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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅30 京橋→山科 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、まだまだ続きます。

紀伊半島をぐるっと一周して大阪市内までやって来た翌日の最長片道切符の妄想旅16日目は、大阪環状線東側のターミナル駅の一つ京橋駅から乗り継ぎ旅をスタートします。
朝のラッシュがひと段落した駅から乗車するのは、9:24発の片町線(学研都市線)快速木津行。
この列車の始発駅は福知山線(JR宝塚線)の宝塚駅で、そこからJR宝塚線・JR東西線を経由してこの妄想旅のルートとなる京橋から先の区間が学研都市線となります。さらに学研都市線というのはあくまでも路線愛称で、正式な路線名称としては現在も片町線を名乗っています。まあこのあたりはいちいち説明していると混乱してしまいそうですが。
乗車する木津行快速は207系または321系の7両編成。3扉転換クロスシート車が幅を利かせる関西圏では逆に少数派になった4扉ロングシート車で、車両の漢字だけで言えば何となく首都圏へ戻ってきた感がしなくもありません。
京橋駅を出た木津行はしばらく大阪市内や東大阪の市街地を走り、やがて住宅地やその間に田園風景が混じるエリアを進み、終着の木津には10:23に到着します。
木津駅からは、10:28発の関西本線(大和路線)で隣の加茂駅まで移動します。
加茂駅から先は、同駅から奈良・大阪方面への区間につけられている「大和路線」の愛称もなくなり、列車の運転系統も完全に分割されていますが、何よりも加茂ー亀山間は非電化区間となり、関西圏では珍しく気動車が活躍するという、一気にローカルムードにあふれた区間となります。
加茂駅で乗り継ぐ10:40発の亀山行の車両は、JR西日本オリジナルのキハ120形。数日前に大糸線糸魚川ー南小谷間で乗車して以来の出会いとなりますが、この後中国地方へ乗り継ぎ旅が進むと各所でお世話になることでしょう。
キハ120
形の車窓には、朝に出てきた大阪の街の風景とは全く異なる田園風景や山間の風景が広がり、同じ関西本線でも電化区間とは全く違う路線のような趣を見せます。
草津線との接続駅柘植には11:38に到着。そしてここでその草津線に乗り換えます。
草津線は柘植駅と東海道本線の草津駅を結ぶ路線で、非電化の関西本線に対しこちらは電化されています。
そして同線は、湖西線とともに関西でも数少なくなった国鉄型電車の活躍の場となっており、柘植駅から乗車する12:01発の草津行も113系または117系による運転と思われます。
草津線で活躍する113・117系は、緑一色の単色塗装は好みでないものの、やはりその車体形状には懐かしさを感じます。113系の場合は編成中にセミクロスシート仕様のままの車両と転換クロスシート化された車両が混在している編成もあり、クロスシート付き車両が好きな者にとってはどちらに乗ろうか迷ってしまうのも楽しいところです。
柘植駅を発車した草津行は、のどかな田園風景が広がる中を走り、12:47に終着の草津駅に到着。
ここからは5分の接続時間で姫路行新快速に乗り継ぎ、東海道本線(愛称 琵琶湖線)を13:08着の山科駅まで進みます。
最長片道切符のルートはこの後、同駅で分岐する湖西線に乗り換えて琵琶湖の西側を北上していきますが、続きはまた次回です。
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