SSブログ

贅沢な悩み 好きだからこそ… [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:好きな路線

私に限らず、鉄道好きの人がよく受ける質問が、このお題にあるような「あなたの好きな路線て何線?」とか「おすすめの路線は?」だと思います。
でも私にとっては、もしかしたらこういう質問が一番「難問」であり「意地悪な質問」でもあるんだろうと思います。
なぜなら、これまで実際に乗ったり写真や映像で接してきた鉄道の中に「嫌い」や「がっかり」という印象を抱いた路線というのが全くないからです。

まだ幼いうちから「鉄」の沼にどっぷりとはまり40数年。
まだまだ日本の鉄道全線を乗り尽くすまでには及ばないけれど、今まであちこちの路線に乗ったり撮影したりしてきました。
その中には風景や車内の雰囲気といった「列車旅行」という観点から好きになった路線もあれば、車両や列車ダイヤなど「鉄」目線から好きになった路線もたくさんあります。
一方、全区間が地下区間で車窓を楽しめない地下鉄や、車窓風景や車両にもこれといった特徴のない路線があることも事実です。
でも、なぜかそういう路線でさえも、「嫌い」や「がっかり」という感情は湧いてこないんですよね…

そういうわけで、ベスト1を挙げることなどもはや無理ですが、それでもあえて好きな路線を、と言われれば…
地元を走る西武線…ではなくやっぱり京急ですかね。
生まれが京急沿線で、生まれて初めて接した鉄道の一つでもある馴染みの路線である上、車両やダイヤなど「鉄」目線の楽しみも多いですからね。

タグ:路線 京急
nice!(9)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

長く住んではいるけれど… [ノンジャンル]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:今住んでいるところの1番好きなところ

今住んでいる埼玉県某市に引っ越してきて、今年でもう44年。
これだけ長く住んでいるにもかかわらず、このお題を見て、はたと考え込んでしまいました。
正直、「ここが好きだから今もこの街に住んでいる」という、某氏に住み続ける明確な理由がいまいち思いつかないんですよね…

決して某市のことが嫌いというわけではありません。
でも、何というか…
全国的に知られた観光名所があるわけでもないし、歴史的に重要な場所というのも特になく、よくも悪くも特徴がないというのが特徴の市なので、住んでいてもあまり地元の好きな点というのを意識することがないというのはあります。

まあ、強いて某市のいいところを挙げるなら、全国的なブランド力のある名産がある(もっとも某市だけでなく、周辺のいくつかの市も含めた名産ですが)ことと、私の知る限り自然災害で大きな被害につながる要素が少ないと思われるところですかね…
あとは、最近住みやすさの点で注目度が上がっている(らしい)所沢に近いので買い物など何かと便利というのはあるかもしれません。
もっとも、都内(特に池袋・新宿・渋谷より先の都心部)へ出るのに時間がかかるなど、不満な点や改良してほしいところはいくつもありますけどね。

まあ、今のところ某氏を離れるつもりはないので、これからも地元の「ここが好き」というポイントは探していきたいと思っています。
タグ:埼玉県
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

20年前の「北斗星」 個室寝台「ロイヤル」乗車の思い出 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:この時間がずっと続けばいいのにって思ったことある?

楽しい時間を過ごしていると、こういう瞬間って多いものですが、私は長距離の鉄道旅を楽しんでいるときにはいつもそういう気分になります。
中でもその思いが特に強くなっていたのが、「鉄」遠征の生き返りにブルートレインに乗って一夜を過ごし、終着(または下車駅)が近づいている時でした。
単にブルートレインや夜行列車が好きだからというだけでなく、これらの列車の持つ他のタイプの列車とは違う独特の空気感がそうさせたのかもしれません。

「まだまだ乗っていたい」「何ならあと1時間ぐらい遅れてくれてもいい」
移動の為だけに乗っている列車では感じることのないこんな気持ちになった列車の旅の体験は何度かありますが、その中から今回は、ちょうど今から20年前の夏に乗車したブルートレイン「北斗星」の個室A寝台「ロイヤル」の思い出を振り返ります。

