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なんか貯まる実感がないんだよね… [日々のあれこれ&つぶやき]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:買い物や支払いをするとき、ポイント使ってる?

いまや、「○○ポイント」ってサービスに関する情報に接しない日は全くないと言っていい状況だし、もはやこの世の中にどれくらいの数のポイントサービスがあるのやら全く見当がつかないほどいろいろな「○○ポイント」がありますよね。
でも…私はそういったポイントを貯めて支払いや買い物をすることにほとんど関心がないんです。
「え~? なんてもったいないことを… この値上げ値上げのご時世の中、貯めたポイントを有効に使って少しでも得して生活しなきゃ」という声も聞こえてきそうですが、どうも私はその波に乗る気がほとんどないんですよね。
もちろん私自身がこうした「○○ポイント」と全く無縁なわけではなく、スマホの某キャリアのポイントは貯まっているし、過去乗り鉄旅で宿泊するホテルを予約する際に使っていた某ホテル予約サイトの関係で別のポイントサービスからいまだにキャンペーンなどのメルマガが頻繁に送られてきたりします。(貯まっていたポイントはとっくの昔に失効していますが)
また過去には家電量販店や紳士服チェーン店のポイントカードを持っていた時期もあり、買い物の際にそこで貯まったポイントを使ったこともあります。
そんな私ですが、たぶん今に続くようなシステムのポイントカードが普及したあたりから、「ポイントを貯めて得をする(あるいは何かしらのサービスを受ける)」ということに対してあまり興味を持てなくなったように記憶しています。
理由は、ポイントがこれだけ貯まっているという実感がわかず、ポイントを集めるということに対するモチベーションがわきにくいことがあります。
家電量販店などのポイントカードを持っていたりした時代も、それぞれで今どのくらいポイントがたまっているのか、日ごろは全くと言っていいほど気にすることはなく、買い物などの際にそれぞれのポイントカードを提示した時に「○○○ポイント貯まってますが、お使いになりますか?」と店員に聞かれて初めて今のポイントの値を把握するという状態でした。
もちろん、日常的に今貯まっているポイント数を確認する方法はあったのでしょうが、わざわざそれをする気も特にありませんでした。
それでもまだ目が見えていた当時はレジの表示やレシートでポイントの状況を確認することもできましたが、視覚障がい者となった今ではそれも困難になっています。
そういうわけで、今の私は、「ポイ活」などとも呼ばれる流れには完全に乗り遅れています。まあそれで特段不便を感じたことは今のところありませんけど。

昔を振り返ってみると、かつては買い物の時にも一定金額以上ごとにハンコがもらえる紙のサービスカードのようなものがいろいろな店で作られていて、それが財布の中に何枚も入っていたのを覚えています。
そしてそのサービスカードのハンコが全部貯まるといくらかの金券と交換出来たり買い物の代金が割引になったりといった特典があったものです。
またこれは買い物のハンコやポイントとはちょっと違いますが、夏休みのラジオ体操の出席カードに出るたびに1個ずつ押してもらうハンコが全部貯まると、夏休みの終わりにマクドナルドのコーラとポテト(S)と交換できるなんてこともありました。
これらは、少なくとも当時の私にはハンコを集める過程が目に見えて楽しみやモチベーションが維持しやすかった思い出があります。

今となってはもう紙のサービスカードやポイントカードが発行されていた時代に戻れるわけもなく、いくつもの「○○ポイント」が乱立して生活の隅々まで浸透する流れは止められないだろうけれど、できるならポイントなどのシステムに疎い人間にも理解しやすいようなシステムや、今自分が貯めているポイントがどのくらいあるのか、できるだけ簡単な方法でいつでも把握できるシステムを構築してほしい、そんな風に思います。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅 全行程表その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
前回に引き続き、稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った妄想乗り鉄旅の行程をまとめてご紹介します。
今回は、乗り継ぎ旅後半の13日目から24日目までの行程となります。前回から引き続き、かなり単調な記事になることをお許しください。

※以下、利用するそれぞれの列車に関して、稚内出発からの累計乗車本数、乗車駅と降車駅の時刻(「時」と「分」の間の:は省略しています)、乗車する路線名列車種別と列車名(いずれもないものは普通列車)、列車自体の行先の順に記載しています。
※各列車の時刻や列車名、行き先などは、2022年10月時点のデータに基づいています。
※利用する列車のうち、臨時列車や運転日が特定の曜日の身となっているなどの列車については、利用する日にちょうど運転がされているものとして行程に組み込んでいます。
※行程中には、2022年10~11月時点で災害のため長期間不通となっておりバスによる代行輸送が行われている区間や、代行輸送自体が行われていない区間もありますが、今回の妄想旅プランではこれらについてはすべて通常のダイヤで鉄道を利用できるものとして行程を組んでいます。ただし、代行輸送のバスの時刻が「Yahoo!路線検索」で検索できる根室本線と日田彦山線については、代行バスを利用する前提で行程を組みました。

●13日目
(96)大船700→国府津730 東海道本線 小田原
(97)国府津748→沼津926 御殿場線 沼津
(98)沼津1019→富士1039 東海道本線 静岡
(99)富士1045→富士宮1103 身延線 西富士宮
(100)富士宮1226→甲府1403 身延線 特急ふじかわ5号 甲府
(101)甲府1430→八王子1532 中央本線 特急かいじ32号 新宿
(102)八王子1617→新横浜1706 横浜線 東神奈川
(103)新横浜1721→静岡1802 東海道新幹線 ひかり521号 岡山
(104)静岡1911→浜松2010 東海道本線 ホームライナー浜松3号 浜松
(105)浜松2045→豊橋2120 東海道本線 豊橋

●14日目
(106)豊橋1042→岡谷1733 飯田線・中央本線 岡谷
(107)岡谷1756→塩尻1806 中央本線(みどり湖経由) 長野
(108)塩尻1919→名古屋2121 中央本線 特急しなの24号 名古屋

●15日目
(109)名古屋624→亀山746 関西本線 亀山
(110)亀山749→松阪836 紀勢本線 伊勢市
(111)松阪916→新宮1134 紀勢本線 特急南紀1号 紀伊勝浦
(112)新宮1144→白浜1407 紀勢本線 紀伊田辺
(113)白浜1420→和歌山1548 紀勢本線 特急くろしお24号 新大阪
(114)和歌山1653→五条1824 和歌山線 五条
(115)五条1901→高田1938 和歌山線 高田
(116)高田1940→奈良2021 桜井線 奈良
(117)奈良2030→京橋2133 関西本線(大和路線)・大阪環状線 区間快速 天王寺

