく高い位置にあるため、車窓を楽しみたくてもほとんど空しか見えないこともあり、「のぞみ」「ひかり」待避を繰り返しながらの4時間超の旅は少々退屈気味でした。これが100系X編成全盛期の「ひかり」であれば気分転換もかねて食堂車へ行くこともできましたが、「こだま」ではそうもいきません。
そこで、これも100系の個室を利用する機会があれば一度試してみたかった体験をすることにしました。
それは、「コレクトコール」というNTTの電話サービスを使って家族に電話をかけることでした。
「コレクトコール」というのは、電話をかける際に料金を電話を受けた相手方に負担してもらうサービスで、例えばビジネスマンが外回りの営業中の公衆電話や遠方の出張先から会社などへ電話をかけるときなどに利用されていたサービスだそうです。いずれにしても携帯電話が普及していなかった時代ならではのサービスと言えますが、廃止されたのは意外に遅く、今から数年前のことだったようです。
新幹線100系の個室内にはこのコレクトコール専用の壁掛け式電話機が設置してあり、それを使用して電話をかけます。
まず受話器をとると、まず交換手(?)が出るので、実家の電話番号と母親の名前を告げます。すると交換手が実家に電話をかけ、母親に私がコレクトコールを使って通話したい旨を伝え、母親から承諾が得られたところで私と母親の間の通話がつながります。
母親は利用したこともないコレクトコールという方法で息子が電話してきたのでびっくりしたようですし、後日その時の電話料金の請求書が届いてまた驚いたようですが、私は100系の個室を利用したのもコレクトコールを使って電話をかけたのも、後にも先にもこの時の一回きりでしたので、今から思うと貴重な体験ができたと思っています。

ちなみに、その時個室の施錠に使った、100系が富士山をバックに駆ける写真をあしらったカードキーは、今も自室の机の中に眠っています。
もう新幹線100系自体が過去の車両となって久しいですが、今も私の中では歴代の新幹線車両の中で最も好きな車両です。
今の新幹線、特に東海道新幹線などではとにかく大量輸送が第一という状況なのかもしれませんが、将来的には北海道新幹線の札幌延伸など、どこかのタイミングで個室などのサービスの復活を考えてもよい時期が来るような気もします。もし新幹線に個室が復活するようなことがあれば、また利用したいものです。

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ITならおまかせの友達、本気で欲しい! [日々のあれこれ&つぶやき]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:「友達や知り合いにこんな人がいてくれるとうれしい」と思う人、どんな人?

今一番友人や知り合いになりたいのは、パソコンやスマホなどのIT関連の知識が豊富で、何かトラブルや相談事があればいつでも相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたりする人です。
これ、かなり本気でそう思ってます。
パソコンやスマホそのものには特に苦手意識はないものの、細かな設定やら専門知識が求められるような作業は相当に苦手ですし、難解なIT用語や機能やサービスの名前や内容など、聞いただけでは意味や内容を理解しきれないような(特に横文字の)言葉にもなかなかついていけません。
また視覚障害を持つ者の立場からすると、いくらパソコンやスマホでスクリーンリーダー(画面読み上げソフト)が使えるといっても、現実には画像やPDFファイル、Webによるサービス登録等に必要な画像認証など、スクリーンリーダーでは読み上げが不可能なものも多く、パソコンやスマホを使いこなすにはどうしても目の見える人の手助けが必要な場面が頻繁にあります。
そうした時に、今すぐとは言わないまでも、例えば週末にパソコンなどの困りごとにまとめて対応してもらえるような友人や知り合いが欲しいです。
今にして思えば、まだ目が見えていた頃にせめてパソコンについてはある程度設定やソフトのインストール作業、簡単なトラブル対応などができるようなスキルを磨いておけばよかったと悔やまれます。
もし今の私にもっとIT関連のスキルがあれば、視覚障害者であってもできることは今より確実に多かったはずですからね。
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8月3日のお出かけ記 その2 [鉄活動レポート]

