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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅29 白浜→京橋 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、前回は1回お休みしましたが、今回からまた続きます。

特急「南紀1号」と普通列車を乗り継ぎ、紀伊半島を時計回りになぞるように進み、温泉やアドベンチャーワールドで有名な観光地白浜の玄関口、白浜駅までやってきました。
白浜駅からも引き続き紀勢本線を北上し、県庁所在地和歌山市の玄関駅和歌山へ向かいます。
ここから乗車するのは、当駅始発の14:20発特急「くろしお24号」新大阪行。
「くろしお」といえば、個人的には今もまだ何となく国鉄型の381系のイメージが消えませんが、今では車両も287系に代わっています。
白浜駅を出てからも太平洋の海岸線に沿っての走りは続き、ロングシート車だった白浜までとは打って変わってリクライニングシートでくつろぎながら海を眺める至福の時間が楽しめることでしょう。
やがて海岸線から離れて市街地が近づいてくると、15:48に和歌山駅に到着。
最長片道切符のルートはこの和歌山駅から和歌山線で五条・高田方面へと向かうため、「くろしお24号」からはここで下車します。
この時間帯の和歌山線和歌山寄りの区間では、途中の五条駅やそれよりも手前の粉河駅までの列車がほとんどで、「くろしお24号」からも15:55発の五条行に乗り継ぐことができます。
ただ、和歌山駅で和歌山線ホームに入るには構内にある中間改札を通らねばならず、最長片道切符のような自動改札機を通すことのできない乗車券類の場合は改札機のそば(?)にあるインターホンで係員と音声をつなぎ、遠隔で券面の表示を確認してもらう必要があり、その確認に時間がかかることが予想されるのと、15:55発の次の16:20発が粉河止まりということで、さらにその次の16:53発の五条行に乗り継ぎます。
和歌山線で運用されている車両は、先ほど新宮ー白浜間でも乗車した227系1000番台。この先五条駅から先の和歌山線やそのさらに先に乗車する桜井線でもこの形式に乗ることになるので、奈良駅までずっとロングシート車の旅が続くことになります。
同じ和歌山駅に発着する路線でも、阪和線では大阪の中心部近くへ乗り入れるにもかかわらず快速・普通の全列車が転換クロスシート車となっているのと比べると、クロスシート車好きとしては何か引っかかるものがあります。
それはまあそれとして、227系は夕方の帰宅客を乗せて和歌山駅を発車。しばらく市街地や住宅地を走った後、だんだんと山間部へと入っていき、17時を過ぎて社葬も徐々に闇に包まれるようになります。
そして奈良県に入った終着の五条駅には18:24に到着。40分弱の待ち時間で19:01発の高田行に乗り継ぎます。
五条駅を過ぎても暗い車窓はそのままで、引き続き坦々と各駅に停車しながら進みます。
そして19:38に到着した高田駅ではわずか2分の接続時間で桜井線に乗り継いで奈良駅を目指します。
やがて市街地が近づいてくると20:21、奈良駅に到着します。
時間帯的にはもうそろそろこの日の行程を切り上げてもよい時間ですが、やはりこの日のうちに大阪市内まで到達すべく、正式な路線名としてはこの日のスタートと同じ関西本線(愛称 大和路線)に乗り換えます。
奈良駅から乗車するのは、20:30発の区間快速西九条・大阪方面行。
大和路線の快速といえば、奈良方面から天王寺に着いた後大阪環状線に快速運転で乗り入れる「大和路快速」が看板列車となっており、事実この日の想定ダイヤである土休日はこの20:30発の前の快速列車は「大和路快速」でしたが、この列車は環状線内で各停運転を行う「区間快速」となっています。
さらに行先が「西九条・大阪方面」というあいまいな表現になっているのは、天王寺駅から環状線に入った後外回り線で西九条・大阪方面へと向かい、環状線を一周して天王寺駅に戻ってきたところで終着となる独特の運転形態の為です。
区間快速の車両は221系。いつの間にか関西圏では古参の部類に入る形式になってきましたが、他社の同世代の車両に廃車が出始めている今も全社健在で、座席も転換クロスシート仕様のままなのが嬉しいところ。しかも約3時間半ロングシート車に揺られた後だけに、その快適感は半端ないことでしょう。
奈良駅を発車した区間快速は途中の王寺駅から快速運転に入り、あっという間に天王寺駅に到着。ここから大阪環状線へと入り、外回り線を各駅に停車していきます。
そして大阪駅を通り過ぎ、3駅先の京橋駅に21:33に到着したところで下車します。
この後最長片道切符のルートは、片町線(愛称 学研都市線)で木津駅へと向かいますが、この日の行程はここ京橋駅で終了となります。

続きはまた次回です。
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