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【2014年春の18きっぷ旅③】米坂・仙山・阿武隈急行線踏破 その4 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
今回も2014年春の18きっぷ旅の振り返りの続きです。

新潟から乗車した快速べにばな」で米坂線を踏破し、終点の米沢駅に到着しました。
この後は、奥羽本線(通称:山形線)で山形へ向かいますが、次の山形方面への普通列車までは1時間弱あるので、とりあえず改札を出ます。
せっかくまだ来たことのない米沢までやって来たので少しは駅周辺をぶらぶら歩きたいところですが、駅の外は冷たい雨が降っていたので、散策は諦めて早々に駅へ戻りました。
その後は駅の待合室やホームで時間をつぶしました。
駅構内には、毎年GW中に行われる(今年は中止だったんですかね・・・)「上杉まつり」のPR看板も設置されていて、ここでもお祭りが地域の大切な年中行事であることを再認識させてくれました。
そんなさなか、奥羽線上りホームにはE3系1000番台の山形新幹線「つばさ138号」が発着。
ここが「ミニ新幹線」規格の路線の中にあることはわかっていても、やはり在来線の駅と変わらない雰囲気の駅に新幹線車両が停車するというのは、何か違和感というか不思議な感じがします。

今回乗車する米沢ー山形間を含む奥羽本線(というか在来線の)標準軌区間には今回が初乗車となります。
ここから乗車する米沢12:27発山形行439Mは、719系5000番台2両編成での運転。
同じ719系でもこの旅の3週間前の磐越西線で乗車した0番台と異なり、奥羽線標準軌区間の専用車両である5000番台はもちろん標準機仕様とはなっていますが、見た目には帯色が微妙に違うだけでほとんど狭軌仕様の0番台の仙台地区用編成と見分けがつかず、車内も0番台と同じ配置のセミクロスシートとなっています。
廃車が続く0番台とは対照的に、この5000番台にはまだ置き換えの話は聞こえていないようです。
439Mは米沢駅を定刻に発車。
2両編成のいずれの車両も車内はガラガラで、クロスシートのボックス配置になった個所1ボックスを1人で独占できる状況でした。
車内では米沢駅で購入した「牛肉どまん中」で昼食。
やはり米沢に来たなら米沢牛の駅弁は食べなければなりません。
「牛肉どまん中」はそんな米沢牛の駅弁の中でもど定番の駅弁ですが、この日は初めて見かけたみそ味バージョンにしてみました。
「牛肉どまん中」自体はこの時点でももう何回も食べていましたが、味付けが変わるとまた違ったおいしさが味わえて大満足でした。

439Mは13:15、山形駅に到着。
この後は、これも初踏破の仙山線で仙台に出た後、阿武隈急行も踏破しながら帰路につきます。
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【2014年春の18きっぷ旅③】米坂・仙山・阿武隈急行線踏破 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
今回も2014年春の18きっぷ旅の振り返りの続きです。

3時間弱の115系三昧の早朝乗り鉄を終えて新潟駅に戻ってきました。
信越線東三条から乗車した新潟止まりの1321Mを下車した後、乗り換え時間が1時間弱あるので湘南色リバイバル編成2編成を含む115系や、E653系特急「いなほ1号」、キハ110とキハE120形による磐越西線快速「あがの」などを撮影して時間をつぶしました。

そして、予定通り8:43発の米坂線直通快速「べにばな」で米坂線を踏破しつつ米沢へ向かいます。
「べにばな」はキハ110系の2両編成。
その一週間前に乗車した「あがの」もそうでしたが、この列車でも前面・側面ともに特に列車名の表示がないのがちょっと寂しいところでした。
「べにばな」は定刻に新潟を発車。まずは白新線を新発田へ向かいます。
最初の停車駅豊栄(とよさか)ですれ違った115系は、長野総合車両センターから新潟車両センターに転属してきた信州色の編成と、またしても遭遇した3本目の湘南色編成の混結編成という、撮影できなかったのが大いに悔やまれる編成でした。
新発田から羽越線に入り、坂町駅からはいよいよ本日1線区目の初踏破線区である米坂線へ踏み出します。
ここから米沢・山形・仙台を経由して夕方福島駅に着くまでは、一部区間を除き未踏破の路線を乗りつぶししながら向かいます。
「べにばな」は快速とはいっても、快速区間は坂町までで、米坂線内は各駅に停車していきます。
車内もいたって普通のローカル列車といった感じで、まばらに乗客の座るまったりした雰囲気でした。
山間部にはまだまだ雪も残り、東北に足を踏み入れたことを実感します。

