【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅15 新潟→糸魚川 [その他鉄道ネタいろいろ]
こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った妄想乗り鉄旅、今回も続きます。
上越新幹線で新潟駅に到着した後、昼食を取ったり高架化で大きく装いを変えた新潟駅を見て回りながら約2時間の「昼休み」を過ごし、新潟県内ジグザグ移動の後半に挑みます。
最長片道切符のルートはこの後、越後線経由で柏崎駅へ向かいます。柏崎へは同じ新潟駅から信越本線を経由してもいけますが、そうなると先ほど通った新津ー長岡間に2度乗車することになり、さらに夕方には柏崎から長岡駅手前の宮内駅までの間にも乗車するので、この2区間の「ダブり」を回避するため越後線回りで柏崎へ向かうことになります。
新潟駅から乗車するのは、14:23発の吉田行。
つい少し前まで、新潟エリアのオリジナルカラーから国鉄時代のカラーのリバイバル塗装車まで、色とりどりの国鉄型近郊型電車115系電車が大活躍していた印象の強い新潟エリアも、今や普通・快速のほとんどがE129系電車での運転となり、ここからしばらくE129系同士を乗り継いでいくことになります。
新潟駅を発車して市街地を抜けると住宅地や田園地帯を走るようになり、そんな風景の中15:18に終着の吉田駅に到着します。
吉田駅は越後線と、信越線の東三条駅と弥彦駅を結ぶ弥彦線とが交差する駅で、両線ともにこの駅が始発・終着となる列車も多い運転上の拠点となる駅です。
新潟エリアの115系が健在だった9年前に訪れた時には、各ホームに停車するカラフルな115系勢揃いの光景に興奮したものですが、これも今ではほぼすべてがE129系となっています。
その吉田駅から乗り継ぐのは、15:44発の越後線柏崎行。
越後線は、新潟駅から柏崎方面へ向かって途中の内野駅とこの吉田駅で段階的に列車本数が少なくなっていくダイヤになっており、この列車の前の柏崎方面行の列車は3時間ほど前の発車となります。新潟駅で「昼休み」となったのもこの越後線ダイヤが一つの理由です。
吉田駅を発車してからも田園地帯が続く中を坦々と走り、柏崎駅には16:57に到着します。
過不足のないちょうどよい長さの接続時間で乗り継ぐのは、17:10発の信越本線長岡行。こちらもまたまたE129系に乗車することになります。
時期的にもう暗くなりつつある車窓を見ながら進み、17:49に上越線との接続駅宮内に到着。
列車は宮内の次の長岡駅が終着ですが、そこまで乗ってしまうと昼に一度通った長岡駅にまた戻ってしまうので、最長片道切符のルートはここから上越線に乗り継ぐことになります。
幸い宮内駅での上越線への接続はよく、18:02発の越後中里行に乗車し、この後経由する飯山線との接続駅越後川口駅へと向かいます。
18:20に到着した越後川口駅では5分の接続時間ですぐに飯山線の十日町行に乗り換え、同線の途中駅飯山を目指しますが、越後川口から飯山駅まで当日中にたどり着くにはこの列車が最終となるので、乗り逃さないように注意する必要があります。
なお、リアルの飯山線ではこの妄想旅で飯山線を利用すると想定している日と重なる10月1日から11月20日まで、トンネル工事のため経路途中の戸狩野沢温泉ー森宮野原間が終日運休となっていますが、災害で不通となっている路線と同様ここでも、通常通り列車が走っているとの想定のもとに行程を組んでいます。
飯山線には、「いいかわ、いいそら、いいやません」なるキャッチフレーズがあるようですが、もう10月ともなれば18時半過ぎでは外も暗く、果たしてそのキャッチフレーズにピッタリの車窓が楽しめるものなのかを確かめることはできません。
越後川口から乗車したキハ110系は18:51に終着の十日町駅に到着。ここは上越線の六日町駅と信越線の犀潟駅との間を結ぶ第三セクターの北越急行との接続駅で、直江津方面へは大幅なショートカットルートになりますが、北越急行は第三セクター路線のため最長片道切符では乗ることができず、引き続き飯山線を乗り継いでいくことになります。
十日町駅から乗り継ぐのは、19:03発の戸狩野沢温泉行。相変わらず外は駅以外ほぼ真っ暗で、飯山線に沿って流れているという信濃川もほぼ見えないようです。
長野県に入った森宮野原駅から先は乗車している列車が最終列車となっており、いかに沿線の人口が少ないかを感じさせます。
20:26に到着する戸狩野沢温泉駅ではすぐにこの先飯山方面へ向かう長野行に接続。何と、この列車も長野方面へ向かう最終列車となっています。
やはりキハ110系の長野行は20:40に飯山駅に到着。新潟駅からE129系の列車4本とキハ110系の列車3本を乗り継いでの6時間あまりの旅が終わりました。
飯山駅は飯山線と北陸新幹線の接続駅となっており、主に新潟県内をジグザグに移動してきたこの日の行程も、最後は北陸新幹線で一気に糸魚川駅まで向かいます。
乗車するのは飯山21:02発の「はくたか575号」。新幹線はお昼に上越新幹線に乗ったばかりですが、各駅停車のローカル列車を乗り継いだ後だと、糸魚川駅までわずか24分というスピードは相当に速く感じるのではないでしょうか。
