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ムーンライトながら&大垣夜行の思い出 [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
パソコン故障に伴うブランクがあったため、ブログのネタとしてはやや鮮度に欠けますが、それでもやはり乗り鉄好きであり、よく利用した者として触れないわけにいかないのが、東海道本線東京ー大垣間を結ぶ夜行快速「ムーンライトながら」(以下、「ながら」と略)の廃止です。
コロナ禍の影響で昨年春から運転のない状況が続き、使用されていた185系の引退も間近となったことで、どうやらこのまま廃止されてしまうのではないかという覚悟はあったものの、185系の後を引き継ぐE257系がJR東海管内でも乗務員訓練を開始したという話題に「もしかして…」というごくごくわずかな希望を抱きましたが、結局は「やっぱりね…」という結果になってしまいました。
これで、一時は地域的な粗密の差はあっても全国的に運転され、貧乏旅行や青春18きっぷ、周遊券などを使った鉄道旅の頼れる見方だった夜行の会則や普通列車も全滅となり、乗り鉄好きとしては大きな痛手というほかありません。
そして、東京ー高松・出雲市間の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」を別にすれば、公共交通機関で日常的に国内を深夜に移動しようとすれば事実上高速バスしか選択肢がなくなることになるわけで、これも決して望ましい形とは言えないのではないかと思います。
JRが誕生する前後数年間の間に次々に登場した「ムーンライト○○」などの愛称を持つ夜行快速は、いずれも高速バス網の急速な充実に対抗して登場した、この時代の国鉄・JRの「やる気」が感じられる列車だったといえると思いますが、結局は設定しただけでその後の料金面や車両設備などの時代に合わせたグレードアップがほとんどなされなかったことが、その後の夜行列車全体の衰退を招いたのは確かでしょう。
歴史に「もしも」は禁物といいますが、もし「ムーンライト○○」などの夜行快速が現実の全盛期以上に多くの区間で運転され、青春18きっぷ以外にも安い料金で利用できる運賃・料金体系を整備し、車両も積極的に新車を投入するなどの積極策を続けていれば、もしかすると夜行快速は高速バスとも互角に渡り合える夜間移動のインフラとして定着していたかもしれないと思うと、大変残念でなりません。
また、「ながら」が消えることで、青春18きっぷを利用しての鉄道旅のプランを立てようにも制約が多くなり、それが今後18きっぷの存続にも影響してくるのではないかという懸念もあります。
いずれにしても、車両の老朽化はともかくとして、利用客に関しては決して少なくなったとは言えなかった「ながら」が廃止されるのはただただ残念であり、しかも前身の列車から数えると相当に古い歴史を持つ列車の終焉が、コロナ禍という状況のためとはいえ何のイベントもなく訪れてしまったことに、やるせなさを感じずにはいられません。

そんな「ムーンライトながら」、そしてその前身の東京ー大垣間夜行普通列車(通称 大垣夜行)ですが、私も過去20数回は利用し、18きっぷなどを利用した東海以西への鉄道旅ではとてもお世話になった列車です。
初めての乗車は、確か1991年のGWに関西へ行った時だったと記憶しています。
もちろんそのだいぶ以前から大垣夜行の存在は知っており、多客期は相当な混雑となることは知っていたので、発情者の日は東京駅の大垣夜行発射ホームに4時間前にきて並んで席を確保したのを思い出します。
その後、「大垣夜行」時代も「ながら」時代も、そしてそれぞれの臨時列車もたびたび利用しました。
乗車中にこれといったハプニングに巻き込まれたりすることはなかったものの、下り列車での未明の浜松・豊橋の長時間停車中に駅前をぶらぶら歩いたり、これも下り列車の終着大垣駅での京都方面行列車への乗客大移動(通称「大垣ダッシュ」)などは今でも懐かしい思い出です。
また、「ながら」と臨時「大垣夜行」がともに運転されていた当時、豊橋駅でこの両列車を乗り継いで利用したり、GW真っ最中で満員だろうと思っていた臨時「大垣夜行」が予想に反してガラガラだったりと、「ながら」や「大垣夜行」にまつわる思い出はいろいろとあります。