「べにばな」は11:31、米沢駅に到着。これでまずは米坂線の全線踏破達成です。
この後は、一部区間が未踏破の奥羽本線で山形駅へ向かい、さらにこちらも未踏破の仙山線で仙台を目指します。

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【2014年春の18きっぷ旅③】米坂・仙山・阿武隈急行線踏破 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2014年春の18きっぷ旅の振り返り、続きです。

前夜新宿駅から乗車した「ムーンライトえちご」は、翌朝4:51に新潟駅に到着。
この後は今回の旅で踏破予定の線区の1番手となる米坂線の踏破に向かうことになりますが、そのために乗車予定の米坂線直通快速「べにばな」の発車までにはまだ4時間近くあるので、新潟駅の構内にいるだけでは間が持たず、かといって駅周辺で時間をつぶすにも開いている店は限られるので、ちょっと寄り道的に乗り鉄を楽しみ、時間と18きっぷを有効利用することにしました。

「ムーンライトえちご」を降りてすぐ向かったのが、白新・羽越線快速村上行3921Mの発車ホーム。
この列車は、かつて「ムーンライトえちご」が定期列車だった時代、この列車がそのまま、全車自由席の快速として村上駅まで延長運転されていた時代の名残と言える列車でした。
当初の計画ではこの列車で村上駅まで行き、もし可能ならその先の区間にも1~2駅程度足を踏み入れてみようかなとも思っていましたが、停車していた車両がロングシート車のE127系なのを見て計画変更。
急いで別のホームに移動すると、1つのホームに2編成の115系列車が停車していました。
うち1本は信越線長岡行420Mでしたが、先ほど通ったばかりの道をまた単純に往復するのもつまらないのでこちらもパス。

ということで、420Mと同じホームに少し距離を置いて停車していた5:00発の越後線吉田行120Mに乗車することに決定。
この列車に使用されていた115系は弥彦線用ワンマン仕様編成の2両編成でしたが、この列車には車掌も乗務していました。
車内は「ムーンライトえちご」からの乗り継ぎ客も多いのか、早朝のターミナル駅からの列車にしては珍しく、半分くらい座席が埋まる乗車率でした。
まだ夜が明け切れていない中を走り、120Mは5:52に越後線と弥彦線の接続駅吉田に到着。
時刻表や新潟発車時点での案内ではここが120Mとしての終点になりますが、実際には新潟から乗車してきた115系は吉田到着後そのまま6:31発の弥彦線東三条行2なり、実質的に1本の列車として利用できることが分かりました。(120Mの吉田到着直前の車内放送でもその旨の案内あり)
223Mを利用して東三条まで出て新潟方面行に乗り換えれば余裕を持って新潟駅に戻れることが分かったので、この「事実上直通」の恩恵にあずかることにしました。
その120M改め223Mの115系は、吉田到着後も一旦ドア締めや引き上げ線への移動などは行わず車内にとどまれるので、座席に荷物を置いて、ホームをあちこち歩いてあれこれ撮影を楽しみました。
この旅の時点でも新潟エリアへの新形式E129系の投入が発表されていましたが、この日の早朝の吉田駅構内にはまだまだ115系健在を強く実感する光景が広がっていました。
しかも、ホームに停車していた4編成の115系すべての塗装が異なるという、塗装のバラエティーが豊富な新潟らしい状況でした。
さらに、その中には湘南色リバイバル編成(新潟車両センターN2編成)もおり、115系好きとしては朝からテンションMAXな状態でした。
単に当初乗る予定だった列車が115系でなかったからという、わがままな(?)理由だけで何も考えずにやって来た吉田駅でしたが、結果的にこの選択は大正解でした。