●16日目
(118)京橋924→木津1023 片町線(学研都市線) 快速 木津
(119)木津1028→加茂1034 関西本線(大和路線) 快速 加茂
(120)加茂1040→柘植1138 関西本線 亀山
(121)柘植1201→草津1247 草津線 草津
(122)草津1252→山科1308 東海道本線(琵琶湖線) 新快速 姫路
(123)山科1350→近江塩津1501 湖西線 新快速 敦賀
(124)近江塩津1507→米原1542 北陸本線 新快速 播州赤穂
(125)米原1600→大垣1635 東海道本線 大垣
(126)大垣1641→岐阜1652 東海道本線 特別快速 豊橋

●17日目
(127)岐阜903→富山1231 高山本線 特急ひだ3号 富山
(128)富山1316→金沢1338 北陸新幹線 はくたか559号 金沢
(129)金沢1354→敦賀1514 北陸本線 特急サンダーバード26号 大阪
(130)敦賀1548→東舞鶴1741 小浜線 東舞鶴
(131)東舞鶴1746→綾部1815 舞鶴線 福知山
(132)綾部1910→京都2021 山陰本線(嵯峨野線) 特急はしだて8号 京都
(133)京都2030→新大阪2057 東海道本線(JR京都線) 特急はるか59号 関西空港
(134)新大阪2129→西明石2151 山陽新幹線 こだま873号 広島

●18日目
(135)西明石932→尼崎1007 山陽本線・東海道本線(JR神戸線) 新快速 敦賀
(136)尼崎1018→城崎温泉1251 福知山線(JR宝塚線)・山陰本線 特急こうのとり5号 城崎温泉
(137)城崎温泉1412→浜坂1509 山陰本線 浜坂
(138)浜坂1518→鳥取1612 山陰本線 鳥取
(139)鳥取1753→智頭1845 因美線 智頭
(140)智頭1924→東津山2031(→津山2036) 因美線 快速 津山

●19日目
(141)(津山709→)東津山713→佐用811 姫新線 佐用
(142)佐用855→姫路958 姫新線 姫路
(143)姫路1022→上郡1046 山陽本線 特急スーパーはくと3号 倉吉
(144)上郡1115→岡山1148 山陽本線 特急スーパーいなば4号 岡山
(145)岡山1405→津山1533 津山線 津山
(146)津山1557→新見1742 姫新線 新見
(147)新見1754→倉敷1902 伯備線 備前片上
(148)倉敷1913→三原2029 山陽本線 三原

●20日目
(149)三原727→広島1002 呉線・山陽本線 広島
(150)広島1105→三次1252 芸備線 三次
(151)三次1302→備後落合1421 芸備線 備後落合
(152)備後落合1437→備中神代1552 芸備線 新見
(153)備中神代1637→米子1814 伯備線・山陰本線 米子
(154)米子1824→出雲市1918 山陰本線 特急やくも19号 出雲市
(155)出雲市1945→益田2124 山陰本線 特急スーパーまつかぜ9号 益田

●21日目
(156)益田738→山口931 山口線 山口
(157)山口947→新山口1009 山口線 新山口
(158)新山口1209→宇部1232 山陽本線 下関
(159)宇部1248→居能1256 宇部線 新山口
(160)居能1313→小野田1338 小野田線 小野田
(161)小野田1341→厚狭1346 山陽本線 下関
(162)厚狭1445→長門市1547 美祢線 長門市
(163)長門市1633→小串1751 山陰本線 小串
(164)小串1753→下関1835 山陰本線 下関
(165)下関1838→門司1844 山陽本線 門司
(166)門司1852→小倉1857 鹿児島本線 快速 荒木
(167)小倉1946→大分2106 日豊本線 特急ソニック49号 大分
(168)大分2147→佐伯2308 日豊本線 佐伯

●22日目
(169)佐伯618→延岡726 日豊本線 延岡
(170)延岡804→宮崎915 日豊本線 特急ひゅうが9号 宮崎空港
(171)宮崎1049→都城1202 日豊本線 西都城
(172)都城1305→隼人1536 吉都線・肥薩線 隼人
(173)隼人1555→鹿児島中央1625 日豊本線 特急きりしま11号 鹿児島中央
(174)鹿児島中央1906→熊本2003 九州新幹線 さくら406号 博多

●23日目
(175)熊本952→久留米1119 鹿児島本線 鳥栖
(176)久留米1130→夜明1216 久大本線 日田
(177)夜明1303→添田1429 日田彦山線代行バス 添田
(178)添田1436→田川後藤寺1450 日田彦山線 田川後藤寺
(179)田川後藤寺1520→新飯塚1540 後藤寺線 新飯塚
(180)新飯塚1605→直方1621 筑豊本線(福北ゆたか線) 直方
(181)直方1634→折尾1655 筑豊本線(福北ゆたか線) 若松
(182)折尾1657→吉塚1755 鹿児島本線 区間快速 久留米
(183)吉塚1803→桂川1834 篠栗線(福北ゆたか線) 快速 直方
(184)桂川1859→原田1927 筑豊本線(原田線) 原田
(185)原田1940→博多2009 鹿児島本線 福間

●24日目
(186)博多929→新鳥栖942 九州新幹線 さくら543号 鹿児島中央
(187)新鳥栖1000→江北1026 長崎本線 特急みどり15号・ハウステンボス15号 佐世保・ハウステンボス
(188)江北1046→諫早1225 長崎本線 特急ふたつ星4047 長崎
(189)諫早1239→早岐1341 大村線 区間快速シーサイドライナー 佐世保
(190)早岐1359→武雄温泉1426 佐世保線 特急みどり34号 博多
(191)武雄温泉1456→新大村1508 西九州新幹線 かもめ33号 長崎


