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2010年夏 関西・岡山・四国遠征の思い出 その6 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も前回に引き続き、2010年夏の関西・岡山・四国方面への鉄道旅の振り返りです。

紀勢線御坊駅まで「阪和色」の113系で往復し、11時過ぎに和歌山駅へ戻ってきました。
ここからは、とある「珍客」を撮影するべく、103系の普通電車で阪和線の山中渓(やまなかだに)駅へ向かいます。

和歌山駅から15分少々で到着した山中渓駅は、大阪・和歌山の府県境(駅の所在地は大阪府阪南市)にある山間の小駅です。
周囲の風景は、ホームに立って大阪(天王寺)方面を向いても和歌山方面を向いても、ここが阪和線という都市間路線の途中駅であることが信じられないようなのどかさで、まさに駅名そのものの雰囲気です。
現在の状況は不明ですが、当時下り(和歌山方面)ホームには周辺のハイキングコースの案内看板もあり、そこには「紀泉アルプス」なんていう文字もあったりして、すっかり山岳路線の趣き。
同じ大阪と和歌山を結ぶ路線でも、大阪湾が車窓から見える区間もあるなど海沿いのイメージが強い南海本線とはずいぶん路線の雰囲気が違います。

そんな山中渓駅の雰囲気を楽しみながら、381系の「スーパーくろしお9号」や223系の「紀州路快速」、103系の普通電車など撮影しながら「珍客」がやってくるのを待ちます。
そして12:08頃、いよいよ本命の列車が通過。
やって来たのは、当時の京都総合運転所に所属する交直療養電気検測車クモヤ443系!
すでにこの鉄旅の時点では、同形式のJR東日本勝田車両センター所属の編成は廃車されていたため関東にいては出会うチャンスがありませんでした。
そんなクモヤ443が、この日まさに阪和線や和歌山線を検測のため走行することをある鉄道雑誌の携帯サイトで知り、迷わず撮影をスケジュールに組み込んだのでした。
やって来たクモヤ443系は、ややゆっくり目に目の前を通過してくれたので、思う存分シャッターを切ることができました。

無事珍客の撮影を終えたところで山中渓駅からは撤収し、再び103系で和歌山駅へ戻ります。
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