朝からテンションが上がったところで、223Mに列車番号の変わった新潟からの115系に再び乗車し東三条へ向かいます。
223Mの車内は日曜日の早朝らしい静かな雰囲気で、そのまま6:51に東三条駅に到着しました。
平日ならそろそろラッシュの時間を迎える頃でしょうが、日曜とあって、東三条駅構内も実に閑散としていました。
東三条から乗車した6:59発の新潟行1321Mも115系でした。
この列車も平日なら混雑する列車だと思われますが、終着新潟に近づいてもあまり乗客は増えず、7:47に新潟駅に到着しました。
まだ眠い頭で行き当たりばったりに決めた新潟→吉田→東三条→新潟の一周コースでの早朝乗り鉄でしたが、全線115系に乗ることができた上、吉田駅での一人115系撮影会(?)も相まって大成功と言えるミニトリップになりました。

この後はいよいよ米坂線踏破に向かいます。
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【2014年春の18きっぷ旅③】米坂・仙山・阿武隈急行線踏破 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2014年春の18きっぷ旅の振り返り、今回は、昨日までアップした北越急行線踏破編の翌週の週末、新潟から福島へ、JRの米坂・仙山線の全区間と奥羽本線の一部区間、そして第三セクターの阿武隈急行線の全区間を実質1日で踏破した時の旅の振り返りです。

2014年3月29日、またもこの春3回目の18きっぷ旅に出発。
旅の目的は先ほども書いた通りの各線の踏破ですが、今回は行程の関係もあり18きっぷ2日分を利用しての旅となります。
当日は、新宿23:10発の夜行快速「ムーンライトえちご」(以下、「えちご」と略します)で新潟へ向かいますが、18きっぷの3日目の分を有効利用するため、自宅を早めに出て少々遠回りしながらまずは上野駅へ。
上野では、この時点で上野発着、というより全国でも最後のブルートレインとなっていた「北斗星」の下り列車の発車を見送り、夕食をとってから新宿駅へ向かいました。
22時過ぎに新宿駅に到着すると、さすがは新宿駅という感じで、この時間でもまだまだ利用客も多く賑わっていましたが、「えちご」の発車する構内代々木方の外れにある5・6番ホームにいるのはほぼ全員これから「えちご」に乗る乗客ばかりで、ほかのホームと比べると別世界のような静けさでした。
そんな中、22:40過ぎに「えちご」の国鉄色485系が入線。
ホームで485系をあれこれ撮影してから乗車します。

「えちご」は23:10、定刻に新宿を発車・・・するはずが、20時前に京浜東北線で発生した人身事故の影響によるダイヤ乱れによる接続待ちを行ったため10分遅れの23:20に発車。
しかしその後は快調に飛ばし、高崎線内のダイヤがもともとかなり余裕のあるものだったのか高崎到着時点で早くも定時に回復し、高崎駅での所定通りの15分停車の後、順調に新潟へ向かいました。
そして、「えちご」は4:51、定刻に終着新潟駅に到着。
ほぼ満席の乗客のほとんどが新潟まで乗車したようで、ホームは日曜日の早朝5時前とは思えない賑わいになりました。

新潟からはいよいよ今回の18きっぷ旅で踏破する最初の路線、米坂線の踏破に向かうことになりますが、そのために新潟から乗車する8:43発の米坂線直通快速「べにばな」までは3時間半以上あり、この間ずっと構内や駅周辺で時間をつぶすには長すぎるので、その間にちょっと寄り道的に乗り鉄して時間と18きっぷを有効利用します。

次回へ続きます。
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【2014年春の18きっぷ旅②】189系乗車&北越急行踏破 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2014年春の18きっぷ旅の振り返り、続きます。

長野駅から乗車した189系の普通列車「妙高3号」で直江津に到着しました。
この後はいよいよ本日の乗り鉄の最大の目的である北越急行ほくほく線に乗車することになります。
ちょうど「妙高3号」には北越急行の越後湯沢行き普通列車が接続しており、しかも後続の「はくたか15号」に抜かれることなく越後湯沢に先着するので、単に北越急行線の全線踏破を目指すだけならこちらに乗っても良いのですが、今回の旅の目的はそれだけでなく「はくたか」の最高速度160km/hのスピードを体感することにあるので、この列車は見送ります。
そして、約45分後の「はくたか15号」の到着まで、湘南色編成を含む115系や485系の特急「北越」、北陸本線の413系などの直江津駅に発着する列車を撮影しながら過ごしました。

