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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その14 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その14です。

狭山・大阪狭山市の両駅を訪問した後、大阪狭山市駅から6000系の普通電車に乗車。
久しぶりに都会に近いエリアで乗車する片開き扉の車両に懐かしさを感じながら中百舌鳥駅まで乗車し、この駅で高野線から分岐する泉北高速鉄道に乗り換え。
泉北高速線は南海とは別会社ながら、南海高野線とは相互直通運転も行っていてまるで高野線の支線のようでもあり、実際私が中百舌鳥から乗車した和泉中央行も、難波から直通の南海6200系の準急でした。
もっとも、高野線から分岐した後は、車窓は大規模ニュータウンのそれらしい風景になり、駅名標や駅の雰囲気も変わり別会社の路線であることが分かります。
泉北高速線の終点の和泉中央駅に到着して駅前を少しぶらつき、今度は泉北高速鉄道のオリジナル車5000系の準急に乗車し、なんばへ向かいます。
…が、この列車が泉北高速線内を走行している頃に、高野線の萩ノ茶屋駅構内で人身事故が発生したとのことで、高野線で運転見合わせが発生しているとの車内アナウンスが。
ひとまず乗車している準急はそのまま中百舌鳥まで進んだもののここでしばらく抑止となり、この後の乗り継ぎに影響しそうな状況になりました。
不幸中の幸いというか、中百舌鳥には難波まで並行する大阪市営地下鉄(現 大阪メトロ)御堂筋線があり、こちらを利用すればひとまずなんばへ行くことができるので、御堂筋線で迂回することに決定。
このような柔軟な判断が躊躇なくできるのも、関西エリアの多くの私鉄・公営交通が乗り放題の「スルとKANSAI 3dayチケット」のありがたいところです。

南海の中百舌鳥駅を出て、タクシー乗り場の行列を横目に地下鉄の入り口を入り御堂筋線の中百舌鳥駅へ。
ここから乗車した北大阪急行線直通の千里中央行きは、10系のリニューアル改造社。
私のように南海から迂回してきた人も結構いたのかもしれませんが、それでも昼前という時間だからかほとんど混雑もせず、20分ほどでなんばに到着。
朝は回避した地下鉄から南海への乗り換え通路を歩いて南海難波駅へ向かい、再び南海の乗り歩きを再開しました。

次回、南海線系統の乗り歩きに入ります。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その13 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その13です。

大阪駅から大阪環状線で新今宮駅へ向かい、同駅からこの日の南海電車乗り歩きをスタートします。
JRのホームから階段を上がったところにある乗り換え改札から南海新今宮駅の構内に入り、少しの間次々に発着する南海線や高野線の列車を眺めながら一休み。
その後、高野線6300系の区間急行に乗車し、以前からぜひ行きたかった2つの駅に向かいました。

新今宮から20分で、その目的の駅のうちの一つである狭山駅に到着。
子供の頃、南海電鉄の路線図を見ていてこの駅と、次に訪れる駅(の改称前の駅名)の2つの駅の存在を知って以来、何のゆかりもない土地ながら、その駅名に妙に親近感を覚えていつかは行ってみたいと思い、ついにこの日それが実現したというわけです。
初めて降り立った狭山駅は、相対式2面2線のホームと橋上式の駅舎がある、ごくごく一般的な住宅地の駅という感じで、周辺もこれといった名所などもなさそうな感じですが、そんな雰囲気も個人的には親しみを感じるポイントです。

狭山駅前を少しだけぶらついてから、普通電車で隣の駅へ移動しました。
その駅は、本日2つ目の目的地大阪狭山市駅。
駅名的には、狭山駅以上に個人的な親しみを感じる駅名でもあります。
狭山駅は橋上駅舎の駅ですが、大阪狭山市駅は上下線のいずれにも地上に駅舎があり、改札内で上下線間を移動することのできない構造になっています。
その駅舎は、どこかヨーロッパのお城や教会を思わせる外観になっていました。
それもそのはずで、この駅はかつて狭山遊園前という駅名で、近くには南海の運営する遊園地「さやま遊園」もありましたが、さやま遊園が閉演した2000年に閉園したため現在の駅名になったものです。
遊園地の閉園から10年以上たっていたせいもあるのか、駅舎以外には遊園地最寄り駅だったころの面影らしきものは見つけられませんでしたが、もしさやま遊園が健在な頃に訪問できていたなら、さやま遊園の方にもぜひ足を延ばしてみたかったです。