現在のような状況で「ながら」やその他の夜行快速・普通列車の復活を期待するのはかなり厳しいかとは思いますが、決して夜間の長距離移動そのものの需要がなくなってしまったわけではないことは、夜行高速バスが路線にもよるけれど人気を集めていることが証明しているといえます。
そうなると、JRやそれと接続する第三セクター鉄道などにも、それらの夜行高速バスと対等に渡り合えるだけの「夜の足」の選択肢を増やす役割を担ってほしいと思ってしまいますが、無理なことなんでしょうかね…
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一度は味わいたい贅沢な鉄旅 [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:100万円、1日で使いきれ!どうする?

100万円を一日で使い切る…
そもそも100万円を手にしたこともなければ、自分自身でそのような金額の買い物や旅行をしたことがないので、せいぜい自分の欲しいものを100万円分買いまくるとか、今までほぼやったことのないギャンブルに100万円分つぎ込むとかぐらいしか思いつきません。
まあ、ギャンブルだとビギナーズラックとやらで何倍にもなって返ってくるというリスク(?)もありますけどね(笑)

ところで、「100万円を使い切る」ことにはならないけれど、こんなツアーに使えるのならぜひ使いたいと思えるような旅行商品の話題が、先日のネットニュースに出ていました。

クラブツーリズム、西日本58の列車を乗り継ぐ20泊21日のツアー。Go To トラベル適用で支払額は84万4000円。11万4000円分の地域クーポン券を使いやすい旅程 「にっぽん鉄道三昧プレミアム ~GoTo西日本編~ 21日間」 - トラベル Watch
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1286158.html

いやあ、乗り鉄好きには夢のようなツアーです。
20泊21日で58本の列車に乗りまくり、しかもその中身は最新の特急車両はもちろん観光列車あり、寝台特急ありとかなり豪華なラインナップになっていて、旅するエリアもJR西日本・四国・九州に加えて私鉄や第三セクターまで含む、スケールの大きな旅にもなっています。
20泊21日で58本とはかなり体力勝負のツアーになりそうだという声もありそうですが、自粛生活で乗り鉄旅もままならなかったフラストレーションの解消には、このくらいハードな鉄道旅もいいのかもしれませんね。
Go Toトラベル適用で84万円ちょっとの旅行代金をどのように評価するかはいろいろ意見があるでしょうが、私自身は記事に出ているだけでも旅心をそそられるラインナップであることを考えれば、実際に申し込むかは別として参加したくなるツアーであることは間違いないと思います。
ぜひ、この姉妹編として、北海道・東日本・東海エリアで同様な乗りまくりを行う「東日本編」もやってほしいものです。

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「乗車券」が死語になる日は近い? [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:ジェネレーションギャップを感じたこと

もうこの年齢なんで、ジェネレーションギャップというか、自分が時代の流れに完全に置いてきぼりを食らっている感覚をひしひしと感じる場面が増えてきた気がします。(もっとも、若い頃だってその時々の流行に敏感だったなどとは1ミリも思ってはいなかったけれど)
ダイヤル式の電話機や、つまみをガチャガチャ回してチャンネルを変える方式のテレビを知らない世代がいることに驚いたことから始まり、私たちの世代なら当たり前に知っているテレビ番組やアニメを知らない世代が増えてきていることに「俺はもう若くないんだな」と思い知らされたりした時期を過ぎ、もはや少々のジェネレーションギャップには驚かなくなりました(苦笑)

ジェネレーションギャップといえば、数日前のネットニュースに出ていたこんな記事にも、私にとっての「当たり前」とのギャップや、月並みながら時代の大きな変化を感じずにはいられませんでした。

