【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅09 大館→酒田 [その他鉄道ネタいろいろ]
こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、前回からの続きです。
盛岡から花輪線で大館に着き、駅近くの「秋田犬の里」での元東急5000系「青ガエル」のカットボディーを見学し、大館駅の名物駅弁「鶏めし」をゲットしたら、大館11:34発の奥羽本線広崎行き普通列車に乗車。
乗車するのは東北エリアの電化区間の不通列車の主力形式の一つである701系電車。
ED75+50系・12系の客車普通列車に代わりこのオールロングシートの電車が登場した時には、個人的にはかなりがっかりしたものですが、早いものであれからもう30年物月日がたっているわけで、もしかすると数年後には701系の後継車両が話題に上るようになるかもしれません。
もし新形式が登場するなら、その時はぜひ1両にせめて1~2ボックスくらいはクロスシートが復活してほしいものですが…
その701系で弘前駅には12:18に到着。
最長片道切符のルートでは、弘前からは五能線で東能代駅へ抜ける(正確には、弘前の1駅青森寄りの川部駅からが五能線)ことになっており、乗ってきた弘前止まりからもちょうどよい接続時間で深浦行きの列車がありますが、五能線に乗るならあの列車に乗らない手はないので、その列車がやってくるまでここ弘前でも小休止します。
改札を出て弘前の街を散策したり、JR駅に併設された弘南鉄道弘南線の弘前駅、さらには弘前駅から少し離れたところにあるやはり弘南鉄道の大鰐線中央弘前駅を見に行ったり(弘南線も大鰐線も、時間に余裕があればわずかな区間だけでも乗りたいところですが…)しながら、弘前での2時間ほどの待ち時間を過ごします。
そして、弘前駅に戻って乗車するのが、14:30発の快速「リゾートしらかみ4号」。やはりせっかく五能線に乗るのならこの列車をスルーするわけにはいきません。
青森駅・新青森駅からの乗客を乗せて弘前駅に到着した「リゾートしらかみ4号」は、弘前で4分停車して列車の進行方向を逆にします。その結果、奥羽本線の弘前ー川部間は同じ列車で2度通過することになりますが、そういう運転形態でもあまりそれを気にする人がいない(であろう)のは、やはり観光列車ならではの事でしょう。
弘前駅を発車し、その重複運転区間を走って川部駅に到着。ここでまたも進行方向を逆転して本格的に五能線へと入っていきます。
車内では津軽弁の語り部の方による案内などのイベントや特産品などの車内販売もあり、景勝地での徐行運転、先頭車や最後部者からの前方・後方展望も楽しめるなど、乗っていて飽きることのない列車です。
五所川原駅では、連絡する津軽鉄道の車両が車窓に。津軽鉄道もリアルではまだ乗車経験がないので、いつか乗りに行きたい路線です。
やがて車窓には日本海が広がり、五能線らしい景観が楽しめるようになっていきます。
15:59着の千畳敷駅では15分間停車し、殿様が千畳の畳を敷いて酒宴をしたという伝説のある岩棚や海岸を散策することができます。
やがて列車は白神山地を車窓に見ながら進むようになり、日本海の景観とはひとまずお別れということになっていきます。
東能代駅では6分停車し、青森駅発車時点から数えると実に3度目の進行方向転換を経て18:06に発車。あとは暗くなった奥羽本線を進み、19:01に終着の秋田駅に到着。弘前駅から4時間半の乗車となりますが、車内・車窓ともその時間を感じさせない濃密なものになりそうです。
時間帯的にはここ秋田駅でこの日の行程を打ち止めにしてもいいところですが、この日はもう少しルートを進めます。
ここから乗車するのは、19:21発の羽越本線酒田行普通列車。車両はやはり701系電車で、ついついこれがED75やEF81が牽引する50系客車だったら…と考えてしまいます。
車窓はもうすっかり闇が支配するようになり、途中鳥海山や日本海の景色が広がる区間も車窓は真っ暗です。
そして21:15に701系は終点の坂田駅に到着。