こんばんは、gonanaです。
前回の記事からの続きで、一昨日の会社の同僚とのお出かけ記です。

JR船橋法典駅近くのうどん屋さん「讃岐饂飩 まるは」(さぬきうどん まるは)で食事をした後、船橋法典駅からJR武蔵野線で新松戸駅へ向かいます。
新松戸駅からは、駅から徒歩2~3分ほどのところにある流鉄流山線(以下、流山線と略します)幸谷(こうや)駅へ移動し、ここから流山線で流山駅まで往復します。
同僚も私も鉄道好きなので、できれば馬橋ー流山間全線乗車といきたいところですが、同僚が車いす利用者で、流山線ホームへの経路にエレベーターのない馬橋駅の利用が困難なため、今回は幸谷駅からの往復となりました。
流山線は現在もSuicaやPASMO等のICカードシステムに非対応のため、久しぶりに券売機で購入した乗車券で改札を入り、しばらく待つと流山行きが到着。やって来たのは赤い塗装の「あかぎ」編成で、車いすスペースのある馬橋寄りの車両に乗車します。
幸谷を発射すると、線路や路盤の状態のためなのか、横方向にも縦方向にもよく揺れ、意外にも流山線初乗車という同僚は驚いていたようです。
唯一の交換駅である小金城趾(こがねじょうし)駅では、この日の日中の運用に「あかぎ」とともに入っていたピンク塗装の「さくら」編成と交換し、幸谷から10分ほどで終着の流山駅に到着しました。
流山では、駅付近を少し散策し、新撰組の近藤勇の陣屋跡などをめぐりました。何しろ暑さが半端ではないため、散策を終えた後どこかの喫茶店で涼もうとしましたが、駅付近にはそのような店がなく、結局流山線で幸谷まで戻ることになり、先ほど小金城趾駅で交換した「さくら」編成に乗車して流山を後にしました。
幸谷駅に到着後は、同駅や新松戸駅の周辺で涼める喫茶店やファストフード店を探すも、4人が同じテーブルに着くことができ、しかも車いすで入店できる店がなかなか見つからず、結局幸谷駅近くのコメダ珈琲で一息つくことになりました。
ここでいただいたのは、コメダの名物の「シロノワール」・・・ではなくかき氷。いろいろな味がある中で私はソフトクリームの載ったカフェオレ味のものをチョイスしました。
運ばれてきたかき氷は、氷もアイスクリームも結構なボリュームでびっくりしましたが、先ほどまで酷暑の中にいたこともありやはり体が冷たいものを欲していたのか、氷もアイスクリームも完食しました。
コメダの店内では、かき氷を食べながら2時間近くいろいろな話で盛り上がり、先ほどの乗り鉄や街歩きとはまた違った楽しい時間を過ごしました。

さすがに当日は暑さで少々疲労もありましたが、それ以上に同僚との楽しい一日を過ごすことができ、夏休みの10連休の初日としてはよい気分転換になったと思います。
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8月3日のお出かけ記 その1 [日々のあれこれ&つぶやき]

こんばんは、gonanaです。
いやあ、ほんとにめっちゃ暑いですね~
そんな中の昨日、私の会社の同僚、さらにお互いのガイドヘルパーさんを加えた4人でちょいとお出かけしてきました。