「きっぷってなに?」越谷レイクタウン駅に第2弾 新幹線の切符の説明書き掲出 - 春日部経済新聞
https://kasukabe.keizai.biz/headline/354/

私にとっては、新幹線であろうが通勤電車であろうが、列車に乗るときに紙の切符を購入するという行為は、ごく当たり前の行動という意識がいまだに強いけれど、今の若い世代はそもそも紙の切符を使って鉄道に乗るという経験をしたことがないという人も多いんでしょうね。
考えてみると私も、例えば地元の西武線に紙の切符を買って最後に乗車したのは、今年2月に秩父鉄道長瀞駅までの直通快速急行に乗車するにあたって、長瀞駅までの切符を池袋駅で購入した(ちなみに、秩父鉄道は現在も交通系ICカード未対応)のを除けば、最低でも20年以上前の琴だったような記憶があります。
長距離切符や、フリー切符・周遊券などのいわゆる企画乗車券は別として、近距離の乗車券としては厚紙の「硬券」や薄い紙の「軟券」から、券売機でしか使えないプリペイドカード、そのプリペイドカードを直接自動改札に投入して運賃を支払う方式のカード、交通系ICカード、そしてそのICカードがスマホに入ってしまうという一連の変化を振り返ってみると、確かに紙の切符は、乗車券としては数世代前のアイテムなのだということに気づかされます。
これから、電車に乗るのにICカードすら使わず、スマホだけで事足りてしまうのが当たり前になってくると、鉄道以外の分野も含めて「切符」という概念自体、やがて絶滅してしまうんですかね…
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ドキュメンタリーにしたくなるチャレンジ [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
今朝、いつものようにネットニュースをあれこれチェックしていたら、乗り鉄好き的にちょっと見逃せない記事が出ていました。
詳細はこちら。

「#山万20時間耐久」小さな環状線にひたすら乗り続け... ラジオ・SNS・会社まで動かした、ツイッターユーザーの「挑戦」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d4ef4a626a6922c39e8d791d7007dc286e29cc5

いやあ、こりゃあ何ともすごいチャレンジでしたね。
最初のうちはユーチューバーの「やってみた」動画のようなものだろうと思っていたら、何だか24時間テレビのチャリティーマラソンのような展開になるとは。
このチャレンジの模様、ドキュメンタリー番組で見てみたくなります。
このツイッターユーザーの方が鉄分濃い目な人なのかは定かではないけれど、列車に乗ることもこれだけ極めればかなりの偉業といっていいですよね。

実は私、話題の山万ユーカリが丘線ではないけれど、山手線の同じ車両に早朝から深夜までほぼ一日乗り続けるチャレンジをした人たちの体験談を読んだことがあります。
今から30年近く前の大学時代のこと。
私は当時大学のボランティア系のサークルに所属しており、そのサークルのメンバー募集のポスターを学食で見た、都内の他大学の探検部に所属する学生さんから、私の所属するサークルにある依頼が来ました。
(私の大学の学食には、この大学の学生だけでなく、地域に住む方々も良く食事に来ていて、その学生さんも近所に住んでいたそうです)
依頼の内容は、その学生さんが所属する探検部と別のイベントサークルが共催してキャンパス内で子供向けのミニSLの運転会を行うことになり、その際の子供たちへの対応の補助を私達のサークルのメンバーにしてもらえないかということでした。
そしてある日、学生さんの通う大学の探検部の部室に打ち合わせに行くことになりました。
その打ち合わせでサークルや今回のイベントの概要や私達がかかわるボランティアの内容などの打ち合わせを行いましたが、その際に探検部の活動内容を知ってほしいということで渡されたのが、探検部の会報の最新号でした。
国内・海外のいろいろな地域への探検旅行のレポートなどが掲載されていた中に、一日中山手線に乗り続けるチャレンジをしたメンバーの体験記が掲載されていました。
これは文字通り、当時の山手線の最多周回の運用に入った編成のある車両にメンバーが一日中乗り続けるというもので、所要時間は今回のユーカリが丘線でのチャレンジとほぼ同じ20時間ちょっと、周回数にして池袋起点で約19周半というものでした。
このチャレンジはユーカリが丘線でのそれとは違い二人一組(もちろん交代はなし)でのチャレンジでしたが、そうした中でも食事やトイレをどうするかなどの問題をクリアしながらどうにかチャレンジを完遂できた事が会報の記事に綴られていました。