15時になったところで、これから乗車する「はくたか15号」が直江津駅に到着。
この日の編成はJR西日本所属の6両+北越急行所属の3両の混成9両編成の681系でした。
15:03、「はくたか15号」は定刻に直江津を発車、いよいよ北越急行線の踏破に向かいます。
・・・と思ったら発車していくらも走らないうちに交換待ちで数分間運転停車して出鼻をくじかれましたが、北越急行線内に入るとさすがは最高速度160km/hを誇る「はくたか」だけに快調に飛ばしていきます。
乗車した自由席の7号車は直江津発車時点でほぼ座席が埋まる乗車率で、土曜日ということもあるのかやはり当時の北陸ー東京間の鉄路での最速ルートとしての人を気実感しました。
北越急行線内はトンネルが多くゆっくり車窓を楽しむには物足りない面もありますが、それでも途中の高架線区間ではまだまだ雪が多く残る沿線風景を楽しむことができました。

「はくたか15号」は定刻15:58に越後湯沢駅に到着、無事今回の目的の北越急行線全線踏破と「はくたか」乗車を達成しました。
列車を降りた後、ホームや新幹線への乗り換えコンコースは「はくたか」から新幹線への乗り継ぎ客で少しばかり賑わっていましたが、その波が落ち着くとほどなく静けさを取り戻しました。
次の乗車列車までここでも50分弱の待ち時間があるので、例によって構内に発着するJR東日本・西日本、そして北越急行の車両たちを撮影しながら時間をつぶしました。

越後湯沢からは16:45発の水上行1742Mに乗車。
ここからしばらくは、先日アップした2週間前の18きっぷ旅の帰路とほぼ同じコースをたどります。
115系の窓から眺める上越国境はさすがにまだまだ雪深い景色が広がっていました。
1742M(越後中里―水上間は8742M)は17:25に水上駅に到着。
水上からはこれも2週間前と同様、高崎行750Mに乗り継ぎましたが、一週間前のダイヤ改正後は750Mの水上発車が17:41に繰り下がったので、乗継ぎに余裕が持てるようになりました。
750Mは18:44に高崎駅に到着。
高崎からはさらにE233系の上野行968Mへ乗り継ぎました。
そして、これもやはり2週間前と同様、E233系のクロスシートで駅弁の夕食。
この時食べたのは、直江津駅で購入した「鱈めし」。
甘露煮や親子漬けやたらこなど、名前の通り鱈づくしといった駅弁です。
鱈をこんなにもたくさん食べるのもこの駅弁を食べる時ぐらいなものでしょう。

ここまで、2週間前とほぼ同じ乗り継ぎパターンで上越・高崎線を登ってきましたが、2週間前に上野駅で見送った「あけぼの」のも定期列車としては廃止となり、「あけぼの」の姿のない上野駅に立ち寄る目的もないので、この日は968Mを大宮駅で下車。
その後は京浜東北線・武蔵野線・西武線を乗り継いで帰路につき、この日の乗り鉄旅は終了となりました。

2014年春の18きっぷ旅の振り返りシリーズ、まだまだ続きます。
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【2014年春の18きっぷ旅②】189系乗車&北越急行踏破 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2014年春の18きっぷ旅の振り返りシリーズ、今回も続きます。

松本駅から篠ノ井線のE127系に乗って長野駅に到着。
ここからは現在はしなの鉄道とえちごトキめき鉄道に移管された旧信越線長野ー直江津間に乗り換えてさらに北を目指します。
長野から乗車するのは、この日の目的の一つでもある189系の、12:45発の「妙高3号」。
この列車は直江津まで全駅に停車する普通列車でありながら、6両編成中の1号車が指定席となっているため列車名付きとなっていました。
「妙高」に使用されていた長野総合車両センター所属の189系の中には、かつて大宮総合車両センターに所属していた国鉄色塗装の編成も在籍していたので、これに当たるのを期待しましたが、発車を待っていたのは旧あさま色の編成でした。
この時にはちょっぴり残念でもありましたが、6年経って189系自体が形式消滅してしまった今となっては、旧あさま色も懐かしい思い出になりました。
189系には、普通列車ながら専用の愛称幕や愛称入りの側面幕もきちんと用意されていて、まるで特急列車のような装いになっていました。
面白いことに、愛称幕・側面方向幕のどちらも、愛称の表記が「妙高」ではなく「妙高号」となっていました。