以上、稚内駅から新大村駅までの最長片道切符の妄想乗り継ぎ旅の行程表でした。
これにて最長片道切符の乗り鉄旅の妄想旅日記も完結です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
…と言いたいところですが、上記の行程を見てもお分かりの通り、最長片道切符のルートにはJR四国の路線が全く含まれていません。
これは、四国の鉄道が、瀬戸大橋を渡る本四備讃線を介してしか島外の鉄道路線との接点がなく、北海道から九州への最長片道切符のルートに四国の路線を加えることができないためです。
しかし、ここまで最長片道切符の妄想旅を楽しんだ以上、四国を舞台にそれをしないのも惜しいので、ここまでの最長片道切符と同じルールで四国版最長片道切符の妄想乗り継ぎ旅のプランを組んでみることにしました。
近日中にでもその四国版最長片道切符の妄想旅日記をまとめてみたいと思っています。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅 全行程表その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
前回まで、北海道の稚内駅からほぼ全線JR線だけを乗り継ぎ、九州長崎県の新大村駅に至る最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記を記してきました。
ひとまず四国を除く全国縦断が一段落したところで、今回と次回は、その最長片道切符の旅の妄想乗り継ぎプランの全行程を整理してまとめてみたいと思います。
2回にわたって、旅の中で利用する列車の時刻や駅名、路線名などをひたすら羅列していくだけの記事になってしまいますが、どうかご勘弁ください。
今回は、前半の1日目から12日目までになります。

※以下、利用するそれぞれの列車に関して、稚内出発からの累計乗車本数、乗車駅と降車駅の時刻(「時」と「分」の間の:は省略しています)、乗車する路線名列車種別と列車名(いずれもないものは普通列車)、列車自体の行先の順に記載しています。
※各列車の時刻や列車名、行き先などは、2022年10月時点のデータに基づいています。
※利用する列車のうち、臨時列車や運転日が特定の曜日の身となっているなどの列車については、利用する日にちょうど運転がされているものとして行程に組み込んでいます。
※行程中には、2022年10~11月時点で災害のため長期間不通となっておりバスによる代行輸送が行われている区間や、代行輸送自体が行われていない区間もありますが、今回の妄想旅プランではこれらについてはすべて通常のダイヤで鉄道を利用できるものとして行程を組んでいます。ただし、代行輸送のバスの時刻が「Yahoo!路線検索」で検索できる根室本線と日田彦山線については、代行バスを利用する前提で行程を組みました。

●1日目
(1)稚内636→名寄925 宗谷本線 特急サロベツ2号 旭川
(2)名寄1101→新旭川1228 宗谷本線 旭川
(3)新旭川1351→上川1448 石北本線 上川
(4)上川1541→北見1805 石北本線 特別快速きたみ 北見
(5)北見1903→網走2009 石北本線 知床斜里

●2日目
(6)網走641→釧路1000 釧網本線 釧路
(7)釧路1123→新得1332 根室本線 特急おおぞら6号 札幌
(8)新得1357→東鹿越1504 根室本線代行バス 東鹿越
(9)東鹿越1512→富良野1551 根室本線 滝川
(10)富良野1655→旭川1817 富良野線 旭川
(11)旭川2000→岩見沢2059 函館本線 特急カムイ46号 札幌
(12)岩見沢2132→沼ノ端2250 室蘭本線 苫小牧

●3日目
(13)沼ノ端734→小樽930 千歳線・函館本線 小樽
(14)小樽1053→倶知安1212 函館本線 倶知安
(15)倶知安1235→長万部1411 函館本線 長万部
(16)長万部1437→森1520 函館本線 特急北斗12号 函館
(17)森1603→新函館北斗1717 函館本線(渡島砂原経由) 函館
(18)新函館北斗1726→盛岡1913 北海道・東北新幹線 はやぶさ44号 東京

●4日目
(19)盛岡655→大館958 IGRいわて銀河鉄道・JR花輪線 大館
(20)大館1134→弘前1218 奥羽本線 弘前
(21)弘前1430→秋田1901 五能線・奥羽本線 快速リゾートしらかみ4号 秋田
(22)秋田1921→酒田2115 羽越本線 酒田

●5日目
(23)酒田645→坂町812 羽越本線 特急いなほ4号 新潟
(24)坂町935→米沢1131 米坂線 快速べにばな 米沢
(25)米沢1227→山形1315 奥羽本線 山形
(26)山形1444→新庄1530 奥羽本線(山形新幹線) つばさ137号 新庄
(27)新庄1539→横手1701 奥羽本線 秋田
(28)横手1718→北上1835 北上線 北上
(29)北上1904→古川1940 東北新幹線 やまびこ70号 東京
(30)古川1954→小牛田2007 陸羽東線 小牛田
(31)小牛田2108→石巻2141 石巻線 石巻

●6日目
(32)石巻730→仙台854 仙石線 あおば通
(33)仙台925→福島946 東北新幹線 やまびこ54号 東京
(34)福島1040→白石1114 東北本線 白石
(35)白石1118→岩沼1145 東北本線仙台
(36)岩沼1202→原ノ町1300 常磐線 原ノ町
(37)原ノ町1408→いわき1529 常磐線 水戸
(38)いわき1545→郡山1736 磐越東線 郡山
(39)郡山1815→会津若松1934 磐越西線 会津若松

●7日目
(40)会津若松645→新津927 磐越西線 新津
(41)新津1035→長岡1116 信越本線 特急しらゆき4号 上越妙高
(42)長岡1200→新潟1224 上越新幹線 とき315号 新潟
(43)新潟1423→吉田1518 越後線 吉田
(44)吉田1544→柏崎1657 越後線 柏崎
(45)柏崎1710→宮内1749 信越本線 長岡
(46)宮内1802→越後川口1820 上越線 越後中里
(47)越後川口1825→十日町1851 飯山線 十日町
(48)十日町1903→戸狩野沢温泉2026 飯山線 戸狩野沢温泉
(49)戸狩野沢温泉2028→飯山2040 飯山線 長野(
(50)飯山2102→糸魚川2126 北陸新幹線 はくたか575号 金沢

●8日目
(51)糸魚川854→南小谷956 大糸線 南小谷
(52)南小谷1010→信濃大町1105 大糸線 信濃大町
(53)信濃大町1116→松本1224 大糸線 松本
(54)松本1328→長野1445 篠ノ井線・信越本線 長野
(55)長野1521→高崎1601 北陸新幹線 はくたか566号 東京
(56)高崎1630→越後湯沢1659 上越新幹線 とき329号 新潟
(57)越後湯沢1752→水上1833 上越線 水上
(58)水上1844→新前橋1937 上越線 高崎
(59)新前橋1953→小山2142 両毛線 小山
(60)小山2157→宇都宮2223 東北本線(上野東京ライン) 宇都宮