今回のユーカリが丘線での「耐久20時間」チャレンジは、大学のサークルの活動のような規模にとどまらず、多くの人々の間で注目や応援の輪が広がり、bayfmの生放送で取り上げられたり、ユーカリが丘線を運営する「山万」からも様々な形での応援があったりと、まさにドキュメント番組にしたくなるような展開になりました。
特に山万三がこのチャレンジを温かく見守ってくださっていたことが、感動的なラストにつながったのでしょう。

最初は「何でそんなことするんだ?」と言われてしまいそうなチャレンジを、多くの人々が温かく見守り応援する。
いろいろ心に余裕が持てなくなりそうな世の中ではあるけれど、私も含めこういう気持ちはずっと失いたくないものですね。
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すごく魅力的なんだけどな… [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:シリーズものの本や雑誌、全巻買ったことある?

一時ほどの勢いではないのかもしれないけれど、今でも数十冊シリーズになっている雑誌って人気があるんですかね。
私も鉄道関係のこの手の雑誌を2タイトルほど買ったことはありましたが、結局全巻制覇どころか、どちらもシリーズの半分も行かずに挫折してしまいました。
好きな雑誌はできれば毎号買いたい方だけど、初めから何十冊シリーズなどと言われてしまうとなぜか根気が続かなくて…
まあ、もともと鉄道の本や雑誌が本棚や部屋の収納スペース一杯にあふれているので、その上に(専用バインダーに綴じる薄いものとはいえ)数十冊のマガジンと毎号付いてくる付録やパーツ類が大量に加わることを考えるといろいろ大変ではありますけどね。

そういうわけでこの手の本や雑誌を買うことも今はないですけど(視覚障害者になって音訳がないと本や雑誌を読むことが困難になってしまったという事情はあるけれど、それはひとまず置いておいて)、そんな私でも揃えたくなるような新しいシリーズ物の雑誌の話題を、例によってネットニュースで見つけました。

EF66形にB寝台に食堂車まで!1/32スケールのブルトレ「あさかぜ」が精巧すぎてたまらん!|ニフティニュース
https://news.nifty.com//article/item/neta/12261-774129/

いやあ、ブルートレインファンにとってはかなりそそられるシリーズですね。
3両だけとはいえ、かなり本格的なモデルが作れそうですし、いろいろとギミックもあり、完成後もなかなか楽しめそうです。
「え?3両だけ?もう少し両数が多くてもいいのでは?」などと一瞬頭をよぎったけれど、考えてみれば1/32スケールでは3両だけでもそれなりに置き場所に苦労しそうな気が…

それにしても全120巻で完成ですか…
年末年始やお盆の合併号を除いて週1回発行として年間で50巻、そうすると全巻揃えるには約2年5か月、すなわち3両の完成までもこのくらいの年月が必要なんですよね。
たとえ私が模型製作が得意だったとしても、果たして根気が持つかどうか…
もしかすると、それだけ時間がかかるのなら、いろいろなギミックは我慢してでも完全に自作してしまった方が速いかも、なんて思う人もいるでしょうね。
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こういうきっぷを出されちゃあ(笑) [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:北海道で食べたいもの