「妙高3号」は定刻に長野を発車。
昼下がりの列車ということもあり、乗客も少なくいたってのんびりムードで直江津を目指します。
この日は天気も良く、長野までの道中、雪は山間部で多少残っている程度でしたが、長野市街を過ぎたあたりからは車窓にも雪が目立ちはじめ、所によっては結構積もっている感じも。
そんな車窓を眺めながら、長野駅までの道中の塩尻駅で購入した「信黄金シャモめし」で昼食。
シャモのガラスープで炊いたというコシヒカリのご飯の上に、やはりシャモの塩焼きや照り焼きなどが載っていました。
鶏肉だけでなく、五平餅やワインゼリーなどの信州の名産も入っていて、結構食べごたえがありました。
「信州黄金シャモ」なんて種類の鶏肉があることもこの時初めて知りましたが、ホントにブランド名のついた肉って多いですね。

「妙高3号」は14:17に終点の直江津駅に到着しました。
この後は、この日の最大の目的である北越急行ほくほく線の踏破に向かいます。

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【2014年春の18きっぷ旅②】189系乗車&北越急行踏破 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2014年春の青春18きっぷを使った乗り鉄旅の振り返りシリーズ、今回からは、現在は第三セクター2社に移管された旧信越本線長野ー直江津間で運転されていた189系電車による「妙高」号の乗車と、在来線最高速度を誇った特急「はくたか」による北越急行線踏破を組み合わせた日帰り旅の振り返りです。

2014年3月22日、2週間前の磐越西線を踏破しながらの新潟往復に続き、この日も18きっぷ利用による日帰り旅に出ました。
この日のテーマは先ほど書いた通り189系電車による普通列車「妙高」乗車と、在来線特急時代の「はくたか」による北越急行線踏破です。
コースは、中央本線・篠ノ井線経由で長野へ出た後、「妙高」で直江津へ。さらに「はくたか」に越後湯沢まで乗車して上越・高崎線経由で帰路につく、というものでした。

当日、前回同様地元駅を始発で出発し、西武線で国分寺駅へ。
今回はここから18きっぷ2日目の旅をスタートします。
まずは中央線高尾行で途中の八王子駅へ向かいます。
八王子では、当時横浜線に登場して間もないE233系6000番台を初めて生で見たりしながら、同駅6:35発の松本行429Mに乗り継ぎます。
115系置き換えのために中央東線に投入された211系は、この旅の一週間前のダイヤ改正で運用範囲が拡大されたと聞いていたのでもしかしたら・・・とやや不安でしたが、幸いこの旅の時点での429Mは改正前と同じ信州色の115系で一安心。
甲府駅到着の寸前には、駅新宿方の側線に同駅に常駐していたと思われる国鉄色のEF64が停車しているのを発見。
位置的には中央線ホームの新宿方にある身延線ホームまで行けば撮影可能と思われる位置に止まっていたので撮影したかったのですが、乗車していた車両の位置を考えると6分間の停車中に行って帰ってこられるか微妙な距離だったので泣く泣く断念。
さらに中央線を西へ向かう途中の上諏訪駅の構内には、信州色の帯をまとった長野総合車両センターの211系が留置中で、スカ色と信州色の115系の天下だった中央東線にも時代の波が押し寄せてきたのを実感しました。

429Mは10:16、定刻に松本駅に到着。
この後は篠ノ井線で長野駅へ向かいますが、1時間弱の乗り継ぎ時間があるのでその間に構内転線中のE127系電車や、大糸線の臨時快速「リゾートビューふるさと」のハイブリッド車両HB-E300系、これも松本駅に発着するアルピコ交通の3000系(元京王井の頭線3000系)などを撮影して時間をつぶします。