2001年のちょうど今(8月上旬)、私は約1週間の北海道での鉄道旅からの帰りに、関東へ帰るため、(確か)札幌駅19:20頃発の上野行「北斗星4号」を利用しました。
この旅では、北海道への足は往復とも「北斗星」でした。
往路では1人用個室B寝台「ソロ」を利用しましたが、帰路では「北斗星」の中でも最も豪華な設備の「ロイヤル」に乗ることができました。
やはりせっかく「北斗星」に乗るなら「ロイヤル」に一度は乗りたいと思っていましたが、「北斗星」登場から廃止まで終始プラチナチケットであり続けたこの豪華個室についに乗れるとあって、乗車前からわくわくが止りませんでした。

発車数分前に「北斗星4号」が札幌駅に入線し、さっそく乗車して指定の個室に入りました。
「ロイヤル」の内部はこれまでに何度も写真やイラスト、映像で見たことがありましたが、いざ実際に入ってみると広すぎもせず狭すぎもせずといった感じのちょうどよい広さで、一晩を過ごすには十分すぎるくらいのよい雰囲気でした。
個室内には幅の広いベッドや回転いす、テーブルがあるほか、映画のビデオが流されるモニターテレビや、車掌室や食堂車とつながっているインターホンなども設けられていました。
さらに室内の扉を開けるとこの個室専用のシャワールームと折り畳み式洗面台・洋式トイレもあるという、至れり尽くせりの充実した設備でした。

札幌駅を発車後、車内改札を受けてしばらくすると、食堂車のスタッフがやってきてウェルカムドリンクを持ってきてくれました。
このサービスも「ロイヤル」利用客だけの特権で、「北斗星」のヘッドマークがプリントされたラベルの付いたワインとウイスキー、ミネラルウォーター、缶の緑茶とおつまみ(ナッツやさきいかあたりだったと思います)がセットになっていました。
ドリンクが来たところで、それらを飲みながら札幌駅の駅弁で夕食としました。
ワインもウィースキーも普段ほぼ飲まないのでそれだけでも「非日常」ですが、豪華な個室寝台で飲むとやはり特別な体験という感じがしました。
シャワーを浴び、残っていたサービスのドリンクを飲み終わると、鉄道旅の疲れなのかワインやウィースキーの酔いなのか、だんだんと眠気が襲ってきました。
そして、いつもよりやや早めにベッドに入ると、青函トンネル通過も気付かずに爆睡。夜行列車でここまでよく眠れたのも今のところこれが唯一です。

翌朝、6時半前後の仙台駅到着の頃に目が覚め、食堂車で朝食を食べて個室に戻ると、8時頃になって再び食堂車のスタッフがやってきて、モーニングコーヒーと朝刊を持ってきてくれました。
これも「ロイヤル」利用客へのサービスで、前日にウェルカムドリンクを持ってきてくれた時に指定した時間通りに届けてくれたものでした。
コーヒーは先ほど食堂車で飲んだばかりでしたが、ゆったりした椅子に腰かけながら飲むコーヒーはまた格別。
朝刊はおそらく川内駅で積み込んだと思われる宮城県の地方紙河北新報で、東京と北海道を結ぶ列車で宮城県の新聞を読むというのも、この列車ならではの面白さでした。

そんなこんなで、札幌を出てからというもの普段は味わうことのない贅沢な列車の旅を楽しむうち、「北斗星4号」の終着上野駅到着が近づいてきました。
前にも書いた通り「まだまだ乗っていたい」という思いを抱きながら終着駅へ向かう経験はこれまでに何度もしましたが、この「ロイヤル」での一夜が終わろうとするこの時間に感じた「まだ降りたくない」という気持ちはいつも以上のものでしたし、この優雅な時間を再び経験することができないのが残念でなりません。

「まだまだ乗っていたい」「降りたくない」と思えるような列車の旅、これからもしたいですね。
nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

断然こっち! [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:海、山どっちに行きたい?