●9日目
(61)宇都宮1048→黒磯1140 東北本線(宇都宮線) 黒磯
(62)黒磯1153→新白河1216 都北本線 新白河
(63)新白河1252→安積永盛1325 東北本線 郡山
(64)安積永盛1348→水戸1714 水郡線 水戸
(65)水戸1753→柏1846 常磐線 特急ときわ78号 品川
(66)柏1850→新松戸1858 常磐線各駅停車 代々木上原
(67)新松戸1907→南浦和1936 武蔵野線 府中本町
(68)南浦和1946→赤羽1958 東北本線(京浜東北線) 大船
(69)赤羽2006→池袋2016 赤羽線(埼京線) 新宿
(→自宅へ、1.5日滞在して休養)

●10日目
(自宅から出発)
(70)池袋1459→秋葉原1519 山手線外回り
(71)秋葉原1546→千葉1637 総武線各駅停車 千葉
(72)千葉1701→成田1735 総武本線・成田線 銚子

●11日目
(73)成田640→松岸802 成田線 銚子
(74)松岸813→成東900 総武本線 千葉
(75)成東902→大網919 東金線 千葉
(76)大網947→安房鴨川1053 外房線 特急わかしお3号 安房鴨川
(77)安房鴨川1202→君津1346 内房線 木更津
(78)君津1350→蘇我1430 内房線 快速 久里浜
(79)蘇我1435→東京1524 京葉線 東京
(80)東京1551→国分寺1626 中央本線 中央特快 高尾
(81)国分寺1630→西国分寺1631 中央本線 快速 高尾
(82)西国分寺1646→新秋津1654 武蔵野線 西船橋
(→自宅泊)

●12日目
(自宅から出発)
(83)新秋津944→武蔵浦和1001 武蔵野線 南船橋
(84)武蔵浦和1011→大宮1023 東北本線(埼京線) 大宮
(85)大宮1045→倉賀野1152 高崎線(湘南新宿ライン) 高崎
(86)倉賀野1201→高麗川1325 八高線 高麗川
(87)高麗川1330→拝島1400 八高線 八王子
(88)拝島1413→立川1424 青梅線 青梅特快 東京
(89)立川1453→武蔵小杉1526 南武線 快速 川崎
(90)武蔵小杉1553→品川1603 東海道本線(横須賀線) 成田空港
(91)品川1615→川崎1624 東海道本線 平塚
(92)川崎1653→尻手1656 南武線 登戸
(93)尻手1701→浜川崎1708 南部線(支線) 浜川崎
(94)浜川崎1713→鶴見1726 鶴見線 鶴見
(95)鶴見1733→大船1813 東海道本線(京浜東北線)・根岸線 大船

次回は乗り継ぎ旅後半
(13日目~24日目)の行程をご紹介します。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅48 諫早→新大村 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回でひとまず一区切りです。

江北駅(旧 肥前山口駅)から乗車した新しいD&S列車(観光列車)「ふたつ星4047」の豪華な車内と車窓の有明海の絶景を楽しみながら、12:25に諫早駅に到着します。このまま「ふたつ星4047」に乗って長崎駅まで行ってしまうと行き止まりになってしまうので、ここで下車します。
諫早駅は、長崎本線と同駅から分岐して大村・早岐方面へと向かう佐世保線と、やはり同駅を起点に南島原方面へ向かう私鉄の島原鉄道、そしてさらに先日開業したばかりの西九州新幹線が発着する長崎県内有数のターミナル駅になっています。
その諫早駅から乗り継ぐのは、12:39発の大村線の区間快速「シーサイドライナー」佐世保行。「シーサイドライナー」には同じ列車名でも快速と区間快速の2種類があり、乗車する列車も含む後者は大村線内の竹松ー佐世保間が各駅停車となっています。
「シーサイドライナー」といえば、個人的には青い車体のキハ200系ややはり青色に塗装変更した国鉄型気動車キハ66・67形で運転されていた頃のイメージが強いですが、現在ではJR九州初のハイブリッド車両YC1系で運転される列車が多いようです。
大村線の車窓には、先ほど長崎本線から眺めた有明海に代わり大村湾の絶景が広がり、列車名の「シーサイドライナー」にふさわしい車窓風景を楽しめます。
惜しむらくは、YC1系がオールロングシート車であること。
最近のJR九州の普通・快速用の新製車はロングシート車が多くなっているほか、一部では混雑緩和を名目とした座席の一部撤去が行われた車両もあるようで、座席の減少には利用客から不満が噴出しているという記事を目にしたこともあります。
個人的には、3ドア車で転換クロスシート車のキハ200系のような車両の方が、都市間輸送や観光客輸送の側面もある「シーサイドライナー」には適任のような気がしますが…
それはそれとして、諫早駅から乗車した「シーサイドライナー」は12:54に新大村駅に到着。ついに最長片道切符の妄想旅もゴールに到達
!…と言いたいところですが、実は最長片道切符のルートはここで終わりではなく、もう少し乗り進んでやっと本当にゴールとなります。
目指すゴールを一度通り過ぎるのはやや奇妙な感覚もありますが、とりあえずなるべく窓の外を見ないようにして新大村駅を通り過ぎるのがよいのかもしれません。
各停区間に入った竹松駅の次の駅は、その名も「大村車両基地」。
新幹線の車両基地の最寄り駅ということでこの名になったようですが、路面電車やバスではよくある「○○車庫前」という停留所名に近いこのような駅名がJRの駅名になるというのも面白いところです。
引き続き大村湾を眺めながら進み、13:41には早岐駅に到着。ここは大村線と佐世保線との接続駅で、乗車してきた「シーサイドライナー」も11分停車の後佐世保駅へと向かいます。
早岐駅から乗車するのは、13:59発の博多行特急「みどり34号」。稚内駅を出てからもう何本もの在来線特急に乗車してきましたが、この「みどり34号」が最後に乗車する在来線特急であり、同時に最長片道切符の妄想旅で最後に乗車する在来線列車でもあります。
佐世保駅を発車した「みどり34号」は13:52に早岐駅に到着。ここからは進行方向を逆にして博多方面へと向かいます。この列車は「ハウステンボス」号の併結のない単独運転ですが、早岐駅では7分間と眺めに停車します。
方向転換を終えた「みどり34号」は佐世保線を博多駅目指して走っていきます。これまでたどってきた道のりを振り返るうちに早くも14:26に西九州新幹線との乗り換え駅にして最長片道切符最後の乗換駅である武雄温泉駅に到着します。
武雄温泉駅といえば、西九州新幹線「かもめ」とそのリレー特急「リレーかもめ」が同一ホームで対面乗り換えできることが大きくクローズアップされていますが、「みどり」や普通列車といったその他の佐世保線列車は、別に設けられた佐世保線ホームに発着し、乗り換えの際に中間改札を通る必要のない「リレーかもめ」と「かもめ」の乗り換えに対し、その他の列車と「かもめ」を乗り継ぐ際は一般の在来線・新幹線併設駅のように一度中間改札を通っての乗り換えとなります。