松本から乗車するのは、11:08発の篠ノ井線長野行2239M。
長野県の二大都市間を結ぶ列車ではありますが、車両はE127系のわずか2両編成。
直前に名古屋発の特急「しなの5号」が松本を出るにもかかわらず、2239Mは終点の長野までほとんど座席が埋まった状態が続きました。しかも乗車した先頭車に限れば大幅に乗客が入れ替わることもない(ように見えた)ままでした。
乗り鉄旅を味わうには少々混雑した車内でしたが、スイッチバック駅の姨捨では、自動放送の案内音声の中でも当駅周辺の景観が日本三大車窓の一つに数えられていることが紹介されているのが印象的でした。

2239Mは12:22に長野駅に到着。
この後は、189系で第三セクター化前の信越線を北上します。
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【2014年春の18きっぷ旅①】磐越西線全線踏破 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2014年春の青春18きっぷを使っての、磐越西線乗りつぶしの旅の振り返り、最終回です。

会津若松から乗車した磐越西線の快速「あがの」で磐越西線の全線踏破を達成し、「あがの」の終着新潟駅に到着しました。
自宅から約9時間かけてたどり付いた新潟駅ですが、ゆっくりする間もなく今度は信越・上越・高崎線経由で帰路につきます。
そして、高崎までは国鉄型電車を乗り継いで上越国境を越えます。
まず新潟から乗車するのは、14:00発の新井行485系系快速「くびき野2号」。
車両は途中の直江津まで同じルートをたどる特急「北越」と同じ。
スピードの面でも「北越」と遜色のないこの列車に、自由席者なら18きっぷだけで乗れるのだからかなりの乗り得列車です。
定刻に新潟を発車してしばらくすると、進行方向左手に広がる新潟車両センターの構内には、115系湘南色編成や「いなほ」用E653系の姿が見えました。
「くびきの2号」は14:56に長岡駅に到着。
快適な485系快速にもっと乗っていたい気分でしたがここで下車。上越線に乗り換えます。

長岡から乗車するのは、15:28発の上越線1742M。
本来の1742Mは越後中里行ですが、指定日には越後中里ー水上間を臨時列車として延長運転され、この日も水上行として運転されていました。
またこの1742Mの始発駅は新潟駅で、新潟発車も「くびき野2号」の直後の14:05でした。
新潟駅では「くびき野2号」と1742Mが隣同士の番線に入っており、特急型車両の快適さとスピードをとるか新潟から乗り換えなしで水上まで乗車できる点をとるか、大いに悩みましたが、結局長岡までは485系の快適さを選びました。
1742Mは定刻に長岡を発車。
発車後しばらくして左手に見える長岡車両センターの構内には、盛岡支社色や仙台支社色といった、新潟県内で見ると最初はちょっと違和感も感じるキハ40の姿も見えました。
雪深い上越国境を越えて、1742Mは17:25に水上駅に到着。
ここではすぐ接続の高崎行750Mに乗り継ぎます。
わずか4分間での階段を使ってのホーム移動で、しかも結構乗り継ぎ客も多かったですが、何とか湘南色115系のクロスシートに着席できて一安心。
もうすっかり日の暮れた上越線を走り、750Mは18:32に高崎駅に到着しました。
国鉄型電車の乗り継ぎは高崎で終了し、あとはE233系の高崎線上野行で上野へ向かいます。
クロスシートに籍を確保したところで、新潟駅で購入してあった「鮭の押寿し」で夕食。
鮭のスライスを載せたコシヒカリの酢飯を笹でくるみ、さらにそれを重厚な木箱に入れた、ちょっと高級感が感じられる弁当でした。
鮭と酢飯だけというシンプルな見た目ですが、鮭は程よく脂がのっているのであまり単調な味にならず、満足のいく味でした。

高崎から乗車したE233系は上野駅に20:43に到着。
このまま山手線に乗り換えて家路を急ぐこともできましたが、ブルートレインファンとしては、この日の時点で定期列車としての運転終了まであと一週間を切っていたブルトレ「あけぼの」の上野駅発車が近づいていて、これは見逃したくないので、そのまま「あけぼの」の発車する地上ホームの13番線へ向かいました。
定期列車としての「あけぼの」にとっては最後の週末に突入したので、13番線や隣の14番線は撮影者でかなりカオスな状態になっているかと思いきや、確かに撮影者は多いものの予想していたほどの混雑はなく、割とスムーズに撮影することができました。
そして21:16、定刻に「あけぼの」が上野を出発するのを見届けたところで、この日の乗り鉄は終了しました。