私は断然、海派です。
やっぱり夏といえば海でしょう!
といっても、海水浴なんて小中学生の頃に数回行ったきりですし、そもそも私はほとんど泳げませんけどね(苦笑)
でも夏の風景として真っ先に連想するのはやはり海とか海水浴ですし、泳がずに見ているだけでも海や海辺の景色は好きですね。

生まれて初めての海水浴は、まだ3歳ぐらいの時に父方の祖父が連れて行ってくれた三浦海岸でした。
40年以上前の三浦海岸といえば、テレビのニュースで海水浴場の混雑ぶりを伝える時にたいてい映像が使われるほど人出が多く、まさに海水浴のメッカといえるスポットでした。
また当時、三浦海岸では毎日日替わりで人気アイドルが出演するラジオの公開生放送が行われたりもして、そういう意味でも人気のある海水浴場でした。
私を海水浴に連れて行ってくれた父方の祖父は、当時東京都大田区蒲田に住んでおり、車も持っていなかったので三浦海岸へは電車で出かけましたが、行き帰りに乗った京急の快特や特急も大混雑でした。

あれから40年以上が経ち、今の三浦海岸はどんな状況なんでしょうか?
もともと海水浴自体が昔のように人気のあるレジャーではなくなっているところへ、コロナ禍の影響で神奈川県内でも多くの海水浴場が開設されないということで、かつての賑わいを知る者からすればかなり寂しい夏になっているのではないか、と感じてしまいます。
nice!(7)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

【妄想旅】稚内発枕崎行 日本縦断妄想18きっぷ旅 その5 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
青春18きっぷを使った、稚内駅から枕崎駅までの日本縦断普通列車乗り継ぎ妄想旅プランの紹介、今回で最終回です。

(妄想)乗り継ぎ旅最終日の5日目は、博多発7:50の鹿児島本線快速大牟田行でスタート。
この日は九州を北から南へ縦断し、夕方にはゴールの枕崎駅まで到達します。
快速に1時間余り乗車して到着した大牟田駅では、すぐ接続の熊本行に乗り換え。
かつては30分間隔で特急が走っていたにもかかわらず、現在は短編成の普通電車が走るだけになってしまった鹿児島本線の熊本県内区間を通り熊本駅へ、さらに熊本駅からは八代行に乗り換え、10:50に八代駅に到着します。
ここから川内駅までの旧鹿児島本線区間は、九州新幹線の並行在来線ということで第三セクター鉄道の肥薩おれんじ鉄道に移管されているので、この区間は18きっぷは使えず別途乗車券を購入しての乗車となります。
八代駅での鹿児島本線から肥薩おれんじ鉄道への接続はよく、わずか3分の接続時間で出水行に乗り換えます。
肥薩おれんじ鉄道の旅客列車はすべて気動車での運転のため、ここからしばらくは、函館駅で函館本線の列車から下車して以来の気動車の旅となります。
787系による在来線特急時代の「つばめ」でこの区間を乗車した時のことを思い出しながら気動車に揺られて12:14に到着した出水駅でこれまたすぐ接続する川内行に乗り換え、13:20に川内駅に到着して肥薩おれんじ鉄道全線を踏破します。
川内からは再び18きっぷの旅に戻り、1時間ほどの待ち時間で14:22発の都城行に乗り換えます。
川内ー鹿児島中央間は再びJR九州の鹿児島本線となりますが、乗車する列車は日豊本線に直通する都城行というのがなんだか不思議な感じもします。
都城行は鹿児島中央駅に15:12に到着。50分の待ち時間でこの(妄想)乗り継ぎ旅の最後の乗車列車である16:02発の指宿枕崎線枕崎行に乗り換えます。
気動車のエンジン音を聞きながら5日間の乗り継ぎ旅を振り返りつつ、JR最南端の駅西大山駅などを通って18:35に(妄想)乗り継ぎ旅のゴール枕崎駅に到着します。