何てったて、北海道は食べ物ネタには困らない食の王国ですからね。
そういえば、その昔30年ちょっと前の博覧会ブームの頃には、北海道でも食をテーマにした博覧会が確かありましたよね。
海産物に農産物に、ジンギスカンにスープカレーにラーメンに、乳製品にお菓子に・・・と、北海道で食べたいものを挙げていったらキリがないでしょうね。
北海道の物産展がスーパーやデパートの催事の定番になっているのもそのためでしょう。
駅弁好きとしてはやはり各地の駅弁はどうしても外せないところだし、函館の「ラッキーピエロ」のハンバーガーとか、同じ函館のコンビニ「ハセガワストア」のやきとり弁当なんかにも興味アリです。
まあ、過去何度か鉄道旅で北海道に行った時には、行程の都合などもあって駅弁はともかく、街へ出て地元のおいしいものをたらふく食べる、なんてことはできないままでしたが(苦笑)

北海道の鉄道旅といえば、このたびJR北海道が超お得な乗り放題切符を発売するそうです。
詳細は以下のリンクからどうぞ。

「ついに本気を出した」「昔の周遊きっぷも真っ青な設定」 JR北海道の1万2000円「6日間全線乗り放題きっぷ」 注意点は? - ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2007/13/news122.html

いやあ、こんなきっぷを出されちゃあ、例のあれの第2波かと言われる中でも、すぐにでも北海道に行きたくなってしまうではないですか!(笑)
6日間、在来線の普通・快速と特急自由席、一部を除くJRバスが乗り放題で、普通車指定席にも4回乗れて12,000円とは、北海道の旅行代金補助施策の一環で補助金を受けてのものとはいえ、経営危機が言われるJR北海道としてはかなり思い切った価格設定でしょう。
かつての「北海道ワイド周遊券」や周遊きっぷの「北海道ゾーン」の、例えば東京都区内初の価格がいくらだったかすぐには思い出せないけれど、確かにそれらよりも間違いなく安いでしょうし、乗車できる列車の範囲や1日文当たりの金額で見れば青春18きっぷとは比べ物にならないほどお得感が高いです。

今は例のあれの再拡大で、せっかくこんな素晴らしい乗り放題切符があるにもかかわらず、首都圏在住の者が北海道に行くということがしずらい状況だし、この切符自体も北海道の補助金の財源がなくなれば発売期限を待たず発売修了になるようですが、例のあれが本当に終息を迎えた折の改めての観光振興の意味も込めて、こうしたきっぷは折に触れて発売してほしいし、発売がない場合でも「北海道フリーパス」を少し値下げするだけでもそれなりに誘客効果やJR北海道のイメージアップは図れるような気がしますが、どうですかね?
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こんな企画がいろんな好循環のきっかけになれば [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
昨日の記事では、国鉄時代末期にスタートし10年間続いた「いい旅チャレンジ20000km」キャンペーンの令和版を、運営企業体の別を超えた拡大版にして実施しては?という提案をしましたが、まさにその第一歩と言えそうな企画が、全国の第三セクター鉄道で行われるそうです。
詳細は下記のリンクからどうぞ。

日本旅行、第三セクター鉄道で「鉄印」集める「鉄印帳の旅」発売へ (マイナビニュース)
https://news.mynavi.jp/article/20200627-1065197/