狭山駅も大阪狭山市駅も、駅の規模としてはさほど大きな駅ではなく目立つ存在ではないけれど、その駅名に縁を感じての今回の両駅への訪問はなかなか楽しい思い出になりました。
ただ、両駅とも現在は駅員がむ配置になっているようで、その点は残念な気がします。

次回に続きます。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その12 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その12です。

今回からは、関西私鉄乗り歩きの3日目、2011年8月24日の乗り鉄の振り返りです。
この関西私鉄乗り歩きに利用した「スルッとKANSAI 3dayチケット」の利用期間最終日になるこの日は、南海電鉄の各線を乗り歩くことにしました。
南海電鉄の大阪都心部のターミナルは難波駅なので、宿泊しているホテルに近い梅だから行くとなると地下鉄御堂筋線に乗るのが一番簡単にも思えますが、朝のラッシュ時に激込みの御堂筋線に乗るのも、難波でやはり込み合う乗り換え通路を歩くのも、何だかかったるくなってきます。
そこで、今回はやや遠回りながら混雑も御堂筋線経由ほどではないと思われ、乗り換えも楽な、大阪駅から大阪環状線内回りで新今宮まで行き、そこで南海に乗り換えるルートをとることにしました。

朝8時前にホテルを出てJR大阪駅環状線ホームへ。
ホームへ出て間もなくやって来た内回り電車は、オレンジ色の201系。
中央線201系の営業最終列車と、長野総合車両所への廃車改装を兼ねたラストラン団体列車に立ち会った者としては、延命工事で若干姿を変えているとはいえ久しぶりに生で見るオレンジ色の201系はやはり懐かしさを覚えました。
ラッシュ時間帯なのでこの電車も当然のように混雑し、大幅に乗客の入れ替わる大阪駅からでも座ることはできませんでしたが、それでも激込みというほどの込み具合ではなく、西九条では降車客も多くて着席することができました。
そして乗換駅の新今宮に到着。ホームから階段を上がってすぐの乗り換え改札から南海の構内に入り、南海電車乗り歩きをスタートします。

次回、個人的に一度行ってみたかった2つの駅へ向かいます。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その11

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その11です。

山陽電鉄滝の茶屋駅で、海を眺めながらひとときを過ごした後、普通電車で須磨浦公園駅へ。
この駅は、かつての阪急・阪神の列車の山陽電鉄への乗り入れ区間の西端の駅として、小学生の頃から存在は知っており(現在は、阪急は山陽電鉄への乗り入れを中止し、阪神は山陽とともにうめだー姫路間の直通特急の運転を開始)、関西へ乗り鉄に行くようになると何度も通り過ぎる駅でもありましたが、実際にホームに降りたのは実はこの時が初めてでした。
駅に着くと、時刻が16時を少し回ったところだったせいもあるのか、乗車してきた普通電車から降りる乗客は私以外ほとんどいなかったようで、乗車する人も少なかった記憶があります。
電車が発車してしまうと駅構内は人の動きもほとんどなくなり、直通特急が通過したり、須磨浦公園折り返しの阪神特急が到着した時以外はどこかの秘境駅にでもいるかのような静けさになり、ここが神戸市内であることを一瞬忘れそうになるほどでした。
20分ほどそんな駅構内をぶらぶら歩いた後、次に乗車したのは同駅始発の梅田行阪神特急。
やはり須磨浦公園からの乗客は少なかったようですが、次の山陽須磨駅からは夕方ということもあって車内がにぎわい始め、神戸高速線内に入ると立ち客も出る程度の乗車率になっていきました。

この阪神特急を阪神三宮(現 神戸三宮)で下車し、次に乗り継いだのは、同駅始発の近鉄車両の奈良行快速急行。
2年前に開通したばかりの阪神なんば線直通のこの列車に乗ることで、阪急・山陽電鉄に続き阪神電鉄の路線にも全線乗車することになります。
阪神三宮駅も、何度か乗降したり通過したりした駅でしたが、ここから近鉄の車両に乗車するというのも、やはりまだ新鮮な感覚です。
当駅氏初なので余裕で着席でき、17:30頃に阪神三宮を発車。
L/Cカー(ロングシート状態)の車内は座席が埋まるくらいで意外にそれほど混雑することもなく、阪神尼崎で後部に4両を増結して西大阪線とその先のなんば線へ進入。
西九条からは近く間に入り、阪神三宮から47分ほどで大阪難波駅に到着。これで阪神電鉄も全線乗車となります。
この列車は近鉄奈良行なので、そのまま近鉄奈良線も乗り鉄してもいいのですが、今回はここで下車。
ホームに降りると、ちょうど隣のホームに18:30発の近鉄名古屋行特急が入線する旨のアナウンスが流れたので、どんな形式がやってくるのか見ていると、入線してきたのは、名古屋寄りに30000系「ビスタEX」、難波寄りに近鉄特急車最古参の12200系を併結した8両編成。
「ビスタEX」は地下のホームで眺めるだけでも乗車意欲をそそられますし、12200系もこの当時すでに廃車が進んでおり(2021年には全車引退の予定)、次に見たり乗車したりする機会があるのかどうかも分からないので、なかなか貴重な遭遇になりました。