以上、青春18きっぷを使って普通・快速列車で北から南へ日本を縦断する鉄道旅の妄想プランを組んでみました。
あくまでも机上(というかパソコン上)の妄想旅プランなので、早朝から夜遅くまでひたすら列車に乗り続けるというかなりハードな旅のプランになっており、実際にこのような旅をしようとするのは厳しいですが、敢えてそういう旅を楽しんでも辛く感じないところが、妄想旅のよいところかもしれません。

…でも、やっぱり早くリアルな鉄道旅がしたい!
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【妄想旅】稚内発枕崎行 日本縦断妄想18きっぷ旅 その4

こんにちは、gonanaです。
青春18きっぷを使った、稚内駅から枕崎駅までの日本縦断普通列車乗り継ぎ妄想旅プランの紹介、今回も続きます。

(妄想)乗り継ぎ旅4日目は、東海道本線米原駅からスタート。
初日から3日間、5・6時台の早朝出発が続きましたが、この日と翌日は少しだけ遅めの7時台の出発となります。
米原駅から乗車するのは、7:29発の新快速姫路行。
朝のラッシュ時間帯が終わりかけの京阪神を通り抜け、終点の姫路駅に到着するのは10:08。
姫路で赤穂線直通の播州赤穂行、相生駅では山陽本線の岡山行へと、それぞれわずか1分の接続時間で乗り継ぎます。どちらも同じホームでの乗り換えとはいえ、休む間もないあわただしい乗り継ぎです。せめて愛生での乗り換えがなければ楽なんですけどね…
相生からの岡山行は11:38に岡山駅に到着。
9分の接続時間で乗り継いだ福山行で到着した福山駅では、前日昼前以来久しぶりに30分近いまとまった乗り換え時間があります。
いくら列車に乗ることが大好きでも、短い接続時間での乗り換えを続けているとやはり疲れが出るものなので、これくらいの待ち時間はよい球形になってうれしいものです。
福山から乗車するのは13:12発の三原行ですが、1駅手前の糸崎駅で岩国行に乗り換えます。
15時過ぎに広島駅を通り、16:04に着いた岩国駅では、また1分の接続時間で下関行に接続。いよいよ本州の西の端が見えてきます。
115系に揺られて瀬戸内海を車窓から眺めたりしながら山口県内を横断し、19:25に本州の西の端下関駅に到着。
ここでもわずか1分の接続時間でJR九州415系の小倉行に乗り換え、関門トンネルをくぐって九州へと渡ります。
そして、そして小倉駅で博多行区間快速に乗り換え、21:05に終着博多駅に着いたところでこの日は終了となります。

次回、(妄想)乗り継ぎ旅最終日です。
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【妄想旅】稚内発枕崎行 日本縦断妄想18きっぷ旅 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
青春18きっぷを使った、稚内駅から枕崎駅までの日本縦断普通列車乗り継ぎ妄想旅プランの紹介、今回も続きます。