西九州新幹線は、新函館北斗駅から乗車した北海道新幹線に始まり、秋田新幹線を除くすべてのフル規格&ミニ新幹線規格の全路線に何らかの形で乗車してきた新幹線の最後の乗車であるとともに、1か月近く前に稚内駅を出発して以来189本の列車と2本の列車代行バスを乗り継いできた最長片道切符の本当に最後の乗車路線となります。
その最後の乗車列車は、武雄温泉14:56発の「かもめ33号」。
「リレーかもめ33号」からの接続を受けて武雄温泉駅を発車した「かもめ33号」は、真新しい高架上の路線を疾走していきます。新幹線の常というか、トンネルの連続で車窓が楽しめる区間はわずかなようですが、それでも新大村駅の付近では大村湾が見える区間もあるようで、これは見所かもしれません。
「かもめ33号」は武雄温泉の次の嬉野温泉駅を通過する列車で、「かもめ」用のN700Sの内装や乗り心地を味わう暇もなく、あっという間の12分で最長片道切符の旅のゴール新大村駅に到着。長い旅のフィナーレに乗車する列車としては何ともせわしないですが、ともかく1か月にわたる最長片道切符の旅はこれにて終了となります。

以上ここまで、最長片道切符の乗り鉄旅の妄想旅日記をつづってきました。
なにぶん実際に旅をした記録ではなく、あくまでも乗り換え検索サイトを使ってくみ上げた乗り継ぎスケジュールに基づいた妄想旅のため、私がリアルで乗車したことのない路線を中心に文章表現の不十分な部分が多くなってしまいましたが、それでも少しは乗り鉄旅に出ているような感覚を感じていただけたとしたら幸いです。

次回は、この稚内から新大村への最長片道切符の妄想乗り継ぎプランの全行程をご紹介します。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅47 博多→諫早 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も含めあと2回でゴールとなります。

最長片道切符の妄想旅、24日目にしてついに最終日は、前夜鹿児島本線で到着した博多駅からスタート。佐賀・長崎県内を「の」の字のように乗り進みゴールの新大村駅へと向かいます。
この日は、まず博多9:29発の九州新幹線「さくら543号」で九州新幹線では博多の次の駅となる新鳥栖駅まで向かいますが、座席に落ち着く間もないわずか13分であっという間に長崎本線との接続駅新鳥栖駅に到着します。
ここから乗り継ぐのは、10:00ちょうど発の特急「みどり15号・ハウステンボス15号」佐世保・ハウステンボス行。車両はJR九州最古参、JR全体でも「やくも」の381系に次ぐ最古参の(定期運用につく)特急型電車ですが、この「みどり・ハウステンボス」併結列車などではまだまだ活躍が見られそうです。
この「みどり15号・ハウステンボス15号」が始発の博多駅を出たのは、ここまで乗って来た「さくら543号」の博多発車の3分後の9:32。もし最長片道切符のルート上でなければわざわざ新鳥栖までの1駅間だけ新幹線を利用せずに素直に始発の博多から「みどり・ハウステンボス」に乗車するところですが、これも前夜に「みどり・ハウステンボス」の運転ルートの一部でもある鹿児島本線の原田ー博多間を前夜にすでに乗車してしまっているため再度乗車することが不可能なためです。
「みどり15号・ハウステンボス15号」は佐賀県の県庁所在地駅の佐賀駅を経て、10:26に江北駅に到着。同駅は長崎本線と佐世保線の接続駅ですが、最長片道切符のルートは引き続き長崎本線を諫早方面へと進むことになっています。そのため、佐世保線へ直通する「みどり・ハウステンボス」からはここで下車します。
ところで、「江北」とは聞きなれない駅名ですが、この駅の旧駅名は「肥前山口」で、この駅の所在する佐賀県江北町にちなんで西九州新幹線開業と同日の2022年9月23日に「江北」と改称したものです。
ただ、個人的には「肥前山口」の駅名はブルートレイン「さくら」「あかつき」の長崎発着編成と佐世保発着編成の分割併合駅、あるいは特急「かもめ」「みどり」の分割併合駅として小学生の頃から馴染んでいた駅名だけに、まだ同も違和感がぬぐえないのも事実です。
また同駅は改称の前日である9月22日までは最長片道切符の旅のゴールの駅となっていましたが、この座も同日を持って新大村駅へと引き継がれることになりました。
さて、この「江北」駅から乗車するのは、こちらも西九州新幹線開業とともに運転を開始した西九州エリアの新しいD&S列車(他社で言うところの観光列車)「ふたつ星4047」。
この列車は佐賀・長崎県内の在来線をぐるっと一周するような形で運転ルートが組まれており、午前中は佐世保線の武雄温泉駅を出発→江北→(長崎本線)諫早→(長崎本線)長崎。午後は長崎→(長崎本線)諫早→(大村線)早岐→(佐世保線)武雄温泉のルートで夕方に武雄温泉駅に戻ってくる運転形態になっています。
なお、この「ふたつ星4047」は、基本的に金・土・日・月曜と祝日を中心とした運転スケジュールが組まれていますが、妄想旅では乗車日と運転日がたまたま重なったという想定として話を進めます。

江北駅のホームで待っていると、武雄温泉方面から10:38に「ふたつ星4047」が到着。
車両は国鉄型気動車キハ40・47を改造したものですが、今の姿になる前は肥薩線のD&S列車「はやとの風」や「いさぶろうしんぺい」で活躍していた車両たちでした。
外観は真っ白な車体に金色の目立つ外装で、金色の装飾は「ゴールドミラーチタン」という材質のものでできているのだとか。もちろん例によって水戸岡鋭治氏のデザインによる車両です。
江北駅で進行方向を逆にし、ホームでの名産品などの物販などが行われた後の10:46に江北駅を発車し、諫早駅まで長崎本線を進んでいきます。
ここから先の長崎本線は、西九州新幹線開業によって一部区間の電化設備撤去や上下分離方式での運営への移行、そして特急「かもめ」全敗など、大きく姿を変えた路線でもあります。この区間の「ふたつ星4047」の旅はそうした変化を実感する旅ということにもなりそうです。
「ふたつ星4047」の車内にはベンチシートやカウンター席、ソファ席、ボックス席などいろいろなタイプの座席が並んでいるほか、2号車にはフリースペースのラウンジもあるなど豪華な内装が特徴で、車内を見て歩くだけでも時間を忘れてしまいそうになるのではないでしょうか。また途中の肥前浜・多良・小長井となどの駅ではまとまった時間停車し、物販などいろいろな催しが行われるようです。
そして何といってもこの区間の車窓の見どころは有明海景色。これはぜひ海のばっちり見える座席を予約したいところです。
そんなこんなで、車内も車窓も楽しみの多い「ふたつ星4047」はこのまま長崎、と言わず夕方の武雄温泉まで乗りつぶしたい魅力のある車両ですが、長崎駅まで行ってしまっては行き止まりで先へ進めなくなるので、12:25着の諫早駅で下車します。

