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【2009年夏の鉄道旅 Part5】新潟回りで帰路に その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2009年夏の鉄道旅の振り返り、Part5の続きです。

富山駅から乗車した475系の直江津行541Mは、13:26に糸魚川駅に到着。
これから私が向かうのは直江津・新潟方面なので、このまま541Mに乗り続けていてもいいわけですが、私はここでまた途中下車。
その理由は、当時、大糸線のJR西日本区間(南小谷ー糸魚川間)で3両が最後の活躍をしていたキハ52。
この鉄道旅の翌年3月に大糸線での現役を引退することになるキハ52ですが、糸魚川に来たならやっぱり撮影しない手はありませんでした。

私が糸魚川に到着した時、構内の側線では、3両のキハ52のうち首都圏色(タラコ色)のキハ52 156が整備を受けているのがホームから見えました。。
一方、新幹線工事により残念ながら解体されてしまった糸魚川駅のシンボルともいえたレンガ造りの機関庫には、ホームから見える範囲では在庫車両は見当たりませんでした。
糸魚川駅の大糸線専用ホームである4番線の柵には、3両3色のキハ52のイラストが入った大糸北線(南小谷ー糸魚川間)の観光PR看板や、3両のキハ52が機関庫の前で勢ぞろいした写真の入った発車時刻表が掲げられていて、糸魚川駅にとってもキハ52の存在が特別なものであることが感じられました。

次に糸魚川を発車する南小谷行432Dの入線まではまだ時間がありそうなので、一旦改札を出て、敷地外から側線に止まっているキハ52や機関庫が撮影できるポイントを探しに駅周辺を歩きましたが、適当な場所が見つからず断念。再び改札内に入り、432Dの入線を待ちました。
14:36、4番線に432Dが入線。車両は、先ほどまで機関庫のそばにいたキハ52 156でした。
心なしかやや色褪せしているようにも見えたこの時の同車でしたが、西日に照らされたタラコ色のボディーというのも、非電化区間のローカル線の旅情が感じられてなかなかいいものです。
ちょうどこの時、2番線には475系の北陸線直江津行543Mが停車中で、かなり構図的には無理やりながら475系とキハ52をワンフレームに収めて撮影できました。
475系が急行色塗装だったらもっと良かったのですが、それでもこの両形式の並びも今では貴重な記録です。

14:49に432Dが発車した後は、再び485系「北越」や普通列車を撮影しながらしばらく待機。
その後、15:19には南小谷からの429Dが到着。
やってきたのは、朱色+クリーム色塗装のキハ52 115。
大糸北線への乗車や撮影はこの時が確か3回目でしたが、大糸北線で活躍したもう1両のキハ52であるキハ52 125(紺色とベージュの塗装)はこれまで、糸魚川の機関庫に入っているのを目撃したり、列車交換時の交換相手としてすれ違ったりしたことはあるものの、ゆっくり撮影したり乗車したりするチャンスはなく、この旅の時は姿さえ拝むことができませんでした。
まあ、キハ52 125は、後にいすみ鉄道で何度も撮影や乗車をすることになるのですが、この旅の当時にはまさかそのような状況になるとは夢にも思いませんでした。

次回、新潟駅へ向かいます。
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