そして糸魚川駅には21:26に到着。新潟県の広さを実感するこの日の行程はここまでとなります。
次回、8日目編に入ります。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った妄想乗り鉄旅、今回も続きます。
上越新幹線で新潟駅に到着した後、昼食を取ったり高架化で大きく装いを変えた新潟駅を見て回りながら約2時間の「昼休み」を過ごし、新潟県内ジグザグ移動の後半に挑みます。
最長片道切符のルートはこの後、越後線経由で柏崎駅へ向かいます。柏崎へは同じ新潟駅から信越本線を経由してもいけますが、そうなると先ほど通った新津ー長岡間に2度乗車することになり、さらに夕方には柏崎から長岡駅手前の宮内駅までの間にも乗車するので、この2区間の「ダブり」を回避するため越後線回りで柏崎へ向かうことになります。
新潟駅から乗車するのは、14:23発の吉田行。
つい少し前まで、新潟エリアのオリジナルカラーから国鉄時代のカラーのリバイバル塗装車まで、色とりどりの国鉄型近郊型電車115系電車が大活躍していた印象の強い新潟エリアも、今や普通・快速のほとんどがE129系電車での運転となり、ここからしばらくE129系同士を乗り継いでいくことになります。
新潟駅を発車して市街地を抜けると住宅地や田園地帯を走るようになり、そんな風景の中15:18に終着の吉田駅に到着します。
吉田駅は越後線と、信越線の東三条駅と弥彦駅を結ぶ弥彦線とが交差する駅で、両線ともにこの駅が始発・終着となる列車も多い運転上の拠点となる駅です。
新潟エリアの115系が健在だった9年前に訪れた時には、各ホームに停車するカラフルな115系勢揃いの光景に興奮したものですが、これも今ではほぼすべてがE129系となっています。
その吉田駅から乗り継ぐのは、15:44発の越後線柏崎行。
越後線は、新潟駅から柏崎方面へ向かって途中の内野駅とこの吉田駅で段階的に列車本数が少なくなっていくダイヤになっており、この列車の前の柏崎方面行の列車は3時間ほど前の発車となります。新潟駅で「昼休み」となったのもこの越後線ダイヤが一つの理由です。
吉田駅を発車してからも田園地帯が続く中を坦々と走り、柏崎駅には16:57に到着します。
過不足のないちょうどよい長さの接続時間で乗り継ぐのは、17:10発の信越本線長岡行。こちらもまたまたE129系に乗車することになります。
時期的にもう暗くなりつつある車窓を見ながら進み、17:49に上越線との接続駅宮内に到着。
列車は宮内の次の長岡駅が終着ですが、そこまで乗ってしまうと昼に一度通った長岡駅にまた戻ってしまうので、最長片道切符のルートはここから上越線に乗り継ぐことになります。
幸い宮内駅での上越線への接続はよく、18:02発の越後中里行に乗車し、この後経由する飯山線との接続駅越後川口駅へと向かいます。
18:20に到着した越後川口駅では5分の接続時間ですぐに飯山線の十日町行に乗り換え、同線の途中駅飯山を目指しますが、越後川口から飯山駅まで当日中にたどり着くにはこの列車が最終となるので、乗り逃さないように注意する必要があります。
なお、リアルの飯山線ではこの妄想旅で飯山線を利用すると想定している日と重なる10月1日から11月20日まで、トンネル工事のため経路途中の戸狩野沢温泉ー森宮野原間が終日運休となっていますが、災害で不通となっている路線と同様ここでも、通常通り列車が走っているとの想定のもとに行程を組んでいます。
飯山線には、「いいかわ、いいそら、いいやません」なるキャッチフレーズがあるようですが、もう10月ともなれば18時半過ぎでは外も暗く、果たしてそのキャッチフレーズにピッタリの車窓が楽しめるものなのかを確かめることはできません。
越後川口から乗車したキハ110系は18:51に終着の十日町駅に到着。ここは上越線の六日町駅と信越線の犀潟駅との間を結ぶ第三セクターの北越急行との接続駅で、直江津方面へは大幅なショートカットルートになりますが、北越急行は第三セクター路線のため最長片道切符では乗ることができず、引き続き飯山線を乗り継いでいくことになります。
十日町駅から乗り継ぐのは、19:03発の戸狩野沢温泉行。相変わらず外は駅以外ほぼ真っ暗で、飯山線に沿って流れているという信濃川もほぼ見えないようです。
長野県に入った森宮野原駅から先は乗車している列車が最終列車となっており、いかに沿線の人口が少ないかを感じさせます。
20:26に到着する戸狩野沢温泉駅ではすぐにこの先飯山方面へ向かう長野行に接続。何と、この列車も長野方面へ向かう最終列車となっています。
やはりキハ110系の長野行は20:40に飯山駅に到着。新潟駅からE129系の列車4本とキハ110系の列車3本を乗り継いでの6時間あまりの旅が終わりました。
飯山駅は飯山線と北陸新幹線の接続駅となっており、主に新潟県内をジグザグに移動してきたこの日の行程も、最後は北陸新幹線で一気に糸魚川駅まで向かいます。
乗車するのは飯山21:02発の「はくたか575号」。新幹線はお昼に上越新幹線に乗ったばかりですが、各駅停車のローカル列車を乗り継いだ後だと、糸魚川駅までわずか24分というスピードは相当に速く感じるのではないでしょうか。
そして糸魚川駅には21:26に到着。新潟県の広さを実感するこの日の行程はここまでとなります。
次回、8日目編に入ります。