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新幹線E4系「Max」の思い出 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
一昨日10月1日に、オール2階建て新幹線E4系「Max」が、24年間にわたる定期運用を終え、10月中に予定されている臨時列車での運転が終わると完全に現役を引退することになります。
最終日の10月1日は東京駅や新潟駅などには鉄道ファン以外にも多くの人が見送りに訪れて大賑わいになり、いろいろなメディアでもかなり大きく取り上げられていたようです。
個人的には、ここまでE4系引退が大きなニュースになるとは思っていませんでしたが、やはり24年間という活躍期間の長さと、その活躍期間の後半は上越新幹線だけで運用されていたことから、新潟の方々にとってはなじみ深い車両の一つだったことも影響しているのかもしれません。
そして、E4系の引退は、新幹線におけるダブルデッカー(2階建て車両)の消滅(保存車を除く)も意味します。
今を遡ること36年前、東海道・山陽新幹線に登場した初の2階建て新幹線100系のデビュー当時を知る者としては、これも感慨深いものがあります。

私自身は、E4系には東北新幹線で1回、上越新幹線で4回ほど乗車したことがあります。
このE4系が登場した1997年当時、鉄道雑誌に掲載された完成予想イラストや実際に登場した車両を見て、まるで頭を強い力で押さえつけられている動物のように見える前面形状があまり好きになれませんでした。
しかし、2003~2004年頃に初めて乗車し、2会席からの眺望を楽しんでみると、そういったこともあまり気にならなくなりました。
結局、私のE4系乗車は、東北新幹線の大宮から郡山までが1回の他は、上越新幹線の上野屋大宮から高崎までと比較的短い区間の乗車にとどまりました。
もともとはあまり観光目的での利用を想定していない車両だったのかもしれませんが、それでも特に防音壁にあまり邪魔されない2階席からの眺めは楽しかったので、一度は東京から新潟や仙台(盛岡までの定期運用はあったっけ?)まで、ゆっくりE4系に乗ってみたかったです。

コロナ禍ということもあり、私自身はE4系のお別れ乗車もできず、新潟県内の上越新幹線数駅で発売されたE4系引退を記念した駅弁を食べ比べすることもできませんでしたが、それでも少ないとはいえ乗車する経験ができたことはよい思い出になりました。
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