最長片道切符の妄想旅4日目はここで終了です。
次回に続きます。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、前回からの続きです。
盛岡から花輪線で大館に着き、駅近くの「秋田犬の里」での元東急5000系「青ガエル」のカットボディーを見学し、大館駅の名物駅弁「鶏めし」をゲットしたら、大館11:34発の奥羽本線広崎行き普通列車に乗車。
乗車するのは東北エリアの電化区間の不通列車の主力形式の一つである701系電車。
ED75+50系・12系の客車普通列車に代わりこのオールロングシートの電車が登場した時には、個人的にはかなりがっかりしたものですが、早いものであれからもう30年物月日がたっているわけで、もしかすると数年後には701系の後継車両が話題に上るようになるかもしれません。
もし新形式が登場するなら、その時はぜひ1両にせめて1~2ボックスくらいはクロスシートが復活してほしいものですが…
その701系で弘前駅には12:18に到着。
最長片道切符のルートでは、弘前からは五能線で東能代駅へ抜ける(正確には、弘前の1駅青森寄りの川部駅からが五能線)ことになっており、乗ってきた弘前止まりからもちょうどよい接続時間で深浦行きの列車がありますが、五能線に乗るならあの列車に乗らない手はないので、その列車がやってくるまでここ弘前でも小休止します。
改札を出て弘前の街を散策したり、JR駅に併設された弘南鉄道弘南線の弘前駅、さらには弘前駅から少し離れたところにあるやはり弘南鉄道の大鰐線中央弘前駅を見に行ったり(弘南線も大鰐線も、時間に余裕があればわずかな区間だけでも乗りたいところですが…)しながら、弘前での2時間ほどの待ち時間を過ごします。
そして、弘前駅に戻って乗車するのが、14:30発の快速「リゾートしらかみ4号」。やはりせっかく五能線に乗るのならこの列車をスルーするわけにはいきません。
青森駅・新青森駅からの乗客を乗せて弘前駅に到着した「リゾートしらかみ4号」は、弘前で4分停車して列車の進行方向を逆にします。その結果、奥羽本線の弘前ー川部間は同じ列車で2度通過することになりますが、そういう運転形態でもあまりそれを気にする人がいない(であろう)のは、やはり観光列車ならではの事でしょう。
弘前駅を発車し、その重複運転区間を走って川部駅に到着。ここでまたも進行方向を逆転して本格的に五能線へと入っていきます。
車内では津軽弁の語り部の方による案内などのイベントや特産品などの車内販売もあり、景勝地での徐行運転、先頭車や最後部者からの前方・後方展望も楽しめるなど、乗っていて飽きることのない列車です。
五所川原駅では、連絡する津軽鉄道の車両が車窓に。津軽鉄道もリアルではまだ乗車経験がないので、いつか乗りに行きたい路線です。
やがて車窓には日本海が広がり、五能線らしい景観が楽しめるようになっていきます。
15:59着の千畳敷駅では15分間停車し、殿様が千畳の畳を敷いて酒宴をしたという伝説のある岩棚や海岸を散策することができます。
やがて列車は白神山地を車窓に見ながら進むようになり、日本海の景観とはひとまずお別れということになっていきます。
東能代駅では6分停車し、青森駅発車時点から数えると実に3度目の進行方向転換を経て18:06に発車。あとは暗くなった奥羽本線を進み、19:01に終着の秋田駅に到着。弘前駅から4時間半の乗車となりますが、車内・車窓ともその時間を感じさせない濃密なものになりそうです。
時間帯的にはここ秋田駅でこの日の行程を打ち止めにしてもいいところですが、この日はもう少しルートを進めます。
ここから乗車するのは、19:21発の羽越本線酒田行普通列車。車両はやはり701系電車で、ついついこれがED75やEF81が牽引する50系客車だったら…と考えてしまいます。
車窓はもうすっかり闇が支配するようになり、途中鳥海山や日本海の景色が広がる区間も車窓は真っ暗です。
そして21:15に701系は終点の坂田駅に到着。
最長片道切符の妄想旅4日目はここで終了です。
次回に続きます。