この後、難波から大阪市営地下鉄(現 大阪メトロ)御堂筋線で梅田まで移動し、この日ののりてつは終了となりました。
次回からは、南海電車の乗り歩き編となります。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その10 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その10です。

山陽電鉄鹿間駅の「山陽そば」で昼食の後は、同駅から分岐する山陽電鉄唯一の支線、網干線に乗車。
6両編成の直通特急が走り、阪神の車両も乗り入れてくる本線とは異なり、3両編成の3000系がのんびり走る路線です。
私の乗車した山陽網干行電車は、昼過ぎということもあるのかかなり空いていて、本線に比べるとのどかさも感じる車窓を見ながら、17分ほどで終点の山陽網干駅に到着。
折り返しの電車で飾磨駅に戻った後は、普通電車で山陽電鉄本線の終点山陽姫路駅へ。
同駅は、デパートも併設した山陽電鉄最大のターミナル駅で、阪神武庫川線・山陽網干線とややのんびりした雰囲気の路線を立て続けに乗車してきた後では、何だかずいぶん都会に来たような気分になってしまいました。
そして、山陽電鉄と相互直通を実施している阪神電鉄が近鉄とも相互直通を始めたことで、この駅から近鉄の名古屋や賢島駅まで、JRに頼らず一本のレールでつながることができたわけで、そう考えると壮大な鉄道網の一方の始発駅らしい駅にも感じられます。

山陽姫路駅の近くで小休止の後、阪神8000系の直通特急で山陽垂水駅へ。
さらにここで普通電車に乗り換え、やって来たのは滝の茶屋駅。
この駅は、高台に建つホームから大阪湾が間近に見える駅で、この旅の数年前にも訪れて、その景観に一気に好きになった駅でした。
この日も、前回訪れた時と同様の快晴で、ホームから海や明石海峡大橋を眺めたり、駅にやってくる山陽・阪神の電車やホーム眼下を走るJR神戸線の列車を撮影したりして、約1時間ほどゆっくり過ごしました。
泳ぎこそしなかったけれど、夏の海はやっぱりいいもんだと改めて感じたひとときでした。

山陽電鉄・阪神電鉄の乗り歩き、まだまだ続きます。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その9 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その9です。

阪神武庫川線に乗車して武庫川駅に戻った後は、阪神本線の梅田行き急行に乗り換えて阪神尼崎駅へ。
さらに尼崎で普通電車に乗り換えて1つ梅田寄りの大物(だいもつ)駅へ移動しました。
この駅では、本線ホームの梅田寄り先端から、本線や阪神なんば線の列車を1時間弱ほど撮影しました。
この場所では、私が初めて阪神電車に乗車した1993年から何度か撮影をしたことがありましたが、初撮影の時と比べやってくる阪神の車両やその塗装も変化し、さらに当時はここで撮影できることになろうとは思っていなかった山陽電鉄や近鉄の車両も時折やってくるなど、時代の流れを実感しつつ楽しい時間を過ごしました。

大物駅での撮影を終えた後は、普通電車で再び尼崎へ。
さらにここからは乗り入れの山陽電鉄5000系の直通特急に乗車。
途中駅からではあったものの運よく転換クロスシートの窓際の席に座ることができ、阪神線からその先の神戸高速鉄道線、さらにその先の山陽電鉄線内まで、車窓の変化を楽しみながら向かいました。
そして、直通特急で尼崎から1時間20分少々の飾磨(しかま)駅で途中下車。
ここでは、山陽電鉄唯一の支線である網干(あぼし)線に乗り換えますが、時刻も12時を回ったところなので、乗車前に昼食タイム。
この日の昼食は、飾磨駅ホーム上の立ち食いそば店「山陽そば」。
この山陽そば、山陽電鉄線内の数駅の構内にあり、飾磨駅のお店もその一つです。
以前山陽電鉄で車掌をしていた当時のブログ友達の方によれば、乗務間合いや勤務終了後の運転士や車掌もよく食事に訪れるお店だとか。
何となく懐かしい昭和の時代にタイムスリップしたような木造(?)のお店に入ると、ちょうどお昼時なので10人ぐらいのお客さんがおり、なかなかにぎわっていました。
バラエティー豊かにいろいろ揃ったねにゅーから迷った挙句、注文したのは「スタミナうどん」。
生卵と天ぷら、それにまさに山陽電鉄の沿線グルメの「ぼっかけ」(牛すじの煮込み)の入った、確かにボリューム満点のうどんで、美味しくいただきました。