昨日の朝10時半にJR武蔵野線船橋法典駅の改札でその同僚とヘルパーさんと待ち合わせし、まず向かったのは、駅から歩いてすぐのところにあるうどん屋さん「讃岐饂飩 まるは」(さぬきうどん まるは)。
今回同行の同僚が、以前BSの競馬中継内の競馬場周辺グルメの紹介コーナーで、この店が紹介されているのを見て、一度行きたかった店だそうです。
お店に到着した時はまだ開店まで30分近くあったため、店の外でしばらく待機し、11時に入店しました。
暑い店外でしばらく待ったので、冷房の効いた店内にホッとしつつ、各自注文の品を選びます。
メニューは「温」かけ、かまたま、つけ、カレーの4種、「冷」ぶっかけ、しょうゆ、ざるの3種に季節限定メニューが加わります。さらにおでんやおつまみなどもあり、夜は居酒屋としての側面もあるようです。
私は「冷やしグリーンカレーつけ麺」を注文しました。「夏季限定」の言葉と「グリーンカレーつけ麺」という初めて味わう組み合わせに惹かれてこれに即決でした。
やがて注文したつけ麺が到着。うどん400g(中盛り)と大きくカットされた鶏肉と夏野菜がたっぷり入ったグリーンカレーのつけ汁、それに半ライスがセットになっています。
早速うどんをつけ汁につけていただきます。麺は太くてコシがかなりあり、食べ応えがあります。つけ汁は「グリーンカレー」だけあって普通のカレーうどんのつゆと比べて辛く、後を引きます。
麺を食べ終わったら、ライスをつけ汁に投入してカレーライス状態にして引き続き楽しめます。麺もご飯もつけ汁も完食した時には、冷房の効いた店内にもかかわらずうっすら汗をかくほどでしたが、量的にもちょうどよく、麺はもちろんつけ汁の中の鶏肉や野菜も大きく食べ応えがあり、大満足の一品でした。
先ほども書いたように、このお店では今回いただいた「冷やしグリーンカレーつけ麺」以外にもいろいろなメニューがあります。特に、フランクフルトほどの太さがあるという一本丸ごとのちくわ天は名物のようです。同僚ともぜひ再訪したいと話が盛り上がったので、その際はそういったメニューもぜひ味わいたいものです。

「讃岐饂飩 まるは」での食事を終え、船橋法典駅に戻った後、武蔵野線で新松戸へ移動します。
新松戸駅からは、歩いてすぐの所にある流鉄流山線幸谷(こうや)駅に移動し、流山駅まで往復してきましたが、そのあたりについてはまた次回です。

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そんな事急に言われたって・・・ [日々のあれこれ&つぶやき]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:急に明日から10日間の休みを与えられたら?

急に「明日から10日間休みをやる」といわれても・・・
学生の頃だったら多分狂喜乱舞したかもしれませんが、社会人になってこう言われたら、嬉しさより不安の方が先に立ってしまいます。
ましてやこのご時世ではなおさらです。
休暇が終わって再び出社してみたら自分の机がない、あるいはそれどころか会社そのものが・・・という事態になってしまうことだって十分にあり得ることですからね。。。
まあ、休暇が明けてもこれまで通りきちんと仕事があって、さらに休暇中も月~金曜日に関しては有給扱いにするとかの条件付きならまだいいですが。

それにしても無駄に長すぎる連休というのも、逆に過ごし方に困ってしまいますね。
今年のGWの10連休にしても、以前だったら嬉々として「鉄」旅に出かけるところでしたが、視覚障害者となりどこかへ出かけるにしても何かと制約が付きまとうことが多い身としては、残念ながらなかなか気軽に遠出というわけにもいかず、結局2日ほど乗り鉄に行ったくらいであとは家でダラダラ過ごしていたのが実情です。
前もって決まっていた10連休でさえこうなのだから、今の私にとっては、いきなり10連休と言われても嬉しさより「困ったなあ」という気持ちのほうが勝ってしまいます。

実は、私は明日から、今年2度目の10連休に突入します。
来週一週間、月~金曜通しで夏休みを取り、前後の土・日曜と12日の振り替休日とを合わせて10連休になったわけですが、今回も明日3日に友人と食事&乗り鉄に出かけるのと、9日に通院の予定が入っているだけで、あとはまだ何も予定が決まってません。
ただクーラーの効いた部屋でダラダラ、ごろごろしていてもつまらないので、せめて1~2日は日帰りでもよいのでどこかへ行きたいものですが。。。
まあ、今回に関してはこのような日程で夏休みを取得した私のせいでもあるので文句は言いませんけどね。