妄想乗り継ぎ旅3日目は東北本線一ノ関駅からスタート。
前日は午前0時近くの到着でしたが、この日も午前6時前の出発となるハードスケジュールになります。
ただそのおかげで、この日は岩手県から一気に滋賀県内まで進むことができます。
一ノ関駅から乗車するのは、5:56発の仙台行。ここから午前中は、仙台・福島・郡山と、規模の大きな駅ごとに乗り継ぎを重ねていく行程となります。車両も同じ川内車両センター所属のE721系か701系なので、やや単調な感じも…
郡山駅から乗車した新白川行は11:31に終着新白河に到着。
黒磯駅付近の交直切り替え地点の変更に伴い、もともと細切れ状態になっていた東北本線普通列車の運転系統がここ新白河でも分割され、同じ福島県内で3回も乗り換えが必要になっているのは正直面倒ではあり、この点では運転系統の分割駅のやや少ない常磐線経由が便利かもしれません。
新白河駅から乗車するのは、11:55発の黒磯行。車両は常磐線でも活躍するE531系で、一気に首都圏に近づいた感じになります。
12:18に到着する黒磯駅でもまた乗り換え。せっかく交直両用のE531系なのだからこのまませめて宇都宮まで直通すればよさそうなものですが…
ここから乗り継ぐのは、12:23発の宇都宮行。この列車に使用される205系は来年には新形式E131系600番台への置き換えが予定されており、現時点ではこれも貴重な乗車経験となります。
宇都宮駅でわずか3分の接続時間で乗り継ぐのは、上野東京ライン経由で東海道線に直通する13:18発の熱海行。
拠点駅ごとに乗り継ぎを繰り返した午前中とは一転して、ここからは比較的長めな運転距離の列車を短時間の接続時間で乗り継いでいくことになります。
15時過ぎに上野駅や東京駅を通り東海道本線に入った熱海行は、17:02に終着熱海駅に到着。午前中のことを思えば、上野東京ライン(と湘南新宿ライン)の便利さを実感する乗り継ぎ旅でもあります。
熱海からは17:09発の浜松行に乗り換え。
おそらく211系または313系のロングシート車による運用と思われますが、浜松まで乗り換えなしというのは、少しずつ乗り継ぎ旅の疲れを感じるであろうこのタイミングではありがたい存在かもしれません。
19:43に到着した浜松駅でも5分の接続時間で豊橋行きに乗り換え、さらに豊橋駅からは313系の新快速で米原へと乗り継ぎ、22:38に到着する米原駅でこの日は乗り鉄終了となります。

次回、4日目編です。
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【妄想旅】稚内発枕崎行 日本縦断妄想18きっぷ旅 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
青春18きっぷを使った、稚内駅から枕崎駅までの日本縦断普通列車乗り継ぎ妄想旅プランの紹介、今回も続きます。

妄想乗り継ぎ旅の2日目は、長万部駅6:28発の函館本線函館行で出発。
国鉄型のキハ40に揺られながら函館を目指します。
途中の森ー大沼間では、渡島砂原駅を経由するいわゆる「砂原支線」を経由する、普通列車ならではのルートを走ります。
長万部からのキハ40は9:48に函館駅に到着。
さて、ここからはいかにして本州に渡るかが問題になります。
かつては、そのまま函館から青函トンネル経由で函館と青森を結ぶ快速「海峡」に乗り継げばよかったのですが、青函トンネルを通過する旅客列車が北海道新幹線のみとなった今では18きっぷのみで青函間を移動することはできなくなりました。
そこで、完全に並行在来線のなくなる津軽今別ー木古内間のみ北海道新幹線に乗れる18きっぷの「北海道新幹線オプション券」があるのですが、それを使うにしても津軽今別・木古内両駅ではJR津軽線(本州側)や道南いさりび鉄道(北海道側)との乗り換えが必須となり、接続もよくなくあまり効率的なルートといえません。
そこで、青函連絡船亡き後も函館ー青森間を海上移動できるフェリーを利用することにします。
函館駅前からバスで函館港の北埠頭へ移動し、11:35発の青森港行に乗船します。
乗船する船の船名は何と「はやぶさ」。
北海道新幹線の「はやぶさ」に対抗して名付けられたのかどうかはわかりませんが、青函間を結ぶ新幹線とフェリーが同じ名前とは面白いです。
ちなみにこの青函フェリーが運航している他の3隻のフェリーの名は、「あさかぜ21」「3号はやぶさ」「あさかぜ5号」と、ブルートレインファンとしては乗ってみたくなる船名ばかりで、いずれもリアルでぜひ乗りに行きたいものです。
さて、「はやぶさ」の船内にはレストランや喫茶室はないものの、普通列車の乗り継ぎが続く日々の中では貴重なゆったり空間の中での移動となります。
青森港には青函連絡船とほぼ同じ3時間50分後の15:25に到着。
ここから青森駅までもバスで移動しますが、前後のバス代を含めても価格は「北海道新幹線オプション券」を利用して新幹線に乗るのとほとんど変わらず、しかも非効率な乗り換えが回避できるとあっては、18きっぷの旅でもフェリー利用はかなり便利な選択肢といえそうです。

