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これ、40年前に教えてよ~ [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:夏休みの宿題、一つ減らせるとすれば何をなくしてほしい?

私は読書感想文派

何だか、今年は夏休みやお盆休みの時期という気分がまるで出ないですよね~
私も一応会社の夏休みは取得したものの、今の状況では大手を振って乗り鉄などにも行きずらいし、例の騒動に関係なくもともとが在宅勤務なもので、休みといっても会社から貸与のPCの電源を入れて何かしらの作業をするということがないだけで、あとはあまりいつもと変わらない一日でしかないので、どうも生活にメリハリがつかない感じです。

まあそれはそれとして、夏休みの宿題ですか…
正直、小中学生の頃はいつもこれが面倒くさくてしかたがなかったのを思い出します。
百歩譲って「夏休みの友」(今思うとこの名前にも一言いいたいけど)なるドリルやプリントはまだいいとしても、他の自由研究や絵日記、工作や図画の制作などはどれも苦手だったし、今考えるとなぜ全員がこれらの課題をすべてやらなければならなかったのかとも思います。
そんな夏休みの宿題の中でも、私が一番やりたくなかったのが読書感想文。
本を読むことは決して嫌いではないけれど、特に中学生あたりになると、なぜ課題図書として指示された本を読み、しかもその感想を原稿用紙3~5枚ほどにわたって書かなければならないのか、どうにも納得がいきませんでした。本を読んだ感想など、書きたい(言いたい)人がいくらでも書けば(言えば)いいわけで、全員に課題として強制する必要があるのかと…
そういう私はといえば、本当に読書感想文は苦手で、いざ書こうとしても何をどう書いたらよいかわからず、なかなか筆が進みませんでした。

そんな苦い思い出がある私ですが、先日ネットニュースを見ていたらこんな記事を見つけました。

読書感想文、ミステリーでも図鑑でも書ける!? 「感動は書かない」目からウロコの技(朝日新聞EduA) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9242eca3919a6ed75ff5db7d0d11ab7d88484a9b

これ、40年前に教えてくれよ~(泣)
40年前の私がこれを読んだら、どんなにか心強いアドバイスになったことでしょう。
何てったって、電車の本で感想文を書いたって、一向にかまわないっていうんですから。
私が小学生の頃の鉄道の本といえば、子供でも読みやすい本というのは今ほど多くはなかったような気がします。
その頃の子供でも読みやすい鉄道関連の本としては、小学館の「コロタン文庫」やケイブンシャ(今はもうないそうです)の「大百科シリーズ」なのシリーズの中にそれぞれ何冊かずつラインナップがあり、その他にも単発でいくつか出版されているものはあったけれど、どれも写真主体のものでした。
乗り鉄好きの人(私も)にはおなじみの紀行作家宮脇俊三氏やレイルウェイライター種村直樹氏の著作などは感想文も書きやすそうだけど、あの頃の私がどれだけローカル線などの乗り鉄の楽しみを理解できたのか、いまいちよくわかりません。
今なら子供や鉄道に興味を持ち始めた人にも読みやすい鉄道の本や雑誌記事もかなり増えてきたので、もし私が小中学生で読書感想文を書くなら、結構本の選択肢はありそうです。

それにしても、「感想文とは感想を書くものであって、感動を書くものではない」とか「読書感想文が悪いのではなく、やり方を教えないのが問題」というのは目からウロコな考え方です。
確かに、読んで感動する本でしかその本の感想を語れないわけでは全くないし、国語の時間に読書感想文の書き方を習った記憶も特にありませんでしたから。
それと、小学生向けのおすすめの本として、「オリエント急行殺人事件」が出てくるとは思いませんでした。
私自身はこの作品を読んだことがないので、どこまで小学生に理解できる内容なのかわからないけれど、これで感想文が書けたら読む人にはインパクト台でしょうね。

ともかく、40年前にタイムスリップできるなら、宿題に頭を悩ませているあの時の自分に教えてあげたいアドバイスです。
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