この後も、引き続き山陽電鉄線内を乗り歩きます。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その8 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その8です。

一日阪急電車を乗り歩いた翌日の2011年8月23日は、阪神電鉄と山陽電鉄を中心に乗車や撮影を楽しみます。
この日のスタートも梅田駅、といってももちろん阪急の梅田駅ではなく、阪神の梅田駅。(現 大阪梅田駅)。
3つの路線が集まる阪急梅田駅と比べ、単一の路線のターミナルである阪神の梅田駅はその分ラッシュ時の乗客も少ないのかもしれませんが、それでも朝8時過ぎの駅構内には多くの乗客があふれていました。
ここから乗車するのは、8000系リニューアル車の甲子園行区間急行。
阪神電車にも過去何度か乗っていますが、たいてい特急(直通特急を含む)や快速急行に乗ることが多いので、その他の種別、特に平日の朝のラッシュ時のみ運転される区間急行に乗車するのは貴重な機会です。
区間急行は8:20頃に梅田駅を発車し、17分ほどで武庫川駅に到着したところで私は下車。
駅名の通り、武庫川の上に設置されている阪神本線のホームを西宮市側へ歩いて向かうのは、この駅が始発の支線武庫川線のホーム。
武庫川駅の武庫川線ホームは、本線のホームよりも一段低いところに設置されており、本線のホームとの間には中間改札も設けられています。
そのためか、頻繁に列車が発着し通過列車もある本線ホームとは対照的に、武庫川線ホームはラッシュも一段落したからかかなり静かで、同じ駅なのに別の空気が流れているようでした。
武庫川線ホームに出て少し待つと、次の武庫川団地前行きとなる電車が到着。
車両はこの線専用の7861形。
この旅の頃にはすでに本線では減少しつつあった、伝統の「赤胴車」塗装を残す車両でした。
9時ちょっと前の武庫川線は車内にもかなりゆとりがあり、これも本線とは違うゆっくりした走りとともに、終点までわずか6分ほどの短い距離ながら、何となくのんびりした電車旅になりました。
いかにも昭和の阪神電車という雰囲気の7861形や7890形も、今年6月に引退し、これらに代わって登場したのが、派手なラッピングが施された5500形改造車です。
しかし、やはり武庫川線を利用する人々にとって「最後の赤胴車」には特別な思い入れがあるようで、武庫川団地内に保存が決まりました。昭和の阪神電車の姿にこれからも接するチャンスができたのは嬉しいことです。

武庫川線を終点の武庫川団地前駅まで往復し武庫川駅に戻った後は、再び本線に乗り換えます。
次回も続きます。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その7 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その7です。

阪急電車の乗り歩き編、今回でラストです。
塚口から伊丹まで、伊丹線を往復した後は、神戸線の普通電車で夙川(しゅくがわ)駅へ向かい、この駅で神戸戦から分岐する甲陽線に乗り換えます。
先ほど今津線の西宮北口ー今津間で乗車したのと同じ6000系のワンマン仕様編成で終点の甲陽園駅まで往復すると、この日の阪急電車の乗り歩きもあとは神戸線を乗りつぶすだけになりました。
まずは夙川からは7000系の特急で三宮(現 神戸三宮)へ。
三宮駅に着くと、隣のホームには阪急三宮折り返しの山陽電鉄3000系が停車中。
ほぼ一日、マルーン色の電車ばかりを乗り継いできたので、クリーム色に赤帯の塗装の山陽3000系の姿は何だか新鮮に感じました。
当初は三宮からそのまま折り返して梅田へ戻るつもりでしたが、せっかく阪急の駅で山陽電車に出会えたので、この3000系の山陽姫路行き普通電車で神戸高速鉄道の新開地駅へ。
そして同駅から始発の神戸線特急でスタートの梅田駅に戻り、無事阪急全線の乗り歩きが終わりました。

次回からは、関西私鉄乗り歩き2日目の振り返りです。

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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その6 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その6です。