次回、いよいよ妄想旅日記最終回になります。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅46 折尾→博多 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

筑豊本線の列車で到着した折尾駅は、同線と鹿児島本線の接続駅。
同駅は最近、周辺の線路の立体化事業に伴い新駅舎が完成するなど大きく変貌を遂げています。
そんな折尾駅からは、鹿児島本線の区間会則久留米行に乗り継ぎ、博多駅の1駅手前の吉塚駅を目指します。
ここまで乗車してきた筑豊本線の若松行からの接続時間はわずか2分。新しくなった駅をじっくり観察したり名物駅弁の「かしわめし」を購入した利する暇もなく急いで乗り換えます。
なぜそのようなタイトな乗り継ぎをするかといえば、夕方の時間帯にもかかわらず博多方面へ直通する普通・快速列車の間隔がやや開いていてかなり待たされるのと、その間に折尾駅に停車する博多行「そにっく」も博多駅までノンストップのため途中で普通・快速に追いついて乗り継ぐということができないためです。
ともかく何とか乗り換えを完了して吉塚駅へ向かいます。乗車する区間快速は「快速」とはついていても停車駅が多く、約1時間をかけて17:55に吉塚駅に到着します。
この日の宿泊地は博多なので、あともう1駅乗れば博多駅に着け、ここでこの日は終了…と言いたいところですが、最長片道切符のルートは例によってぐるっと遠回りして博多駅へ向かうことになっているので、ここで下車します。
その遠回りの乗り継ぎの1本目は、吉塚18:03発の篠栗線(愛称 福北ゆたか線)快速直方行。
ちょうど夕方の帰宅ラッシュの時間帯となり、しかも篠栗線の列車はこの列車に限らずすべて博多駅始発で運転されているので、おそらく混雑した社内で立つことを余儀なくされることでしょう。折尾・吉塚で短い時間での乗り換えが続き疲れている身には辛そうですが…
篠栗線はいわゆる典型的な福岡の近郊路線というイメージですが、途中の車窓は市街地あり住宅地あり田園風景ありで、距離の割に変化のあるもののようです。もっとも18時を過ぎているのであまりそれを楽しむこともできませんが。
列車は18:34に篠栗線の終点桂川(けいせん)駅に到着。この駅は篠栗線と筑豊本線の接続駅で、ここまで乗ってきた快速も筑豊本線に乗り入れて直方駅へ向かいますが、このまま乗っていては先ほど通って来たばかりのルートにぶつかってしまうので、ここで下車します。
桂川駅から乗車するのは、直方と
は逆方向の筑豊本線原田(はるだ)行。
桂川駅を境に同じ筑豊本線でも、直方方面へは電化され、博多方面への篠栗線と一体化した運転が行われていますが、対する原田方面は非電化のままで、運転本数も直方方面が都市近郊路線としてそれなりの本数があるのに対し、原田方面へは一日8往復しか列車がないというかなり大きな落差のある路線です。そういう状況を反映するように、桂川駅を境に直方方面へは篠栗線と一体で「福北ゆたか線」、原田方面へは「原田線」という愛称がつけられ、駅での案内もそれを主に用いて案内がされているようです。
さて、桂川駅から乗車する「原田線」の列車は、18:59発の原田行。車両は国鉄型のキハ40系が運用されているようです。かつて私はリアルでこの区間に乗車したことが一度だけありますが、その時乗ったのはJR九州オリジナルのキハ125形だったような記憶がありますが、私の記憶が正しければ車両面では昔に戻っているということになります。
乗車する列車は「原田線」では早くも最終1本前の下り列車。国鉄時代はブルートレイン「あかつき」の一部列車など、大ターミナル博多駅を通らずにこの区間を含む筑豊本線を経由して熊本・長崎方面へ向かう優等列車もありましたが、今の原田線はすっかりローカル線と化しています。
桂川駅を発車した列車は、途中峠越えの区間もあり福岡近郊とは思えないローカル色の濃い風景の中を走ります。もっともこの時間ではそんな風景を見ることも難しいですが…
「原田線」、そして筑豊本線の終点原田駅には19:27に到着。
ここからは19:40発の鹿児島本線福間行普通列車に乗り継ぎ、博多駅には20:09に到着。これにてこの日の行程は終了となります。
熊本駅から、九州新幹線ならあっという間に到着する博多駅へ、10時間もかけてやってきたわけですが、妄想旅とは言えこういう乗り継ぎを1か月近くも続けてきたのだと思うと、最長片道切符の旅というのは相当に時間をぜいたくに使った旅なのだということを実感するのではないでしょうか。

次回、いよいよ最長片道切符の妄想旅、最終日に入ります。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅45 添田→折尾 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