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視覚障害者と買い物 [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんばんは、gonanaです。
私のように視覚障害を持つ者にとって、日常生活の中での困り事はいろいろありますが、買い物もその一つです。
何しろ、目的の商品を目で見て確認して買うことも、お店で新製品や「掘り出し物」の商品を見つけて衝動買いしたりすることも、視覚障害があると難しくなってしまいますから。
私も、目が見えていた頃は特に買い物で不便を感じる場面もありませんでしたが、見えなくなってしまうとそうした当たり前にできていたことが困難になってしまったことで、かなりショックを受けました。
それでも、これから目が見えない中で日常生活を送るには買い物も欠かせませんから、少しずつ買い物のしかたも練習していくことにしました。
私が歩行訓練などを受けていた国立障害者リハビリテーションセンターでの自立訓練の中では、買い物についての訓練は特になかったので、個人的に練習をすることになります。練習というとやや大げさですが、例えば近所のコンビニで昼食の弁当やパンなどを買うことから、少しずつ買い物の経験を積んでいくことにしました。
私がよく買い物をするのは、自宅に近いコンビニです。自宅最寄りのコンビニは、私が小学校高学年の頃からあるお店で、私自身もその頃からよく買い物に行っていました。そのため店員さんも私のことはよく見ているようで、見えなくなってからも優しく対応してくださり、希望の商品を伝えると棚からピックアップしてくださったり、レジまで誘導してくださったりしていただいています。(家族が私がお店に来店した時のサポートをお願いしてくれたということもありますが)
そのおかげもあり、今までのところそのコンビニでの買い物で大きな困難を感じたことはありません。
しかし、そうは言ってもやはり見えないということからくる買い物の不便はまだまだあります。
何といっても、多くの場合、目的の商品が店頭に並んでいるかどうかを確認するのが困難なので、店員さんや同行の家族や友人などに希望の商品を伝えて、その在庫の有無を確認してもらうなどのサポートが必要なので、特に店員さんには大きな負担をおかけしてしまうことになります。
店が閑散としていればまだよいですが、混雑している時にはなかなか店員さんに対応してもらえないこともあります。
また、コンビニや個人商店くらいの規模であればこちらから店員さんに声をかけることも、店員さんに自分の存在を認識してもらうこともあまり難しくない場合もありますが、スーパーや量販店など店の規模の大きなところでは商品はもちろんですが、店員さんの居場所もなかなか把握しにくく、一人での買い物にはかなりのハードルがあります。
将来的に、例えばこれから行こうとしているコンビニに自分の買いたい商品が現在在庫しているかを事前に調べることができ、可能ならばその際の注文入力により、いわゆる「お取り置き」のようなこともできるアプリなどがあれば、私たち視覚障害者だけでなく多くの人にとって便利だと思うんですが、どうでしょうか。
最近は人手不足への対策もあり、スーパーなどで従業員でなく客自身が商品のバーコードを読み取らせることで精算を済ませることができる「セルフレジ」の導入が進み、コンビニではレジに立つ店員を置かない「無人コンビニ」を設けようという動きがあります。
先日も東京の中央線武蔵境駅(回殺害)に無人コンビニが開店するというニュースがありました。

JR武蔵境駅に「無人コンビニ」開店へ すべてセルフレジのキャッシュレス店舗|ニフティニュース
https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12203-88078/

コンビニといえば最近は人手不足や24時間営業の見直し、キャッシュレス対応など、大きな変革期にさしかかっており、こうした無人コンビニもその流れの中の一つなのでしょう。
もちろんこれによって便利さや恩恵を受ける人もいるのでしょうが、その一方で障害者や高齢者など、こうした変革の流れに「置いてきぼり」を食らう人たちが実に多いことも同時に認識してほしいものです。
「自力で対応することが難しければ、周りの人の協力を仰げばよいではないか」という意見もあるとは思いますが、いつも自分の周りに誰か人がいるとは限らないし、仮にこちらから声をかけることができたとしても協力してもらえない(あるいは協力を断られる)可能性もかなりあります。
そして、いつも誰かの手を煩わせて自分の買い物をするより、できれば可能な範囲で自由に一人で買い物ができることが理想と考える人も多いことでしょう。
もし店舗の無人化やキャッシュレス化を推進するなら、同時にそうした動きへの対応が難しい人々に対する十分なフォローを尽くし、買い物に対するハードルを高めないことも忘れないでほしいものです。
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