阪急電車の乗り歩き、まだまだ続きます。
能勢電鉄全線に乗車した後は、川西能勢口駅から再び宝塚線で宝塚へ。
ここで乗り換えるのは、神戸線の西宮北口駅を経て阪神電鉄との接続駅今津駅までを結ぶ今津線。
といっても、同線は西宮北口を境にダイヤも線路も完全に分断されているので、宝塚からは3000系の西宮北口行に乗車。
時刻は15時半を過ぎ、沿線に学校が多いという今津線ではいつもは下校ラッシュになっている時間帯なのでしょうが、当日は夏休み中なのでそれと思われる人は少なかったです。
それでも結構乗車率は高めで、今津線も沿線の生活に溶け込んでいる路線だということが感じられました。
宝塚駅から14分で西宮北口駅に到着。改札内コンコースを通って今津行の停車しているホームへ向かいました。
ホームに停車していたのは、この今津線西宮北口ー今津間と、この後乗車する甲陽線夙川ー甲陽園間で使用されている6000系ワンマン仕様車。
同じ今津線でも6両編成の西宮北口以北と比べると編成も短く(3両編成)、乗車した列車は乗客も少し少なめで、路線の雰囲気も違って見えました。
終点今津駅まで乗車して西宮北口に戻った後は、神戸線の普通電車で2駅梅田寄りの塚口駅に移動、同駅と伊丹駅を結ぶ伊丹線に乗車します。
伊丹線ホームに停車していたのは、3000系の中でも、先ほど箕面線で乗車した3100系と同じ前面方向幕未設置の編成(3031編成)。
すでに貴重な存在となり、この旅の数年後には姿を消してしまった「阪急顔」の車両に立て続けに遭遇でき、それだけでも一日阪急電車を乗り歩いた買いがあったと思える箕面線と伊丹線での出会いでした。
その3031編成で伊丹線を往復し、塚口まで戻った後は、神戸線で神戸方面へ向かいます。

阪急電車の乗り歩き、次回で一段落となります。
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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その5 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その5です。

今回も阪急電車の乗り歩き編です。
京都線・嵐山線・千里線(と大阪市営地下鉄堺筋線)をそれぞれ全線乗車し、昼過ぎに出発地の梅田駅の手前の十三(じゅうそう)駅まで戻ってきました。
この駅は阪急の三大幹線(神戸線・宝塚線・京都線)が3方向へそれぞれ分かれていく駅で、私もこの後は宝塚線に乗り換えて阪急の乗り歩きを続けますが、その前に同駅構内の「阪急そば」(現在は「若菜そば」として営業)で昼食。
そして、6000系の宝塚行き急行で次に向かったのは、宝塚線唯一の支線である箕面線との接続駅石橋(現 石橋阪大前駅)。
石橋駅に到着し箕面線ホームへ向かうと、そこに停車していたのは、当時すでに希少な存在となっていた3100系の前面方向幕未取付編成。
私が子供の頃、絵本の写真で初めて見た阪急電車の姿そのものといった車両で、阪急沿線の住人でもないのにちょっと懐かしさを覚える車両でした。
石橋では乗換え時間があまりなかったので撮影は後回しにしてさっそく乗車。
昼下がりの時間ではあるものの、車内はそこそこ乗客も多く、昼間でも10分間隔で運転されている理由がよくわかります。
箕面駅に到着した後の折り返し時間は、3100系の撮影タイム。
次回箕面線に乗りに来た際もこの車両が残っているかわからないので(実際、方向番使用の3100系はこれが最後の乗車・撮影となりました)、箕面から石橋に戻ってきてからも含め、あれこれ撮影を楽しみました。

箕面線往復を終えた後は、再び宝塚線急行で川西能勢口駅へ。
ここで乗り換えるのは、この駅が始発の中小私鉄能勢電鉄。
能勢電鉄は阪急とは別会社ながら、走っている車両はすべて阪急の中古車両で、朝夕には阪急宝塚線に乗り入れて梅田へ直通する「日精エクスプレス」も運転されるなど、あたかも阪急の一支線のような密接な関係にある路線です。
川西能勢口駅から乗車した日生中央行も、元阪急2000系の1700系。以前は能勢電鉄オリジナルの車体塗装でしたが、この頃にはこの車両も含め阪急と同じマルーン塗装に変わっていたので、より阪急の支線に乗っている気分になってきます。

川西能勢口→日生中央→山下→妙見口→川西能勢口のコースで能勢電鉄も全線乗車。
川西能勢口駅に戻ってきたころには15時を回っていましたが、阪急電車乗り歩きはまだまだ続きます。

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