夜明駅から日田彦山線代行バスに乗ること約1時間半でバス代行区間の終点添田駅に到着。
ここから北側の日田彦山線は通常通り列車での運転が行われています。
添田駅から乗車するのは、14:36発の田川後藤寺行。バスの降車場から列車ホームとが少し距離があるようで、乗り換え時間にあまり余裕がないこともあり実際にこの乗り継ぎを実行しようとすると若干不安はありますが、まあここでは妄想旅なのでそのあたりは気にしないことにします。
添田駅を出たディーゼルカーはわずか14分で終着の田川後藤寺駅に到着。
田川後藤寺駅は、日田彦山線の他に後藤寺線、そして第三セクター鉄道の平成筑豊鉄道が接続する駅になっています。そしてここからは、そのうちの後藤寺線へと乗り継ぎます。
後藤寺線は短い路線ですが、国鉄末期に同じ筑豊地区のローカル線が相次いで廃止される中を生き残っているというのには、やはりそれなりの需要があるということなのでしょうか。
乗車するのは田川後藤寺15:20発の新飯塚行。工場地帯などを車窓から眺めながら走ること20分、15:40に早くも終着の新飯塚駅に到着します。
さらに新飯塚からは、16:05発の筑豊本線(愛称 福北ゆたか線)の直方行普通列車に乗り換えます。この筑豊エリアは路線網がやや複雑なこともあり細かな乗り継ぎが連続し、リアルであれば旅の疲れが溜まっている中では負担に感じるかもしれませんが、乗り継ぎ時間に余裕があるのが救いになるでしょうか。
筑豊地区の鉄道の拠点の一つでもある直方駅には16:21に到着。
最長片道切符のルートは、この先も引き続き筑豊本線を折尾方面へと進むことになっているので、またまたここで乗り換えとなります。
直方駅から乗車するのは、16:34発の若松行。車両は(おそらく)蓄電池電車BEC819系「DENCHA」。電化区間で乗っている分にはおそらく普通の電車とほとんど差を感じる部分はなさそうですが、今後は各地で同形式のような車両が活躍する場面も多くなっていくのでしょうか。
そのBEC819系の若松行は16:55、新しくなった折尾駅に到着。
ここからは同駅で接続する鹿児島本線に乗り継いでいきますが、続きはまた次回です。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅44 熊本→添田 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、今回も続きます。

最長片道切符の妄想旅も残りあと2日。リアルな旅ではないものの、やはりここまで到達するのも長いなと感じます。
さて23日目は熊本駅からスタートし、まずは久留米駅まで向かいます。
熊本ー久留米間は、最長片道切符のルートとしては九州新幹線と在来線の鹿児島本線のどちらも利用することができますが、前日の鹿児島中央ー熊本間が新幹線利用だったということもあり、この日は在来線を利用する行程としました。
熊本駅から乗車するのは、9:52発の鳥栖行き普通列車。
熊本以北の鹿児島本線といえば、新幹線開業前は最短20~30分毎に「つばめ」(その後の「リレーつばめ」も含む)や「有明」といった特急列車が走り、その他に東京・関西からのブルートレインも走る「特急街道」でしたが、今の鹿児島本線は久留米以南ではほぼ特急が走ることがなくなり、旅客列車に関してはほぼ短編成の普通電車が走るだけの
ローカル路線へと変貌してしまっています。
熊本駅を発車した列車は、坦々と各駅に停車しながら北上し、11:19に久留米駅に到着します。
九州に入って以来、その輪郭をなぞるようなコースをたどることが多かった最長片道切符のルートですが、久留米からはそうした路線からちょっと離れ、同駅から分岐して九州を横断する久大本線へと乗り継ぎます。
乗車するのは11:30発の日田行普通列車。
久留米駅を発車すると例に寄ってしばらくは市街地を走りますが、やがて気動車が似合うような田園風景の中を走るようになります。
昼前の比較的のんびりした空気の流れる(?)車内風景が続くうち、12:16に終着日田の2駅手前の夜明駅に到着したところで下車します。
駅名に反して真昼間に到着した夜明駅から乗り継ぐのは、同駅から分岐して小倉方面へと向かう日田彦山線。
しかし同線は2017年の九州北部豪雨の際に大きな被害を受け、それ以来添田ー夜明間は不通となったままでバスによる代行輸送が続いています。そして、結局この区間の鉄道での復旧は断念され、2023年夏から「日田彦山線BRT ひこぼしライン」という名称のBRT(バス高速輸送システム)として生まれ変わることになりました。
現時点では鉄道の不通区間の代行輸送という位置づけなので、前後の鉄道路線との通しの乗車券で乗車することも可能で、そのため最長片道切符のコースにも今まで通り組み込むことができますが、BRT化された後も同様な取り扱いがなされるのかどうかがはっきりしていないようで、場合によっては九州内の最長片道切符のルートや終着駅が激変することも考えられ、今後が注目されます。
さて現在の日田彦山線代行バスの夜明け駅の乗り場は、駅を出て駅前を通る国道まで下りてきたところにあるようです。
代行バスは13:03に夜明駅前を発車し、国道211号線を走っていきます。日田彦山線の線路と沿って進む区間もあれば、道路事情の関係で別ルートをとる区間もあるそうで、それによって不便になる駅の利用者を救済するための別系統の代行バスも設定されているようです。
代行バスのルートには、鉄道時代には駅がなかった場所にも停留所がも蹴られているところもあるようで、鉄道の代行バスというよりも、地域のバス路線の一つという位置づけにすでになっているということなのかもしれません。
そして代行バスは14:29に添田駅に到着。バス代行区間、そして来年夏からのBRT区間はここまでで、ここから北側は再び列車での乗り継ぎに戻ることになります。

続きはまた次回です。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅43 都城→熊本 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、まだまだ続きます。

日豊本線で宮崎県内を南下し、正午を回った頃に都城駅に到着。昼食をとった後、引き続き鹿児島中央駅方面を目指していきます。
都城駅から鹿児島方面へ向かうには、そのままストレートに日豊本線に乗ればよく、特急列車を利用すれば乗り換えも不要でそれなりに早く到達することができます。
しかし、最長片道切符のルートでは途中の隼人駅までの間を、都城駅から分岐する吉都線と、その吉都線に吉松駅で接続する肥薩線という2つのローカル線を使って迂回することになっています。
都城から乗車する吉都線の列車は、13:05発の隼人行。吉都線も運転本数の少ない路線ですが、宮崎駅から乗車してきた西都城行からの接続時間は1時間ほどと昼食をとるにはちょうど良い長さで、しかもこれからたどろうとする吉都・肥薩両線にまとめて乗車できる好都合な列車です。
乗車する車両は国鉄型気動車キハ40系のエンジン換装・パワーアップ者のキハ140形またはキハ147形。独特なデザインのJR世代の車両が多数を占める中にあって、やはり国鉄型キハの姿には何となく落ち着きが感じられます。また、いつの間にか数少なくなった白地に青帯の「九州色」と呼ばれる塗装で今も活躍を続けているのも今では貴重です。
都城駅を出た吉都線列車は、日豊本線と分かれて山岳地帯へと入っていきます。吉都線には「えびの高原線」という愛称もあり、線内にはズバリ「高原」という名の駅もあります。
都城駅から1時間半ほどの14:32に吉都線の起点駅吉松に到着。この駅は吉都線と肥薩線の接続駅で、本来ならば都城駅と隼人駅のほか、人吉方面への列車も発着するターミナル駅ですが、肥薩線は2020年7月の豪雨災害で八代ー吉松間が不通となったままで、復旧見込みもいまだはっきりしない状況のようです。最長片道切符のルートには通常通り運転されている吉松ー隼人間のみが含まれるため、乗り継ぎへの影響はありませんが、それはそれとして今後の肥薩線の同行は気になるところです。そういえば、災害前まで熊本ー人吉間で運転されていた「SL人吉」も、牽引するSL8620形(58654号機)の老朽化により肥薩線での運転再開が叶わないまま運転終了ということになるそうで…
さて、吉松駅に到着した隼人行は、4分停車の後今度は肥薩線へと入っていきます。
沿線風景は引き続き産学路線のそれですが、線内には歴史ある駅舎で有名になった嘉例川駅などの見どころもあるようで、列車本数が少ないためどこかに途中下車して…というわけになかなかいかないのが惜しいところです。
そして隼人駅には15:36に到着。日豊本線の特急なら1時間かからない都城ー隼人間を2時間半かけて遠回りしてきたことになります。
隼人駅からは再び日豊本線に戻り、いよいよ鹿児島中央駅を目指します。乗り継ぐのは、15:55発の特急「きりしま11号」。ここでもまた787系のお世話になります。
錦江湾と桜島を車窓から眺めつつ走ること30分、「きりしま11号」は16:25に鹿児島中央駅へと到着。
最北端の稚内駅をスタートしてから3週間あまりをかけて、最長片道切符のルートとしてはほぼ最南端といえる駅にやっとのことで到達したことになります。

