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身体が元気な時の入院って… [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:入院したことある?

思い出してみれば、記憶のあるものだけでも4~5回、さらに物心つく前にも1~2回入院しているらしいです。
入院回数は少ないとは言えないけれど、もっと多く入院している人のことを思えばそうでもないともいえなくもない微妙な数です。
ただし、幸いというか、記憶のあるものに限って言えば、外出先で体調を崩して救急車で搬送されたことが一度あるほかは、あまり深刻な事態での入院というのはありませんが。
今回はそんな入院体験の中から、ちょうど20年前に両眼の白内障手術で1か月ちょっと入院した時のことを書きたいと思います。

2002年秋に、当時定期的に通院していた都内の大学病院の眼科で、両眼に白内障の症状が見つかりました。
この時期はたまたまというか、新卒で入社した会社を辞めた直後で、時々ハローワークに再就職先の求人を探しに行ったり雇用保険関連の手続きに言ったりするほかは時間があり余っていたこともあり、この機会に両眼とも手術することになりました。
近年では、日帰りでの白内障手術も普通に行われるようになりましたし、手術そのものも1時間ちょっとで終わる、それほど難しいものではありませんでしたが、両眼に同じ処置をすることになったのと、術後の経過を慎重にみるために、少し長めの入院となりました。

両目を手術するといっても両眼を同時に手術するのではなく、私の場合は入院後5日ぐらいでまず片眼の手術を行い、1週間ほど術後の経過をみて問題がないということでもう一方の目も同じような流れで手術を受けました。
手術した方の眼には術後数日間眼帯を付けましたが、上に書いたような理由で常にどちらか一方の目は普通に見えているので、病室などでは特に介助の必要もなく普通に歩き回れる状態でした。
なので、手術当日は2回とも朝9時頃から手術を受けて昼前には病室に戻り、それ以降は何事もなかったかのように過ごしていました。

この入院生活、罰当たりな言い方が許されるなら「暇」という感じでした。
術後はしばらく入浴やシャワー、洗顔ができないなど多少の不自由はあるものの、基本的に体調には何の問題もないので、ずっとベッドに寝ていなければならないということもありません。
そのため2~3日くらいの頻度で診察や検査はあったものの、それ以外には特にすることもない日々はどうしても退屈でした。なまじ介助なしで普通に歩き回れるくらい元気なだけに…
あまりにも暇なので、せっかくベッドがあるんだからと、会社勤めの平日はできない昼寝などしてみようかとも思いましたが…
こういう時に限ってちっとも眠れなかったりするわけで(笑)
そして、21時という普段の生活ではありえない浅い時間の就寝。
疲れているわけでもなければ体調が悪いわけでもないから、こんな時間にすんなり眠りに入れるわけもなく、早くても22時頃まではこっそりテレビを見たり、ラジオや音楽を聴いたりして何となく起きてました。

こうして両眼とも白内障を手術した後は、以前より見え方が目立って改善されたのを実感できました。
十数年後に視覚障がい者になることは当時は想像できませんでしたが…

そんな入院生活でしたが、退院の日にはやっぱり「やっと家に帰れる!」「やっと日常に近い生活ができる!」(退院後もまだ少しの期間術後の留意事項がいくつか残っていましたが)という喜びというかホッとした気持ちでいっぱいでしたね。
これはそれ以外の入院の時にも感じたことではありますが。
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