2014年春の青春18きっぷを使った乗り鉄旅の振り返りシリーズ、これからも続きます。
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【2014年春の18きっぷ旅①】磐越西線全線踏破 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2014年春の18きっぷの旅磐越西線編、その2です。

郡山駅から乗車した719系の快速3231Mで雪の降る会津若松駅に到着しました。
3231Mには、クリーム色と濃淡グリーンの仙台支社塗装のキハ40 2両編成の磐越西線229Dが接続していました。
このまま新津や新潟までこれに乗って行けるなら乗り換えたいところですが、残念ながらこの列車は喜多方止まり。その先への接続列車もないのでこれは見送ります。
その次の列車はこれから乗車する新潟行快速「あがの」で、これは発車まで1時間ちょっとの待ち時間があるので、一旦改札を出ます。
駅舎の外へも出てみましたが、雪も降っているので周辺を歩くのは断念し、駅舎内のお土産屋さんでお土産を物色したりして時間をつぶしました。
会津若松駅は会津地方有数のターミナル駅とあって、改札の内外を問わず構内には観光客に向けた横断幕やポスター、看板も多く見られました。
もちろん、この年も春から運転が始まった「SLばんえつ物語」の横断幕も掲げられていました。
お土産を購入してもまだ時間があるので、「あがの」の入線までにはまだ少し早いですが、改札内に戻ってホームで磐越西線や只見線から到着したキハ40や、郷土の偉人野口英世が1000円札の肖像画になったことを記念するラッピングが施された会津鉄道の気動車(車号未確認)などを撮影して時を過ごしました。

そしてようやく「あがの」の編成が入線し、乗車します。
この日の「あがの」はキハ110形の前後をキハE120形で挟んだ3両編成で、私はキハ110に乗車しました。
キハE120形の側面には、磐越西線のキャラクター「オコジロウ」のイラストの入ったエンブレムも掲げられていました。
せっかくの愛称付き快速なのにキハE120、キハ110ともに、側面表示に「あがの」の文字がないのは残念でした。

「あがの」の会津若松発車は11:00ちょうどでしたが、郡山からの接続列車が若干遅れたため、「あがの」も3~4分ほど遅れて会津若松を発車。
喜多方から先は、いよいよこの日の最大の目的である磐越西線の未乗区間へ踏み出します。
窓の外の雪景色もますます深くなっていきます。
新潟県に入った12:19着の津川駅では15分停車。
相変わらず雪は降っていますが、停車時間を利用して列車の外へ出ました。
ホーム上の待合室は、「オコジロウの家」と名付けられ、「オコジロウ」がモチーフとしているオコジョをイメージした外観の建物になっていました。
さらに停車時間を利用してちょっとだけ駅舎の外へも出てみましたが、さすがに駅舎内外ともに人も少なく閑散としていました。
再び「あがの」に乗車して磐越西線を乗り進みます。
車内では、郡山駅で買っておいた「福島牛 牛めし」で昼食。
すき焼き風に煮込んだ牛肉をご飯に乗せたよくあるタイプの肉系駅弁ですが、牛肉とともにご飯に載るきんぴらごぼうがアクセントになっていました。
シンプルな作りですが、肉の量も多くておいしい駅弁でした。
雪の中ではありましたが、会津若松発車時点の遅れもいつの間にか回復し、ほぼ定刻に新津駅に到着。この時点で、無事磐越西線の全線踏破を達成しました。
「あがの」は新潟行なのでそのまま乗車し、13:36に終着の新潟駅に到着しました。

この後は国鉄型電車を乗り継いで上越国境を越えて帰路につきます。
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【2014年春の18きっぷ旅①】磐越西線全線踏破 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
相変わらずネタ枯れのため、過去の乗り鉄の振り返りシリーズ、まだまだ続きます。
今回からは、2014年春に青春18きっぷを使って、計4回乗り鉄に出かけた際の様子を振り返っていきたいと思います。
まず今回からは3月8日に、当時喜多方ー新津間が未乗車だった磐越西線を全線踏破した時のことを振り返っていきます。