青森港からバスで青森駅へ移動し、再び鉄道の旅に戻ります。
青森駅からは上野駅・東京駅まで、かつての東北本線の区間を南下していくことになりますが、このうちこれから乗車する青森ー盛岡間は、途中の目時駅を境に北側の青森県内が「青い森鐵道」、南側の岩手県内が「IGRいわて銀河鉄道」という2社の第三セクター鉄道に移管されており、この区間では18きっぷが使えず、この区間は先ほどのフェリーやバス同様別途運賃を支払って乗車します。
青森駅から乗車するのは17:23発の八戸行。
さらに18:57着の八戸駅でIGRいわて銀河鉄道線に直通する盛岡行に乗り換えます。
この青森ー盛岡間は1990年代中盤までED75+50系客車による普通列車が健在で、私もぜひ乗りたかったのですが実現できずに終わりました。
そんな客車鈍行のことを考えながら、盛岡駅に21:05に到着します。
もう時刻も21時を回ったので、この日の乗り鉄は盛岡駅で終了、としてもいいのですが、まだ長万部ー函館間でしか使用していない本日分の18きっぷを有効活用すべく、盛岡22:07発の一関行で終点一関まで進み、23:37着の同駅で乗り鉄終了とします。

次回、3日目編です。
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【妄想旅】稚内発枕崎行 日本縦断妄想18きっぷ旅 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
夏休みシーズンなのに相変わらず乗り鉄にも行きずらい状況が続いているので、またまた妄想乗り鉄シリーズです。(またかよ、と思われた皆様、すみません)
今回は、夏休みということでややスケールの大きめなものをということで、青春18きっぷ(5日分)を使って北海道稚内駅から鹿児島県枕崎駅まで普通・快速列車を乗り継いで南下するコースを考えてみました。
コースを組むにあたっては、18きっぷ1枚(5日分)に収まる行程とすることにしたため、細かな支線などは経由せず比較的シンプルなルートとしました。またこの理由から途中で18きっぷの使えない、新幹線の並行在来線として第三セクター化された路線もいくつか経由することにしました。(もちろんこの区間は別途運賃を支払う形となります)
この妄想旅の出発日は昨日(7月31日)の想定とし、初日と2日目は土曜・休日ダイヤ、それ以降は平日ダイヤをベースにして列車時刻の検索を行っています。

妄想旅初日は、稚内駅を早朝5:20に発車する宗谷本線名寄行き普通列車(以下、列車種別のない単に「列車」と記す場合はすべて普通列車です)で出発。
夜明けの道北の大地を眺めながら、5日間の日本縦断の旅が始まりました。
8:46に着いた名寄駅では、1時間ちょっとの接続時間で10:01発の快速「なよろ4号」に乗り継ぎ、旭川駅へ向かいます。
旭川駅では函館本線札幌方面への普通列車への乗り継ぎの関係で2時間少々の昼休み(?)となり、13:48発の滝川行で旭川を後にします。
その後は滝川・岩見沢と乗り継いで、札幌駅の手前の白石駅へ向かいます。
岩見沢で乗り継ぐのは白石から先も函館本線を進む小樽行ですが、小樽駅での乗り継ぎがあまりよくないため、白石駅で分岐する千歳線の苫小牧行に乗り継ぎます。
17:24着の苫小牧駅では10分ほどの乗り継ぎ時間で東室蘭行き、さらに東室蘭で長万部行に乗り継ぎ、小樽経由より2時間ほど早い20:21に長万部駅に到着します。
ここではさらに函館本線森駅への普通列車に乗り継ぐこともできますが、この日は朝がかなり早かったのと、宿の取りやすさも考慮してここで乗り鉄終了とします。

次回、2日目編です。
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。