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2012年夏 北海道遠征の思い出 その13 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2012年夏に北海道で鉄道旅をした時の思い出の振り返り、最終回です。

朝に札幌駅を発ち、「北斗8号」「スーパー白鳥34号」を乗り継いで16時頃に青森駅に到着しました。
あとはこの夜の上野行ブルートレイン「あけぼの」に乗車して関東に戻るだけになりました。
「あけぼの」乗車は当初予定していた行程の通りで、もし予定通りこの日朝に札幌からの夜行急行「ハマナス」で青森に到着できていれば、夕方の「あけぼの」乗車まで青春18きっぷを使って青森県内の未踏破路線の乗りつぶしをしようかと考えていましたが、体調不良で予定を変更したためこの計画は流れてしまいました。

「スーパー白鳥34号」で青森駅に着いてから「あけぼの」が入線してくるまでは少し時間があるので、それまで駅構内で軽く駅撮りをしながら過ごしました。
まず狙ったのは、16:21に青森駅を発車する大阪行ブルートレイン「日本海」。
「日本海」はこの年3月のダイヤ改正で定期列車としての運転を終え、その後は臨時列車として運転されていました。
臨時列車化とともに開放型A寝台車オロネ24の連結もなくなり編成自体も短くなりましたが、誕生以来変わらぬデザインの紺色のヘッドマークを掲げたローズピンクのEF81 107号機と24系客車の姿は定期列車時代そのままで、夜行列車を愛する者として嬉しくなりました。

発車していく「日本海」を見送った後、他の発着列車を撮影したり駅前を少しぶらぶらしたりしていると、「あけぼの」発車の時刻が近づいてきました。
18時を回ってしばらくすると、DE10に引かれて「あけぼの」編成が入線してきました。
当時の上野駅ほどではないにせよ、やはりホームで撮影している人は結構いたようでした。
この日青森から「あけぼの」を牽引したのは赤一色塗装のEF81 136号機でした。
18:25頃、「あけぼの」は3分ほど遅れて青森を発車。
青森駅から乗車した人は思っていたより少なめに見えましたが、発車後の車内放送では個室のA寝台・B寝台・開放型B寝台ともに満席だったようで、これもブルートレインズ機としてはなんだかうれしくなってきます。
この日私が利用したのは、5号車の1人用の個室B寝台「ソロ」の下段室。
個室に入るまでの見た目は狭苦しそうに感じる部屋ですが、入室してドアを閉めてしまえばさほど狭い感じはなく、落ち着いてゆっくり過ごせる個室でした。
発車後一息ついてから青森駅で購入した駅弁を食べてしまうと、あとは特にすることもなく、秋田駅を発車してしばらくして早めに就寝。
長岡駅で機関車がEF64 1032号機に変わったのも気付かないまま爆睡し、高崎線を走行しているあたりで目覚めました。
そして6:58、「あけぼの」は上野駅に定刻到着。山手線と西武線を乗り継いで自宅へ向かいました。

こうして2012年夏の北海道遠征は終わりました。
関東と北海道の気温差に見事にやられ、後半は体調不良で予定変更を余儀なくされるなど、満足のいく成果が残せたとはいいがたい残念な遠征となってしまいました。
特に、2020年に廃止された札沼線の北海道医療大学ー新十津川間や、2016年廃止の夜行急行「はまなす」の乗車を断念せざるを得なくなり、リベンジ乗車のチャンスも逃してしまったのはなんとも悔やまれてなりません。
あれから9年の月日が経ち、北海道の鉄道もあの頃とはかなり変貌しています。
今のところいつになるのか見通しが立たないけれど、いつかまた北海道へ鉄道旅に出かけたいと思っています。
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