3月8日、地元駅を始発で出発し、新秋津駅で18きっぷに今季初の日付印を入れて18きっぷ旅をスタートしました。
・・・が、南浦和経由で大宮駅へ移動したところで早くも18きっぷの旅は一時中断、東北新幹線「やまびこ201号」で郡山駅へ向かいます。
「ワープ」というにはやや距離が長いですが、これも行程上やむを得ません。

郡山からは18きっぷ旅に戻り、磐越西線ホームの1番線へ向かいます。
ここから乗車するのは、8:32発の会津若松行快速3231Mです。
磐越西線電化区間の快速といえば、当時「あいづライナー」も運転されていましたが、3231Mには愛称はなく、停車駅も「あいづライナー」より多くなっていました。
当日は土曜日でしたが、朝の通勤通学時間帯であるためか、3231Mは719系6両編成というこの界隈としては長めと思われる編成での運転でした。
719系は6両すべてが磐越西線用の「赤べぇ」カラーの車両でした。
この旅から6年後の今では、狭軌線用の719系0番台は廃車が進み、磐越西線からもすでに撤退しているようで、赤べぇ」カラーも懐かしい思い出になっています。

3231Mは郡山駅を定刻に発車。
郡山発車後の車内は、混雑はしていないもののそこそこ賑わっていましたが、2つ目の停車駅磐梯熱海で結構下車があり、以降は比較的のんびりした車内になっていきました。
郡山駅付近は駅構内も街も雪は少なかったですが、郡山から少し進むと積雪もそれなりに多くなっていきました。
雪の中ながら、3231Mは定刻の9:43に会津若松駅に到着。
駅構内は一面の雪景色。719系の前面や足回りにも雪がこびり付き、雪中の激走を物語っていました。

この後乗り継ぐ新潟行快速「あがの」までは1時間ちょっとあるので、この後は会津若松の駅構内で時間をつぶします。そのあたりは、次回に続きます。こんばんは、gonanaです。
相変わらずネタ枯れのため、過去の乗り鉄の振り返りシリーズ、まだまだ続きます。
今回からは、2014年春に青春18きっぷを使って、計4回乗り鉄に出かけた際の様子を振り返っていきたいと思います。
まず今回からは3月8日に、当時喜多方ー新津間が未乗車だった磐越西線を全線踏破した時のことを振り返っていきます。

3月8日、地元駅を始発で出発し、新秋津駅で18きっぷに今季初の日付印を入れて18きっぷ旅をスタートしました。
・・・が、南浦和経由で大宮駅へ移動したところで早くも18きっぷの旅は一時中断、東北新幹線「やまびこ201号」で郡山駅へ向かいます。
「ワープ」というにはやや距離が長いですが、これも行程上やむを得ません。

郡山からは18きっぷ旅に戻り、磐越西線ホームの1番線へ向かいます。
ここから乗車するのは、8:32発の会津若松行快速3231Mです。
磐越西線電化区間の快速といえば、当時「あいづライナー」も運転されていましたが、3231Mには愛称はなく、停車駅も「あいづライナー」より多くなっていました。
当日は土曜日でしたが、朝の通勤通学時間帯であるためか、3231Mは719系6両編成というこの界隈としては長めと思われる編成での運転でした。
719系は6両すべてが磐越西線用の「赤べぇ」カラーの車両でした。
この旅から6年後の今では、狭軌線用の719系0番台は廃車が進み、磐越西線からもすでに撤退しているようで、赤べぇ」カラーも懐かしい思い出になっています。

3231Mは郡山駅を定刻に発車。
郡山発車後の車内は、混雑はしていないもののそこそこ賑わっていましたが、2つ目の停車駅磐梯熱海で結構下車があり、以降は比較的のんびりした車内になっていきました。
郡山駅付近は駅構内も街も雪は少なかったですが、郡山から少し進むと積雪もそれなりに多くなっていきました。
雪の中ながら、3231Mは定刻の9:43に会津若松駅に到着。
駅構内は一面の雪景色。719系の前面や足回りにも雪がこびり付き、雪中の激走を物語っていました。

この後乗り継ぐ新潟行快速「あがの」までは1時間ちょっとあるので、この後は会津若松の駅構内で時間をつぶします。そのあたりは、次回に続きます。
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