国鉄の駅スタンプをはじめ、スタンプ収集やスタンプラリーは昔から盛んだったし、今はどうなのかはわかりませんが少し前までは御朱印集めのブームもあったので、これはそれほど鉄道に関心のない人でも参加しやすい方法かもしれません。
もちろん各社ごとに「鉄印」のデザインは異なるわけで、ぜひこれらをコンプリートしたいという気持ちにも自然になってきますから、それによって第三セクター鉄道の乗客増、ひいては第三セクター鉄道の走る地域の活性化につながれば、この企画も大いに意義のあるものになるでしょう。
前回提案した令和版「チャレンジ20000km」は、運営企業体の別を問わず日本の鉄道であればどの路線も対象にするのが望ましいと思いますが、対象範囲が広いが故にどういった路線から手を付けたらよいかわからないという人も多いでしょうから、こういった踏破対象路線をある程度絞った踏破記録のスタンプラリーなどの成果を積み上げることで全体のキャンペーンの記録認定をしてもらう方法を選択できるようにすることも必要だと思います。
いずれにしても、こういう企画の話題に触れると、本当にどこかへ乗り鉄氏に行きたい気持ちが抑えきれなくなりそうです。
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こんな話題に接すると [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
例のあれに伴う緊急事態宣言も解除され、都道府県を跨いでの移動もできるようになりました。
それに伴って、一時は大幅な乗客減や減便、イベント等の中止など暗い話題しかない間のあった鉄道界も、少しずつ前向きな話題が増えてきたような印象があります。
今回取り上げるネットニュースの記事も、そんな話題の一つです。

京成電鉄「20年ぶり」全線1日乗り放題のきっぷ - 1万枚限定で発売 (マイナビニュース)
https://news.mynavi.jp/article/20200627-1063192/

この京成だけでなく、JR四国やJR九州でも乗り放題切符を発売するようですが、やっぱりこんな話題を目にすると、早く乗り鉄しに行きたくなってしかたがありません。
何せ、3か月前の通院時に片道だけ、それも1駅間だけ電車に乗ったのを別にすれば、もう5か月弱の間、まともに鉄道に乗っていないので、リアルな「鉄分」に相当飢えていますから。
それはそうと、京成って全線一日乗車券を発売していなかったイメージがありましたが、20年前に発売されていたことがあるんですね。
確かに京成沿線には下町や柴又周辺、佐倉や成田のあたりなど街歩きや観光に適したスポットもあるので、フリー切符があると便利でしょうね。
もっとも、個人的には京成線内だけでなく、相互乗り入れ運転でレールのつながっている京急・都営浅草線・北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道・成田スカイアクセス線・柴山鉄道・新京成のそれぞれ全線もフリー区間に含んだフリー切符を出してくれたらさらに嬉しいですけどね。
それはともかく、昨年小田急が発売を開始した一日乗車券が、当初の時期限定の発売からすぐに通年発売に切り替えられたように、この京成のフリー切符もぜひ通年発売してほしい気がします。

それにしても、今月中にはどこかへ乗り鉄氏に行きたいなあ~
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富山の路面電車がここまで発展するとは・・・ [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
今日21日から、これまで富山駅の南北それぞれに分かれて運行していた富山地方鉄道富山市内線(南側)と、第三セクターの富山ライトレールが運行していた富山港線(北側)の直通運転が開始され、さらに先月22日には富山ライトレールが富山地方鉄道と合併し、どちらの路線も同じ富山地方鉄道の路線として営業することになりました。

富山市路面電車、南北直通運転始まる 一番列車にファン行列(北日本新聞ウェブ[webun ウェブン])
https://webun.jp/item/7647059

私の知る限りでは関東ではあまりこの話題がメディアで大きく取り上げられた様子はないけれど、富山では今日はこの話題で持ちきりだったんでしょうね。

私は、富山地鉄富山市内線(環状線となっている富山都心線と、今回開通した南北接続線は除く)と旧富山ライトレールの区間は、それぞれ過去に2~3回ほど乗ったことがあります。
どちらの路線も、昼間でも結構乗客が多かった印象があり、だからこそ両線を結んで一本化しようという機運も盛り上がったのでしょう。

それにしても、10数年くらい前までは、富山の路面電車がここまでの発展をするとは想像もつきませんでしたし、JR富山港線がLRT化されると聞いた時にも、これと富山地鉄の市内線を直通させるという発想は、私の中にはありませんでした。
富山港線の国鉄・JR時代の乗車経験はないけれど、かつて73系電車や475系電車、キハ120系がのんびり走っていた路線がここまで変貌するというのも、相当に隔世の感を感じる出来事と言えるのではないでしょうか。