この日の残りの行程は、ここ鹿児島中央駅から熊本駅まで向かえば終了となります。
この区間では九州新幹線と在来線が並行しており、このうち途中の川内ー新八代間の在来線は第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」であるため、最長片道切符では新幹線利用が必須ですが、その前後の区間では新幹線・在来線のいずれにも乗車することができます。
ただ、川内・新八代での2度の乗り換えの煩わしさと新幹線の時短効果を考慮して熊本駅までは新幹線で直行することとし、そこで浮いた時間で鹿児島中央駅やその周辺で夕食がてら小休止することにします。
そしてその熊本へと向かう九州新幹線は、19:06発の「さくら406号」博多行。「さくら」が九州・山陽新幹線の列車名となってはや10年あまり過ぎたにもかかわらず、私はいまだに「さくら」=東京ー長崎・佐世保間のブルートレインというイメージが消えません。そういうこともあり、鹿児島中央駅に「さくら」を名乗る列車が発着するのにもまだ違和感が残っています。
それはともかく、N700系に乗車して熊本駅を目指します。トンネルが多いのともう時間が夜なので、車窓は期待できませんが、その分ゆっくりと乗り心地を味わうということになるのでしょう。
そして熊本駅には20:03に到着。鹿児島中央ー熊本間の所要時間が1時間を切るというのも、いまだに信じられない気もします。
この日の行程はここ熊本駅で終了となり、翌日はさらに北部九州方面へと乗り継ぎを進めていきますが、そのあたりはまた次回です。
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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅42 佐伯→都城 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
稚内駅から新大村駅への最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記、まだまだ続きます。

最長片道切符の妄想旅22日目は、前夜遅くに到着した日豊本線佐伯駅からスタート。引き続き、日豊本線を宮崎方面へと南下していきます。
まずこの日最初の乗車列車は、佐伯6:18発の延岡行き普通列車。
こう書いただけでは少々朝の出発が早めな程度でこれまでの一日の乗り継ぎのスタートと変わりませんが、実はこの列車、佐伯から先延岡までの区間を通し運転する唯一の下り普通列車なのです。
大分県と宮崎県の県境のいわゆる「宗太郎峠」と呼ばれる峠を越える区間である佐伯ー延岡間では、この区間を直通する普通列車が下り1本、上り2本しかなく、特に青春18きっぷユーザーにとってここは「宗太郎越え」と呼ばれる最難関区間となっています。
もっとも、佐伯ー延岡間を走る列車自体の本数がこれだけというわけではなく、「にちりん」などの特急がそれなりの本数運転されているので、この両駅間を移動することそのものはそれほど不便というわけでもなく、また18きっぷの利用は想定していないこの妄想旅ではあえて早朝の希少な普通列車に乗らずに特急で楽に移動してもよいのですが、せっかくなら妄想旅とは言え「宗太郎越え」の普通列車で旅する経験をしてみようと、佐伯に深夜到着・早朝出発する行程を組んだわけです。
その佐伯6:18発の延岡行は、普通列車にも関わらず特急型電車787系の4両編成で運転され、駅の案内でも乗車券だけで利用できる旨案内があるようです。
そしてこの列車では原則として4両編成の先頭の1号車のみが利用でき、その他の車両には乗車できませんが、この1号車はグリーン席と普通席の合造となっており、別途自由席グリーン券さえ購入すれば(車内で車掌から購入するシステムのようです)ぐ隣席も利用できる(青春18きっぷでも)乗り得な列車です。
佐伯駅を発車した列車は、まだ夜が明けきっていない峠道を走っていきます。
「宗太郎越え」の俗称の由来でもある峠の秘境駅宗太郎には6:54に到着。この列車に使用されている787系の改造車である観光列車「36+3」がこの宗太郎越えの区間を走行する際には、宗太郎駅に下車する時間も設けられているようですが、たった1本しかない貴重な下り普通列車でこの駅に降り立ってしまうわけにもいかないので、おとなしく車内から駅の様子を眺めるにとどめます。
そしていろいろと異例ずくめの佐伯発延岡行普通列車は、7:26に終着延岡駅に到着。特急型車両での贅沢な普通列車の旅が終わります。
延岡駅から乗り継ぐのは、8:04発の特急「ひゅうが9号」。車両は787系で、普通列車と特急列車で連続して同じ形式の車両に乗車するというのも何だか不思議な感覚です。
かつてのリニアモーターカー宮崎実験線の遺構を利用したメガソーラー施設や日向灘などを車窓に眺めながら進み、9:15に宮崎駅に到着。列車自体はこの先の宮崎空港駅までの運転ですが、ひとまずこの駅で下車します。
宮崎駅ではこの先の接続の都合もあり1時間半ほどの小休止をとり、10:49発の西都城行き普通列車に乗り継ぎます。
そして12:03に終着西都城の一つ手前の都城駅に到着。
この後も引き続き鹿児島方面へ向けて南下していきますが、続きはまた次回です。
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