今回の南北接続では、富山地鉄と富山ライトレールが合併したおかげで、相互乗り入れ運転のように運賃が割高とならず、逆に同一会社の路線になることで実質的に大幅な運賃の値下げとなり、富山駅構内を跨いで両線間を乗り換えるという手間もなくなり、富山市内の路面電車ネットワークとしてとても利用しやすくなったのではないでしょうか。
この富山市のケースや、開業が近い宇都宮のLRTなどがよい成功例になって、今後各地でLRTが開業ということになれば、公共交通体系のあり方も変わっていきそうな気がします。

例のあの騒動が早く落ち着いて、富山地鉄の鉄道船ともども、今回南北接続した富山の路面電車に早く乗りに行きたいものです。
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祝!常磐線全線復旧! [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
今日は、JRはじめ全国の鉄道各社でダイヤ改正が行われ、新駅開業や新車登場などの動きがありました。
「例のあれ」のせいで出発式などのイベントが中止になったりという残念な話も多いですが、本当にどこを見ても「あれ」の話題ばかりの中では久しぶりにちょっと明るいニュースと言えるのではないでしょうか。
ダイヤ改正の話題の中で一番注目度が高いのは、やはり何といっても高輪ゲートウェイ駅(この期に及んでも私はこの駅名は受け入れがたいですが)の開業ですが、その影に隠れた感はあるものの大きな節目として重要なのが、東日本大震災と原発事故で不通が続いていたJR常磐線の、富岡ー浪江間運転再開による全線復旧でしょう。
あれだけの未曽有の大災害を経て、9年ぶりに鉄路がつながったというのは、やはり被災地にとっては大きな喜びになるでしょうし、もし震災がなければ消滅していた被災地域から東京への直通特急が全線復旧後も残されたのは、在来線特急の区間短縮や系統分割が相次ぐ中、東京とのつながりが断たれなかったという意味でも大きな福音になるのではないでしょうか。

私は震災8か月前の2010年7月、当時東北本線仙台周辺と常磐線水戸以北で最後の活躍を見せていたJR貨物のED75を撮影するため18きっぷ利用で仙台へ行きました。
仙台へは、往復とも常磐線経由で向かいました。東北線経由よりも普通・快速同士の接続がスムーズで乗り換え回数も少ないことや、常磐線は日立駅以北が未乗車のままだったので踏破路線を増やせるのも理由でしたが、行きがけ・帰りがけとも常磐線内でED75を撮るチャンスがあるというのが大きな理由でした。
しかし実際に乗った時には、いわき以北で乗車したのが往復ともオールロングシートの701系で車窓を見るのに少々難があったのと、一部の区間でつい居眠りが出てしまったりで、いわき駅以北の車窓の印象がかなり薄くなってしまったのは、今となってはいろいろな意味でとても悔やまれます。
仙台からの帰りには、春かGWまでED75の活躍がまだ続いていたら、また再訪しようと考えていましたが、震災でこれも幻に終わり、同時に震災での常磐線の被災区間の乗車も、震災前としてはこの時が最初で最後となりました。

今回の全線復旧により、再び常磐線を経由して関東から東北へ向かうことができるようになったのは、乗り鉄好きとしても嬉しい出来事です。
視覚障害者となった今では、今回の開通区間を含む被災区間の現状をこの目で見ることもかなわないのが残念でなりませんが、それでも「例のあれ」が収束したころにでも、仙台直通「ひたち」や普通列車で震災の被災区間にぜひ乗りに行きたいと思っています。

あと、最後に鉄道ファン的な希望を言えば、これも騒動が落ち着いたら、全線開通記念として、高崎の12系客車や旧型客車をEF81やED75が牽引する「思い出の急行十和田」とか「思いでの常磐線客車鈍行」なんて列車が走ったら面白いのではないでしょうか。
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